FBIから来た女:3〜猛火・赤の章(74/111)縦書き表示RDF


FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル296:業火の中の断末魔(クリーバー)『4・必ず伝えます・・・』


ゼアース
「ミリュセーヌの剣に吸い込みし、数多(あまた)の侍の魔力を放ち、万物を砂塵へと変える万手聖剣(まんじゅせいけん)とならん!!!」

ババババババババババッ!!

サリー
「ミリュセヌ・ゴズ・ミール・シルドン!!!」

バガァッ!!

ドゥッ!!!

ゼアース
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッス!!!スラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッシュッ!!!」

ズバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!

サリー
「いっ・・・けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

グオオオオオオオオオオッ・・・

ザーム
「イヤ〜ン、たくさんの剣〜、ダメ〜負けちゃう〜!!ってのは〜、ウッソぴょん。」

ギラッ!!

ザーム
「オレのキーラをナメてんじゃねぇよ。『鮮血(ブラッディ)彗星(コメット)は他の何よりもどす黒くて、恐ろしい』のさ。全てを血の闇へと誘いな!!!」

ゴガッ!!

ザーム
「ディアボルス・ジ・ランダミーギガ!!!」

ズボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ!!!

ボシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ・・・

ゼアース
「そ・・・そんな・・・某の・・・最大級の呪文が・・・打ち破られ・・・」

バキン!

ベキン!

サリー
「う・・・おお・・・おおおおおおおおおお!!!」

ボシュアアアアアアアアアア・・・

ザーム
「さっすがにたっくさんあったから、時間がかかっちゃったね。ま・・・後はゴミ掃除だけだし・・・」

サリー
「ゼェッ、ゼェッ・・・」

ザーム
「死にな!!!」

ボボボボボッ!!

ゼアース
「う・・・おおおおおおおおおお!!サリー!!」

ドォォォォォォォォォッ!!!

サリー
「ゼアース!!!」

バギャァァァァァァ!!

ジュウウウウウ・・・

ゼアース
「サリー王女、あなただけは死なせません。どうか・・・どうか生き延びてください!!今まで、よくその小さな体で海底帝国を守ってくださいました!!」

サリー
「ゼアース・・・」

スゥゥ・・・

ゼアース
「だが、だが無念です!某の力で、全世界に住む友達を守りきる事ができなかった・・・このままでは・・・彼女(アヤツ)に逃げられる・・・彼女よりはるかに強いという最悪のエスパーが動き出し、全世界の生きとし生ける者が全て消えまする・・・地上人も・・・海底人も・・・天上人も・・・オ・・・オレも・・・オレも消えてしまうんだ!!!サリー王女!!消えるというのはどういう事なんですか!!?『死ぬ』という事は一体どうなってしまう事なのだ!?2度と起きる事のない永久の眠りとはどういうものだ!!?考える事すらできなくなるのか!!?サリー王女は一体どのような覚悟でこの『死』というものを受け入れたのですか!!?オレは・・・怖い・・・怖いのです!!サリー!!助けてくれ!!サリー王女!!!」

サリー
「ゼアース!!!しっかりしなさい!!アタシの言う事をよく聞いて!!アタシも病気で『死』を待ってる時は絶望していた!!生きる事にも意味がなく、考えれば考えるほど頭がおかしくなりそうだったわ!!何も考えない方が楽だったのよ・・・ゼアースがアタシと初めて会った時もそうだったでしょう!!?だけど、それではいけない!『死』に怯え、恐怖するだけでは何も生まれない!!それはあなたが教えてくれた事でしょう!!?泣かないで!!『死』に負けないで!!まだ生きて何かを残すと思い、戦って!!!ゼアース!あなたはアタシの側近として何をしたかった!?」

ゼアース
「私は代々法律を守ってきた一族の息子・・・全世界が平和になる法律を作り上げたかった・・・」

サリー
「その思い、あなたが必ず実現するのよ!!あなたは絶対によみがえるんだから!!そうでしょう!?アタシ達にはまだ、刃ちゃんという仲間がいるのよ!!!あの()があなたの思いを無視すると思う!?刃ちゃんがあなたの思いを聞いて、むざむざ殺されると思う!!?」

ゼアース
「い・・・いえ!」

サリー
「刃ちゃんやその仲間達があなたの思いを背負い、必ずヤツらを倒す!!アタシが殴ってでも絶対に勝たせる!!!その時、アタシの側で法律を作るのはあなたよ!!ゼアースの役目よ!!!刃ちゃんが必ずあなたを生き返らせるから待っていて!!アタシが伝えるから・・・アタシが生きて、ゼアースの思いを刃ちゃんに伝える!!必ず伝える!!!だから・・・」

ゼアース
「ありがとう・・・ありがとう、サリー王女・・・待っております、必ずまたよみがえる時を・・・あなたが私達の(おさ)で本当によかった・・・ありがとう・・・」

ゴフォォォォォ!!!





シュオオオオオオオオオオ・・・

ザーム
「フッ・・・ハッハハハハ!!エスパーも、小娘も、一緒に消えたようだね。うるっさいわりには本っ当に弱かったね。フフフフフフ・・・ヒャヒャッ!!行きましょん、キーラ♪海底帝国の残りのヤツらサッサと皆殺しにして、帰っておいしいゴハンを食べま〜しょ。」

キーラ
「ギー・・・」

ズズズズズズズズ・・・

ザーム
「ルン♪」

ズズズズズズズズ・・・





ボコ・・・

ボコボコ・・・

バッ!!

サリー
「待ってて・・・ゼアー・・・ス・・・みん・・・な・・・刃ちゃん・・・刃・・・ちゃん・・・」

ズ・・・

ズズ・・・

ズズズ・・・












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう