リリー危うし!
アイリス 「黒き闇の舞!!」
リリー 「花達の戯れ!!」
バシュン
両者の技がぶつかって同時に相殺される・・・。
どちらも一歩も譲らない激しい攻防を繰り返していた。
アイリス 「・・・ふぅ、さすがリリー、一筋縄ではいかないようね・・・」
リリー 「そういうアイリスだって相変わらず強いわね~・・・(ちょっと疲れてきたわ・・・)」
内心リリーは疲労しつつあった。
アイリスはいち早くそれに気づいた。
アイリス 「隙あり」
一気に間合いをつめて近距離で闇のエネルギー弾を放つ。
リリーは辛うじて避けるが・・・
アイリス 「戸惑いの陰撃ち!」
続けて連射された攻撃は避けきれずにまともにくらってしまう。
リリー 「がはっ・・・」
リリーはなんとか堪えたが、後からダメージが伝わる。
アイリスはその様子をみて愉快そうにほほ笑む。
がばね 「リリー!?」
がばねは闇の空間の中で必死に叫ぶ。
リリー (がばね!!・・・先にがばねを助けないと・・・)
リリーはがばねを助けに向かおうと駆け出した・・・だが、
ズキュン
突然胸が苦しくなってその場に立ち止まる。
心臓を鷲づかみにされたような痛みが走る。
リリー 「うぐっ!?」
アイリスがすぐそばに来る。
アイリス 「せっかくの獲物よ、そう簡単に渡せないわ」
さらに胸が苦しくなる。
リリー 「くぅ・・・唸りの鞭打ち!!」
耐えきれずアイリスに向けてフラワーウィップを振るう。
アイリスは横に避けて攻撃をかわす。
攻撃を仕掛けたおかげで胸の苦しみは解けた。
だが、リリーの体力は少し限界にきていた。
リリー (やばい・・・もう一度癒しの復活を・・・)
リリーは空に向けて手をかざした。
だが、回復させる事を考えていた為にアイリスの事を一瞬忘れていた。
アイリス 「回復の暇を私が与えると思って?」
アイリスが目の前に立ちはだかる。
リリー (!?しまった!!)
気づいた時にはもう遅かった。
アイリス 「黒き闇の舞!!」
リリーは避けきれずにまたもやくらってしまう。
リリー 「きゃぁぁぁぁ!!」
後方に吹き飛ばされる。
リリーの体はぼろぼろだった。
アイリス 「もうおしまいね・・・死になさい」
手にどんどん闇が集まる。
ととめをさすつもりだ。
がばね 「くそ・・・(このままじゃリリーが)うぉぉぉぉぉ!!」
雄叫びをあげた途端に黒いオーラが体中から発生する。
アイリスはがばねの方にふりむく。
アイリス 「無駄よ、そこから出られるわけが・・・」
ピキッパキッ
空間に亀裂が入る。
アイリスはそれを見て目を見開く。
がばね 「リリーがピンチな時に黙って見てられるか!!うぉぉぉぉぉ、黒の炎!!」
パッキーン
がばねを閉じ込めた空間が見事に砕かれる。
がばね 「黒金の交差切り!!」
黒く染まる爪でアイリスに斬りかかる。
アイリスは浮遊してその攻撃を避ける。
がばねはそのままリリーのそばに到着する。
がばね 「リリー、大丈夫か!?」
リリーはこくんと頷く。
リリー 「癒しの復活!!」
がばねと共に体力を回復させる。
アイリス 「やれやれ・・・まさか打ち破るなんてね・・・恐ろしいドラゴンだこと」
がばね 「ふ、さんざんめちゃくちゃにしやがって・・・、たっぷりお返しをしてやる!!」
黒いオーラがにじみ出る。
リリー 「まだまだ終わらないわよ!!がばね、準備はオッケー?」
がばね 「もちろんだぜ!!覚悟しろ、アイリス!!」
リリーとがばねはアイリスに向けて駆け出した。