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死神に罠カード『奈落の落とし穴』を使われた主人公。

果たしてちゃんと海鳴につけるのだろうか?

それでは、第二話、始まります。
第二話:海鳴に、俺、参上!!
少年落下……ドサッ、完了。

「痛っ。あの死神ぃ~。落とすなら落とすって前もって言えっつーの」

とりあえず状況確認。

ここは、どこか閑静な住宅街らしいな。とりあえず目線が低くなってる。

「顔はちゃんとアレになってるんだろうな?」

俺はあたりを見渡した。するとそこにカーブミラーがあったので見てみた。
茶髪に金眼。身長は九歳の子供並。

よし。ちゃんとなってる。
ちなみにこの姿にしたのは、トレインが大好きなんだよね。俺。

「さぁて。ここからどうするかな」

闇の書覚醒二ヵ月後って言ったから、もう守護騎士は目覚めてるよな。えーと。今は八月のはずだから………ジュエルシード事件は終わったのかな?
となると。まずは、はやてに会うとするか。

俺はそう思って一歩を踏み出したが、ふとここで重要なことを思い出した。

「俺。家ないじゃん。ついでに金もないし」

ぐおおおおぉぉぉぉぉぉ!!しまったー!!能力に夢中で生活のことすっかり考えてなかった!!
やっべー。これからどうするかな。

「まっ。なるようになるっしょ」

前向きに行こうぜ。ポジティブにポジティブに。
とりあえず図書館に行こう。
えっ?何故図書館か、だって?
そんなの決まってるじゃん♪

「まずははやてに会って守護騎士とのご対面だな~」

いや。結構嬉しいのよこれが。
図書館となると、いるのはザフィーラを除く三人か。
まだ陽は落ちていない。時間にして午後二時くらいかな。
この時間ならなんとかいるでしょ。

「それじゃ。行動、開始」










◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

で。ここは海鳴図書館。

でっかいね。俺のいたところの図書館よりでかいよ。

「さあて。いるかな?アニメじゃなんかほぼ毎日行ってるっぽかったけど」

えーと………はいそこ。変質者とか思うなよ。原作に介入したいじゃないか!!
さて。改めて、っと。おっ。いたいた。
茶髪のショートカットに車椅子の少女。

八神はやて。

(こうも早く見つかるとはな。ご都合主義ってやつか?)

俺はそれとなく近づく。
どうやら上の棚の本を取ろうとしているが、車椅子に座っていせいで取れないらしい。
よし。俺が取ってやるか、と思ったが俺もその棚にはギリギリで届かない。
仕方ないので近くから子供用の台を持ってきて取った。正直、身長はもうチョイ欲しかった。

「これ?」
「あっ。ありがとうな」
「ううん。気にしないで」

俺こんな口調じゃねえよ、と思いつつ、俺ははやてとの会話に成功していた。

「他に取りたい本は?」
「え、っと。それじゃあアレとアレを………」

俺は言われた本を順々に取っていった。その殆どが童話ものだった。
やっぱりこういうのが好きなんだな、と思いつつ、もうその世界に入ってるんだよなとも思った。
一通り借りたいのが済んだのか、そのまま本を持ってカウンターに行った。俺もそれに付き合った。

「あ、あの」
「ん?」
「そこまでせえへんでもええよ?あとは一人でも大丈夫やし」
「んー。それでもさ。最後まで手伝いたいから」
「あはは。ありがとうな」

うん。可愛いね。普通に。
コラ。だから俺はロリコンじゃない!大体外見の年齢が一緒なんだから文句ないだろ!!

本を借り、図書館を出ると、そこには金髪の女性がはやてを待っていた。

湖の騎士シャマル。

闇の書、守護騎士システムの一人で参謀の役割がある。
まあとりあえずにこやかに接触しておくか。

「こんにちわ」
「あっ。こんにちわ。はやてちゃん。この子は?」
「あっ。そういえば名前聞いてなかったなぁ。名前、教えてくれる?ウチは八神はやてや」
「ん。ああ。いいよ。俺の名前は氷上京谷。よろしく」

これについては偽名。だって元の名前名乗るのも嫌だし。
ちなみに名前の元は俺が作っていたオリショの主人公の名前から。
……つうか。京谷ってこの世界にはもう一人いるんだよな。あの魔王の兄が。

「京谷君、かあ。よろしくな」
「ああ。こちらこそ。えーと。そちらは?」
「あっ。こっちはウチの家族のシャマルや」
「シャマルです。よろしくね」
「よろしくー。八神さんのお姉さん?」
「あ、あはは。えーと……」

まさか初対面の人間に向かって魔法の本から出てきました、とか言わないだろうけど。即答で言わないと怪しまれるぞ。俺は知ってるからいいけど。

「まあウチのお姉さん的な存在や」
「従姉妹か何か?」
「まあ、そんなとこや」

本当は全部知ってるけどとりあえず「そっか」とだけ返しておいた。
ここではまだ、深く接触する必要はないな。
………なんかシャマルがこっち見てるけど。気にしないことにした。

「じゃ。俺はここで。また会おうね。八神さん」
「あっ。はやて、でええよ。なんか苗字で呼ばれるとくすぐったいわ」
「そう。じゃあねはやて」
「うん。またな。京谷君!」

そういうと俺はそのまま反対方向に走り出した。
なんかシャマルが念話してたっぽいな。
まあ大丈夫だろう。

蒐集が開始されるのは少なくともあと二ヵ月後だし。
どうも初めましてKyoです。

内容が厨二ですが、どうか生暖かい眼で見てください。

ではまた次回。


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