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FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル231:謎の怪盗の出現『前編』


江古田高校屋上



白馬探
「黒羽君・・・怪盗キッドを辞めたというのは本当なんですか?」

快斗
「ああ・・・目当てだったパンドラは破壊したし、スネイク達も滅びた・・・そして、オヤジ達も生きて帰ってきた・・・もう、オレが『怪盗キッド』という姿になる意味はない・・・それに関しては、妹の弥生も同意見だ。」


「そうですか・・・それで、これからどうするんです?」

快斗
「どうするって?」


「江戸川コナン君・・・いえ、工藤新一君に協力するかという事を聞いているんですよ。ペンデュラムアッドを壊滅させるために・・・」

快斗
「白馬オマエ、そんな事まで知ってたのか・・・」


「ええ。父から聞いていましたし、自分で独自に調べもしました。その結果、ヤツらはとても危険な組織だという事がわかったんです。彼らだけでは、壊滅に追い込むのは難しいでしょう。」

快斗
「だがなぁ、白馬。アイツは西と京都の名探偵に女科学者、くノ一と忍者にFBI捜査官まで味方につけてるんだぜ?大丈夫だと思うんだが・・・」


「バカですねぇ、君は・・・相手は君が追っていたスネイク達だけでなく、世界を股に掛ける数多(あまた)の犯罪組織を支配下に置いている『ペンデュラムアッド』ですよ?相手の人数の方がずっと多いに決まっているじゃないですか。」

快斗
「それもそうか・・・だが、オレとオマエだけじゃ大して力には・・・」

「誰があなた達だけだと言ったの?」

快斗・探
「!!」

快斗と探が振り返ると、そこには小泉紅子がいた。

快斗
「あ、紅子・・・」

紅子
「あなた達だけに任せるワケないでしょう?私も力になるわ。それに、青子ちゃんと恵子ちゃんもあなた達の力になるって言ってたわよ。」

快斗
「青子と恵子が・・・今までそういう事にはあまり関心がなかった青子が、なんで・・・?」

紅子
「さあね・・・ただ、私に言える事が1つあるわ。人っていうのはね、好きな人のためには力が出せるものなのよ。」

快斗
「へぇー・・・」

紅子
「話が長くなったわね。そろそろ休み時間も終わるわ。戻りましょ。」

快斗
「ああ。(元怪盗に名探偵、魔女、刑事の娘、そして江古田高校1の情報屋・・・アイツの心強い味方になれればいいんだけどな・・・)」

快斗、探、紅子は、教室へと戻っていった。












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