FBIから来た女:3〜猛火・赤の章(67/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル22

日向琴美(ひゅうが ことみ)

本堂瑛祐の同志のFBI捜査官で、帝丹高校に転校してきた転校生。
大人でも手に負えないほどの武術・超能力の才能があるが、バリーやキースには一度も勝った事がない。
ちなみに瑛祐にも一度も勝った事がない。
麻薬組織に潜入捜査をした事があるのだが、ミスをして構成員に捕まってしまい、殺されかけた事があった。
その時に自分を助けてくれた瑛祐の事をずっと信頼しており、彼に恋心を持っていた。
バレンタインデーの時に彼にチョコを渡した事で、晴れて恋人同士になる事ができた。
ちなみにチョコを渡す事に躊躇していたのは、『瑛祐は蘭に気がある』と思っていたからである。
その時瑛祐に『オレの女は昔も今もオマエだけだ』と言われて赤面した。
ちなみに瑛祐が琴美と話す時は1人称が『オレ』となり、言葉づかいも敬語ではなくなる。
FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル289:瑛祐とジンの秘密の面会『後編』


ジン
「じゃあ、本題に入ろう。バレンタインの日ペンデュラムアッドのイフリートによって焼き殺された、キールこと水無怜奈(みずなし れな)についてだ・・・」

瑛祐
「水無怜奈?アイツはもう死んだじゃないか。それにアイツは姉じゃなかった・・・瑛美姉さんとは別人だったんだ・・・」

ジン
「本当にそう思うか?」

瑛祐
「ん?」

ジン
「キールが瑛美と別人だと、本当に思っているのか?」

琴美
「どういう意味?」

ジン
「ペンデュラムアッドはAPTX(アポトキシン)4869の開発以外にも、様々な分野に目を向けていた・・・赤の組織が麻生成実を浅井成美に変えた性転換手術も、その内の1つ・・・そして、特に黒の組織はとてつもない分野にも手を出していた・・・」

瑛祐
「とてつもない分野?」

琴美
「それって、一体・・・」

ジン
「クローン兵士(ソルジャー)の開発だ。」

瑛祐
「な、何!?」

琴美
「え!?」

ジン
「黒の組織の上は、万が一の時のために、瑛美のDNAを元にしてもう1人の本堂瑛美を作り出していたんだ。それこそが、イフリートに焼き殺されたあの水無怜奈・キールだ・・・」

瑛祐
「じゃあ・・・」

琴美
「あの時焼け死んだキールは・・・」

ジン
「そうだ・・・水無怜奈ことキール自身も、オマエの姉だという事になるんだよ・・・」

瑛祐
「そ、そんなバカな・・・」

琴美
「だから、容姿がソックリだったのね・・・」

ジン
「そういう事だ。」

3人の間に、しばらくの沈黙が流れた。

瑛祐
「そうだったのか・・・それなのに、オレはあんなひどい事を・・・」

ジン
「気にするな、瑛祐。例え姉の1人だといっても、アイツは所詮組織が作り出した紛い物だ・・・オマエが気に病む事はない。」

瑛祐
「そう言われると、気が楽になるよ。」

ジン
「さて、ここからががんばり時だぞ・・・本堂瑛祐、日向琴美。絶対にペンデュラムアッドを叩き潰し、死んでいった仲間の仇をとるんだ。オレや娘達も、力の限り協力しよう。」

瑛祐
「ああ、わかった。」

ジン
「それに・・・」

琴美
「それに?」

ジン
「イヤ、何でもない・・・」

瑛祐
「そうか。」

ガチャ!


「瑛祐君、琴美ちゃん。そろそろ面会時間が終わるよ。」

瑛祐
「あ、はい。」

琴美
「わかりました。」

ジン
「じゃあな、2人共。」

瑛祐
「また2人で来る。」

琴美
「またね、ジン。」

ジン
「ああ。」

パタン!

ジン
「あれ?そういえばオレ、何を言おうとしていたんだっけ?ま、いいか・・・またいつか思い出せるだろう・・・頼むぜ、瑛祐、琴美・・・工藤新一君やシェリーと共に、人類の未来を救う(シルバー)弾丸(ブレット)となってくれ・・・」












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう