ファイル230:大阪遊園地殺人事件『後編・2』
真希
「覚悟するんですね、爆弾魔さん・・・私の友人達をひどい目に遭わせた罪は、この場で償ってもらいますよ!!!」
「ふざけんなよ〜・・・オレがテメェみたいな女に負けるかぁ!!」
そう言うと、男は懐から何かを取り出した。
それは、紛れもなくナイフだ。
真希
「そのナイフでどうするつもりです?まさか、そのまま私を刺すとかいうくだらない事をするつもりじゃないでしょうね?」
「ほーう、わかってんじゃねぇか・・・だったら、覚悟しなぁ!!」
タタタタタ・・・
真希
「・・・」
ボソボソッ・・・
「何をしようがムダだぁ!!」
ドスッ!!
哀
「真希ちゃん!!」
「ハッハッハッ!!」
ドロドロッ・・・
「ハッ!?」
真希
「どこを狙ってるんですか?私はここですよ。」
「何ぃ!?そっちだと!?バカな・・・ちゃんとナイフは心臓に刺さったはずだ!!」
真希
「だったら、もう一度やってみれば?」
「クソォッ!!」
ダダダダダ・・・
真希
「・・・」
ボソボソッ・・・
ドスッ!!
ドロッ・・・
「また手応えがねぇ!!」
真希
「私はここですよ。」
「クソォ!!」
真希
「私はここですよ。」
「え!?」
真希
「私はここですよ。」
「なっ・・・」
真希
「わ・た・し・は・こ・こ・で・す・よ。」
「な・・・何ぃ〜っ!!?」
コナン達は、突然の事態に驚愕した。
なんと、爆弾魔の周りには片桐真希が5人もいたのだ。
「これはどういう事だ〜っ!!?」
真希
「タネを教えてあげます。念動−水流分身・・・水の力で私の体を流体化して、さらに分身を作ってたってワケですよ。流動体になった私には、そんな攻撃は効きませんわ。」
「だったら、吸い寄せて体力を奪っちまえばいいんだよ!!」
スッ!
真希
「ムダです。念動−水流束縛!!!」
シュバッ!!
グルルルルル・・・
「なっ・・・」
ギュウウウ・・・
「ぐああああっ・・・」
真希
「トドメです。念動−失神制圧!!!」
バシィッ!!!
「ガハッ・・・」
ドシャ・・・
真希
「終了です。」
その後、通報により警察が駆けつけ、男は連行されていった。
アメリカ
ジェイムズ
「何?それは本当かね、ユーリ君、リリー君?」
ユーリ
「間違いありません。」
リリー
「あの片桐真希という女の子は、8年前に殺された我々の仲間の孫娘・・・水の力を受け継いだ、レベル8の女性エスパーです・・・」
ジェイムズ
「やはり・・・そうだったか・・・」 |