FBIから来た女:3〜猛火・赤の章(80/111)縦書き表示RDF


FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル302:業火の中の断末魔(クリーバー)『10・希望への光』


バリー
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

ファミリア
「さ・・・少し惜しいけど、我がライバルともこれでお別れね。」

キース
「バリー!!」

ダッ!!

琴美
「クソ・・・(バリーさんでさえも、ファミリアを倒すには力が足りないの?)」

ダンッ!!


「やめなさい!!ファミリア!!!」

ドン!!

琴美
「リアンちゃん!!?」

ファミリア
「ん・・・リアンちゃんも一緒に消えるのかしら?」


「ぐ・・・あなた、どうしてこんなヒドイ事が平然とできるの!?全世界の人類を全て滅ぼそうなどとどうして考えられるの!?」

ファミリア
「バリーから聞いたのね?私が全世界の人類を全て消そうとしている事を・・・」

瑛祐・琴美
「(何!!?)」

ファミリア
「そんなの簡単よ。私が人類を滅ぼすために生まれてきたからよ。」


「答えになってないのよぉ!!!テオリイス!!!」

ドギャアアアアアアアアアア!!!

バリバリバリ・・・

ファミリア
「どうしてなの?エスパーの進化が、他の生き物を滅ぼす力や意志を生む。それのどこがおかしい?あなた達人類だって、進化の果てに『科学』という力を持ち、『核兵器』という人類を滅ぼす力を生み出したじゃないの?」


「レイガズン・リイス!!!」

ドララララララララララ!!

ヒュヒュヒュッ・・・

ファミリア
「それと同じよ。私達、超能力者(エスパー)も進化の果てに、全てを滅ぼす『私』という存在を生み出したのよ。『全てを滅ぼす』。これは私の本能よ。そういう意志、使命が、生まれた時から私の中に存在してた。私という存在は、世界が歩むべき道の1つ、『滅び』という道なのよ。」


「そんな事を言うんじゃない!!」

ファミリア
「どうして言ってはいけないの?」

ス・・・

ニナミ
「ファミス!!!」


「チャージル・リシルドン!!!」

ボシュオッ!!!

バリー
「リアンちゃん!!!」

オオオオオオオオオオ・・・

オオオオオオオオオオ・・・

バリー
「(ファミリアの呪文を受けて消滅してない!?盾の呪文を使えるようになってたのか!)」

トンッ!

ファミリア
「ヘェ・・・あなたの防御呪文、けっこう丈夫なのね。ハハ!もう少し話ができるわね。リアンちゃん、私がどうやって生まれたと思う?片桐真希ちゃんよ。彼女の心の中に密かに眠っていた邪悪な意志が、『私という最強のエスパー』を生み出した・・・」

刃・瑛祐・琴美・バリー・キース
「何!!?」

ファミリア
「彼女は覚醒したばかりのエスパーだったから、自分の意志を直接出すと言う事ができなかったんでしょうね。だからこそ、彼女の心が私を生み出した。ちなみに、私は生まれた時からこの姿で生まれた。ニナミも彼女が生み出した存在よ。ただし、ニナミは私の最強のパートナーとなるためなのか、赤子に近い姿で生み出されたってワケ。私達を真希ちゃんが生み出したのも、彼女の心の中に願望があったからなんでしょうね。『争いのない平和な世界を作るために、一度世界をリセットする』という願望が・・・人類だって、考え方のちがいから争いが生まれる。話が通じないから、力で白黒をつけようと戦争が絶えない。」


「黙りなさぁぁぁぁぁい!!!」

ファミリア
「!!」


「あなたには見えていない!!アタシ達人類の生きる姿が・・・強い子、弱い子、ズルい子、いろんな子にアタシは会ってきたけれど、誰も死のうとはしていなかった!!消えようなんて願ってはいなかった!!どの子達も消してはいけない子ばかりよ!!その子達の姿をロクに見てもいないあなたが、アタシ達の上辺や真希ちゃんの少しの意志だけを見て、滅んだ方が良いなどもってのほかよ!!!絶対にあなたに世界は滅ぼさせない!!!アタシの大切な友達や仲間達を、あなたなんかには絶対に消させないわ!!!」

ファミリア
「ハッ、ならばこれでお互いに気持ちがハッキリしたわね。私は全力で世界を滅ぼしにかかり、あなた達は全力で私を止めようと戦う。力の差がありすぎて、戦いにすらならないだろうけどね・・・」


「ゴウ・リイスゥ!!!」

ドギャン!!

ドギャラララララ・・・

ファミリア
「もうムダな・・・」

ドゴォォォォォォォォォォ!!!

ファミリア
「(な・・・に?何!?今の一撃・・・避けられなかった!?しかも急所に入って来た・・・あんな呪文で・・・私がダメージを受けた!?)」


「いくらあなたの力が強かろうと、アタシと仲間達はあなたを倒す!必ずね!!!」

ファミリア
「(一瞬で、あの()自身の力が上がった・・・アハッ。)ニナミ!」

ニナミ
「ヴィール・ランズ・ファミス!!!」

ザン、ザン!!!

ドゴォ!!!


「テオリイス!!!」

バキィィィィィン!!!

バリー
「キース・・・」

キース
「ええ、リアンちゃんもやっとエンジンがかかってきたわ・・・そして、彼女の心も・・・やったじゃない?バリー?」

バリー
「ああ、人類の・・・世界の光が見えた・・・」


「ネジル・マグネジオ!!!」

メギィィィィィ!!!

ファミリア
「ハハッ、いいわよ!!リアンちゃん、そうでなければいけない!!考え方はちがうにせよ、その強さや力は私の心を躍らせる。さぁ、全てをかけなさい!!私はその上をいく力であなた達を、世界を滅ぼす!!!」


「滅ぼさせないと言ってるでしょうがーっ!!!アアアアアアアアアア・・・チャージル・リアフォドン!!!」

ドンッ!!!












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう