ファイル282:秋の七草のその後
杯戸大学病院
撫子
「(ここは・・・病・・・院?・・・1人・・・そっか・・・アタシ・・・負けたのね・・・)」
ギュ・・・
撫子
「(7年間・・・みんなの死を認めたくなくて、ただただ戦い続けるために生きてきた・・・けれど・・・アタシは、何の意味もない7年間を費やしてしまっていた・・・もっと早く気づいていれば・・・きっとちがう道もたくさんあった・・・もっと楽しく生きられる道も・・・!!けれど・・・何もかも遅すぎた・・・遅すぎたんだわ・・・!!!)」
「アヂヂヂヂッ!!!」
「何やってんのよ、ちょっと!!」
撫子
「え?」
薄
「オマエが押すからこぼしちまったじゃねぇか!!」
女郎花
「ちょっ・・・どうしてアタシのせいになるのよ!!」
桔梗
「2人とも落ち着いてよ!!」
藤袴
「まずは深呼吸して・・・」
葛
「この人達には効果がないような気もしますが・・・」
萩
「なぁ、このテレビとビデオデッキどこに置けばいい?なぁ、このテレビとビデオデッキどこに置けばいい!?」
ドタドタドタドタ・・・
撫子
「・・・」
女郎花
「いいから、薄はさっさとしなさいよ!!」
薄
「今、やろーとしてたろ!!あぁ、またこぼしたぁ!!!」
桔梗
「だから落ち着いてよ(×2)!!」
萩
「なぁ、このテレビとビデオデッキどこに置けばいい!?ナァ、コノテレビトビデオデッキドコニオケバイイ!!?」
葛
「あ、はいはい!萩はそこにあるテーブルの上に置いてくださいね!!」
撫子
「あ、あのー・・・み、みんな・・・?」
スッ・・・
女郎花
「撫子姉は、今食事の仕度してあげるからおとなしく寝てる!!!一番重傷で、3ヶ月以上も寝てたんだから!!!」
ビクッ!
撫子
「は、はい!!!(・・・?)」
葛
「撫子姉、具合どうですか?カユいところとかないですか?」
撫子
「え、ええ・・・大丈夫よ。」
萩
「オレと桔梗、組織関連のニュース全部ビデオに撮った!!」
桔梗
「がんばって撮ったから、後で観てよ?」
撫子
「あ、ありがとうございます・・・」
薄
「撫子姉、ずっと組織のメシ、合わねぇって言ってたろ?オレ、丹誠込めて作ったから♪」
撫子
「は、はい!!(・・・!)ゴメンナサイ・・・アタシなんかについてきたせいで、あなた達、姉妹兄弟の7年間までアタシ、犠牲にしてしまったわ・・・謝って・・・謝って許してもらえる事じゃないのはわかってる・・・!!けど・・・けど・・・!!!」
女郎花
「どうして、あなたが謝るの?」
撫子
「え?」
女郎花
「言ったでしょ?撫子姉が辛い時は、アタシ達が一緒に辛い思いしてあげるって!!でもね・・・刃ちゃん達見ててわかったの。本当に大切で大好きな姉なら・・・一緒に辛い思いするだけじゃ、ダメなんだって・・・だからね!アタシ達決めたの!!これからは、楽しい事も、嬉しい事も・・・撫子姉と一緒!!!姉妹兄弟みんな、一緒だかんねっ!!!」
撫子
「・・・はい♪」
薄
「そうそう、これ!この笑顔が見たかったんだよね〜♪」
ナデナデ・・・
撫子
「・・・」
女郎花
「気安く触るなっ!!弟の立場はわきまえろ!!!」
藤袴
「そういえばFBIのボスに聞いたが、あの子達、ヒドい事をしたオレらを外まで連れてってくれたらしいな。」
葛
「その後、スネイクを倒してくれたみたいですよ?」
薄
「悔しいな・・・オレ達が借りを作っちまうのは・・・」
撫子
「大丈夫よ。助けてもらったお礼は、あの子達を助ける事で返しましょ。ね?」
女郎花・桔梗・葛・薄・藤袴・萩
「はい!!」 |