ファイル313:業火の中の断末魔(クリーバー)『21・これは言わば『篩』』
ファミリアがコナン達に『11ヶ月の猶予』を与えてから、1日が経った。
この日、江戸川コナンを始めとする面々は、阿笠邸のリビングルームに集まっていた。
もちろん、キースやザルチムなども一緒だ。
歩美
「でも、どうするの?そのファミリアっていうのは、刃ちゃんとバリーさんと瑛祐さんが一緒になって戦っても勝てなかったんでしょ?しかも、バリーさんはもう消されてる・・・」
光彦
「絶望的としか言えませんが・・・」
元太
「それでも戦うのか?」
キース
「それでも、倒すのよ。でなきゃ、命をかけたバリー達が浮かばれないわ。」
琴美
「ええ、美香ちゃんのおかげでファミリアは11ヶ月の間動きがとれない。だけど、その11ヶ月でさらにパワーアップすると言っていた。」
マリア
「復活する前に倒せへんの?」
たくま
「キーラっていうヤツの作り出した空間の中にいると、本当にファミリアを見つけられないのか?」
ザルチム
「ムリだ。ボクも神経を尖らせてファミリアの魔力を探ったけど、何も感じられなくなっている。」
瑛祐
「オレ達は、パワーアップしたファミリアを倒す他はない。」
ユリ
「そうよね・・・負けたら私達みんな消されてしまう・・・」
風月
「世界が滅びてしまう・・・」
コナン
「もちろん、そんなフザケた事はさせないさ。」
哀
「私達がやるしかないのよ。ファミリア・ファウナを倒せるのは、今生き残っている私達だけ・・・」
刃
「とりあえず、全国に散って仲間探しをしましょう。」
暁
「オレ達だけでヤツに立ち向かうのは、いささか無謀だからね・・・」
その後コナン達は各地に散り、仲間探しを始めた。
同じ頃・・・
ザーム
「ファミリア、本当にヤツらを出すのかい?」
ファミリア
「ええ・・・ザコクラスの兵隊だけど、今のあの子達にはちょうどいいわ・・・」
そう言うと、ファミリアは次々と兵隊を生み出していた。
ファミリア
「これは言わば『篩』・・・力なき者に私と戦う資格はない・・・私が望むのは、本当に強い子だけ・・・それをこれで選別する・・・」
各地に兵隊を解き放ったファミリアは、不適な笑みを浮かべながらこう言った・・・
ファミリア
「人類よ・・・全て無に帰れ・・・」 |