出発前の打ち明け!
翌日、リリーは皆にあの花畑へ行ってドラゴンに会いに行く事を伝えた。
三人 「えぇ~!?あの花畑へ行ってみる~!?」
アイリスだけは黙っていた。
ダリア 「ちょっとリリーどういうつもりですの!?」
アマリリス 「そうです~!!殺されに行くようなものです~!!」
チェリー 「まさか本気なんそれ!?」
リリーは激しく頷いた。
ダリア 「信じられませんわ!普通そんな事しようとは誰も思いませんわ!!」
アマリリス 「自殺行為です~!!考え直すです~!!」
チェリー 「そうやで~、リリーはん。うちいやや!!リリーはん失うのは!!」
三人は必死でリリーを説得してた。
だがリリーの決意はゆるぎそうにないようだ。
アイリス 「・・・は~、リリーならそう言うと思ってたわ」
三人 「えぇ~!?」
アイリスの言葉に三人は驚いた。
アイリス 「リリーならきっと大丈夫よ」
ダリア 「なぜそんな事言えますの!?」
アマリリス 「普通そこは止めるとこです~!!」
チェリー 「そうやで~!リリーはんとは親友同士なんですから~!!」
そう、リリーとアイリスは無二の親友同士。
お互いにゆるぎない絆で結ばれていた。
アイリス 「ふふふ、リリーはそんな簡単にやられるような子じゃないわよ。この子はどんな不可能でも可能にしてしまうし、第一、リリーはここのプリンセスなのよ。リリーの実力は皆もわかっているでしょ?」
三人はしぶしぶ頷く。
でもやはりまだ納得はしていないようだ。
アイリス 「は~、リリーなら大丈夫。それにリリーはやると言ったら必ず実行するわよ。まっ、私の話聞いた後リリーすごく行きたがってたから納得してたけど。行くんでしょ?」
リリーは再び頷いた。
アイリス 「・・・あの森は暗いし迷いやすいから、これを渡しておくわ。」
アイリスはリリーに花びら型のランタンと、道しるべ用の光どんぐりの入った子袋を手渡した。
リリー 「ありがとうアイリス。やっぱアイリスにはお見通しね。これあの時から用意してたんでしょ?」
アイリス 「もちろん、親友である私をなめないでよね!」
二人はお互いに見合って笑った。
ダリア 「・・・必ず帰ってきなさいよ!!」
アマリリス 「本当は行かせたくないです~。でもリリーの決意は固いです~!!皆で待ってるです~!!」
チェリー 「気をつけて行って来るんやで~!!」
三人の目には涙が浮かんでいた。
アマリリスはすでに泣いていた。
リリー 「ありがとう皆。・・・じゃ~いってきま~す!!」
リリーは皆に別れをつげると、森へ向かって歩きだした。
いよいよあのドラゴンに会う機会がめぐってきた。
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