ファイル294:業火の中の断末魔(クリーバー)『2・海底帝国への侵入者』
海底帝国
ゼアース
「サリー、治らないと言われた長のご病気、呼吸器系の難病は地上界で治療方法が見つかりました。その難病にて『あと3年の命』と言われた時とはちがうのです。昔の時のように、安易に命を捨てるような事はお止めください。もう死ななくて済むのですよ。今は手術をし、ご自身の身体を大事にするのです。」
サリー
「フン、手術をすれば、後に数年の入院が地上界で必要になる。オレが地上界で入院している間、帝国が敵に襲われたらどうするつもりだ?」
ゼアース
「全員総力で戦いまする。」
サリー
「オマエ、たまに愉快な事を言うな。」
ゼアース
「本気でござる。それよりも、長はまだ昔の戦争での疲れが残ってます。しばらくおさまっていた発作が、またいつ起きるのかわかりません。今は休みなされ。この話はまた日を改めて・・・」
サリー
「どこへ行く、ゼアース?」
ゼアース
「!私の部屋へ戻るだけですが・・・」
サリー
「フン、ならばそのESP制御装置を持って行く必要はなかろうが。来てるんだな?エスパーの侵入者が。しかも、とびっきりの上等なヤツだ。」
ズズズズズズ・・・
ズズズズズズズズ・・・
サリー
「な!?」
ゼアース
「!!」
「ギー・・・ラー・・・」
サリー
「ゼアース、城から離れるぞ!!」
ゼアース
「御意に!!」
バリィィィィィン!!
チャキッ!!
サリー
「制御装置解除!!ウルシルド!!」
ガッ!!
ガガガガガガガガ・・・
サリー
「なんだ、アイツは!?オレの部屋の壁に穴を・・・イヤ、空間に穴を開けて出て来た感じだ!ゼアース、あのエスパー知ってるか!?」
ゼアース
「イエ、某も全世界への知識が広い方ですが、あのエスパーは見た事がありませぬ。あんな・・・不気味な・・・」
ズォォォ!!
ゼアース
「!!?」
ズズズズズズズズ・・・
ゼアース
「おのれ!!」
サリー
「ゼアース、手加減は必要ない!一気に叩くぞ!!」
ババッ!!
ゼアース
「一打の粉砕に激喝の心力を込めて、万物を叩き斬る賢者の刃を生み出さん!!」
ドカカカカ!!
サリー
「ギャン・ミギャム・シルドン!!」
ズゴォォォォ!!
ヒョコ!
「ニャ!!カハハ、焦ってる、焦ってりゅ。初めからこんな大技使ってきたか!!避けるのは簡単だっけど〜、シャクだっから真っ向からぶっ潰しちゃおうねぇ〜、キーラ。制御装置解除!バークドロイド・ディアボルス!!!」
ジジジジジジ!!
ゼアース
「な・・・に?『ギャン・ミギャム・シルドン』が・・・ねじ曲げられて・・・」
「ショック!!」
バギャァァァァァァ!!
ゼアース
「『ギャン・ミギャム・シルドン』が・・・真正面から砕かれた・・・!?」
サリー
「何をしてる、ゼアース!!早く攻撃でたたみかけんか!!」
ゼアース
「ハ・・・ハッ!!」
ドンッ!!
サリー
「ゴウ・シルド!!」
ゴォォォォ!!
ガンガンガン!!
ゴゴゴゴゴ!!
ゼアース
「おおおおお!!」
バシィィィ!!
グラッ・・・
「アリ?」
ゼアース
「今です、サリー!『シェルド・ガ・シルド』を!!」
シーン・・・
ゼアース
「?サリー!?」
サリー
「シェ・・・ルド・・・ガ・・・シルド・・・」
シャパン!
ザッ!
「カハハ、何やってんのかにゃ?あの子?」
ジ〜・・・
「ハハ〜ン。あの子、弱ってるね。」
サリー
「ゼェーゼェー、ゼェーゼェー・・・」
ゼアース
「サリー、まさか発作が!?(まずい・・・このままではサリーは死ぬ!!)」
バッ!
ゼアース
「ま、待ってくれ!!この戦い、先に延ばしてはくれないか?長は今、戦える状態ではない!この場は見逃してくれないか!!」
ザーム
「カッカッカー!!何かバカな事言ってるね!こんなマヌケなヤツがエスパーにいたんだ!ダ〜メ〜。ザーム君はマヌケなエスパーが大っ嫌い!!それにこのキーラに話しかけてもムダだよん。あんまり反応しないんだよね〜、この子。難しい話はわかんないんだよね。だから〜、君達は敵、敵は倒す。実にシンップルなこの1つを実行するだけだよん。じゃあ、少し少し本気出していきましょっかね?」
ザッ!
ザーム
「トレース・」
ヴァオン!
ザーム
「ドース・」
ジャボッ!!
ザーム
「ウーノ・」
ズパパッ!!!
ザーム
「ジェンガルム・ディアボルス!!!」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
ゼアース
「う・・・おおお・・・ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ドゴォォォォォォォォォォ!!! |