ファイル291:時津潤哉の弟・潤治『後編』
「さーて、そろそろいくか・・・『時津潤治狩り』の開始だなぁ・・・ケケケ・・・」
潤治
「フゥ・・・今日は何にするかな・・・ってか小生、朝はゴハンと味噌汁で昼は外食で、夜はいつも出前だからなぁ・・・なんだか不健康な食生活のような気がするのだが・・・」
それ、十分不健康な食生活ですよ、潤治君。
潤治
「しかたないなぁ、今日は久しぶりに何か作るか・・・」
潤治がそう言った時、潤治の携帯電話が鳴った。
ピリリ・・・ピリリ・・・
潤治
「ん?もしもし・・・」
「よぉ、元気しとったか〜?」
潤治
「誰だ?」
「なんやもう忘れたんか?ワシや。1年前強盗しとってオマエに倒され警察に逮捕された、中園準や。」
潤治
「中園準?ああ、あの時の冴えなくて頭悪い強盗犯か・・・」
中園準
「『冴えなくて頭悪い』は余計じゃあ!!」
潤治
「で、何の用だ?」
準
「オマエの女は、ワシが今預かっとる。助けたかったら、廃墟になっとる寝屋川ビルまで来いや。」
潤治
「女?イヤ、小生に彼女はいない・・・」
準
「用件はそれだけや。ほな、切るで。」
ピッ。
潤治
「・・・何なんだ?待てよ、女・・・?そういえば、今日小生は七槻ちゃんと途中まで一緒に帰ってたなぁ・・・あの時、中園が小生達の事を見ていたとしたら・・・あ〜、面倒な事になったなぁ・・・とりあえず、七槻ちゃんを助けに行くか・・・」
寝屋川ビル
中園準は、寝屋川ビルの中で時津潤治を待っていた。
その中園の前に、七槻がいる。
七槻は手足をロープで縛られ口をガムテープで塞がれた状態で、柱に縛りつけられていた。
七槻
「ん〜、ん〜。」
準
「お嬢ちゃん、スマンなぁ。これもあのボケをぶっ飛ばすためなんや。アイツをぶっ飛ばしたら、ちゃんと放したるからな。」
七槻
「ん〜、ん〜・・・(潤治君・・・助けて〜っ・・・)」
ドガッ!!
シャッターがぶっ壊れ、潤治が現れた。
準
「!!」
七槻
「んっ、んんっ!!(じゅ、潤治君っ!!)」
潤治
「待たせたな・・・ボケ。」
準
「ボケは余計じゃ・・・ってか、オマエ来るの意外に早かったな・・・」
潤治
「んなもん、高速で走って来たからに決まってるだろうが。」
準
「どんだけスピード出したんや?」
潤治
「秘密だ。」
準
「まぁ、いいや・・・ここで会ったが100年目や、時津潤治!!今こそ恨みを・・・」
潤治
「オマエが小生に倒されたのは1年前だろうが。だいたい実際に100年なんてたってないし、人の寿命から考えてその言葉を言葉通りの意味で使った人なんか見た事ない。」
準
「やかましいわ!!」
潤治
「ちなみに、人間の生物学的な寿命は110〜120歳前後らしいぞ。勉強になるだろ?」
準
「知るかボケ〜ッ!!」
七槻
「んんぅ・・・(なんかボク、すっかりカヤの外だなぁ・・・)」
準
「とにかく、テメェは今すぐデストロ〜イ!!」
ダッ!!
準
「あ、あれ?いない・・・」
潤治
「遅いわ。」
ドカッ!!
準
「ガッ・・・!!」
ドサッ・・・
七槻
「(は、速い!!そして強いわ、潤治君!!)」
その後潤治は七槻の縄をほどき、中園をロープで縛った。
潤治
「大丈夫だったか?」
七槻
「う、うん・・・」
潤治
「さてと、また姉ちゃんに電話かけないと・・・」
七槻
「どうして?」
潤治
「言い忘れたけど、小生の姉ちゃんは大阪府警の刑事なんだ。」
そう言うと、潤治は電話をかけた。
ピポパポピ!
潤治
「あ、姉ちゃん?今1年前に強盗したヤツまた捕まえたから、そっちに飛ばすよ。また修理代頼むね〜。」
ピッ。
そして潤治は準の方を向いた。
潤治
「超激烈氷冥斬!!!」
ドッカ〜ン!!
中園準は、大阪府警めがけて飛んでいきました。
七槻
「あの・・・潤治君・・・今のは何ですか?」
潤治
「何って・・・必殺技だよ、小生の。」
七槻
「必殺技ですか・・・」
その後、大阪府警に飛ばされた中園準は無事に逮捕されました。
七槻
「スゴかったね、潤治君・・・」
潤治
「それほどでも・・・」
七槻
「(何だろ・・・ボク、潤治君の事が気になり始めてる・・・これはもしかして・・・恋!?)」
同じ頃、某山中・・・
刃
「どうしたのよ、バリーさん、キースさん。アタシをこんな所に連れて来て・・・」
バリー
「・・・」
ゴォォォォ!!!
刃
「え!?」
バリー
「テオイグリュウ!!!」
ドン!!
刃
「えっ、えっ・・・テ、テオリイス!!!」
ゴッ!!
ドゴォォォォ!!
ゴバッ!!
刃
「!!」
バリー
「ディーガル・イークロウ!!!」
ガバァァァ!!
刃
「キャ・・・キャアアアアア!!!」
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