FBIから来た女:3〜猛火・赤の章(60/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル18

秋の七草

秋の七草とは、春の七草である『ゴギョウ・ハコベラ・セリ・ナズナ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ』と対をなす7つの植物、撫子・桔梗・女郎花・藤袴・薄・萩・葛の事をいう。
七草粥になる春の七草とちがって、秋の七草は食物ではなく、観賞用として育てられている。
もちろん、食べても別に体に害はないのではないかと作者である私は考えているのだが・・・
そんな7つの植物の名前を参考にした7人の姉妹兄弟(きょうだい)は、緑の組織の刺客として登場し、スネイクの命令でコナン達を集団誘拐した。
しかし、刃達の活躍によって敗れ、杯戸中央病院に搬送される事になったのだ。
その後の彼らはどうなったのか?
今回、その答えが明らかとなる・・・
FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル282:秋の七草のその後


杯戸大学病院





撫子(ナデシコ)
「(ここは・・・病・・・院?・・・1人・・・そっか・・・アタシ・・・負けたのね・・・)」

ギュ・・・

撫子
「(7年間・・・みんなの死を認めたくなくて、ただただ戦い続けるために生きてきた・・・けれど・・・アタシは、何の意味もない7年間を費やしてしまっていた・・・もっと早く気づいていれば・・・きっとちがう道もたくさんあった・・・もっと楽しく生きられる道も・・・!!けれど・・・何もかも遅すぎた・・・遅すぎたんだわ・・・!!!)」

「アヂヂヂヂッ!!!」

「何やってんのよ、ちょっと!!」

撫子
「え?」

(ススキ)
「オマエが押すからこぼしちまったじゃねぇか!!」

女郎花(オミナエシ)
「ちょっ・・・どうしてアタシのせいになるのよ!!」

桔梗(キキョウ)
「2人とも落ち着いてよ!!」

藤袴(フジバカマ)
「まずは深呼吸して・・・」

(クズ)
「この人達には効果がないような気もしますが・・・」

(ハギ)
「なぁ、このテレビとビデオデッキどこに置けばいい?なぁ、このテレビとビデオデッキどこに置けばいい!?」

ドタドタドタドタ・・・

撫子
「・・・」

女郎花
「いいから、薄はさっさとしなさいよ!!」


「今、やろーとしてたろ!!あぁ、またこぼしたぁ!!!」

桔梗
「だから落ち着いてよ(×2)!!」


「なぁ、このテレビとビデオデッキどこに置けばいい!?ナァ、コノテレビトビデオデッキドコニオケバイイ!!?」


「あ、はいはい!萩はそこにあるテーブルの上に置いてくださいね!!」

撫子
「あ、あのー・・・み、みんな・・・?」

スッ・・・

女郎花
「撫子姉は、今食事の仕度してあげるからおとなしく寝てる!!!一番重傷で、3ヶ月以上も寝てたんだから!!!」

ビクッ!

撫子
「は、はい!!!(・・・?)」


「撫子姉、具合どうですか?カユいところとかないですか?」

撫子
「え、ええ・・・大丈夫よ。」


「オレと桔梗、組織関連のニュース全部ビデオに撮った!!」

桔梗
「がんばって撮ったから、後で観てよ?」

撫子
「あ、ありがとうございます・・・」


「撫子姉、ずっと組織のメシ、合わねぇって言ってたろ?オレ、丹誠込めて作ったから♪」

撫子
「は、はい!!(・・・!)ゴメンナサイ・・・アタシなんかについてきたせいで、あなた達、姉妹兄弟(きょうだい)の7年間までアタシ、犠牲にしてしまったわ・・・謝って・・・謝って許してもらえる事じゃないのはわかってる・・・!!けど・・・けど・・・!!!」

女郎花
「どうして、あなたが謝るの?」

撫子
「え?」

女郎花
「言ったでしょ?撫子姉が辛い時は、アタシ達が一緒に辛い思いしてあげるって!!でもね・・・刃ちゃん達見ててわかったの。本当に大切で大好きな姉なら・・・一緒に辛い思いするだけじゃ、ダメなんだって・・・だからね!アタシ達決めたの!!これからは、楽しい事も、嬉しい事も・・・撫子姉と一緒!!!姉妹兄弟(きょうだい)みんな、一緒だかんねっ!!!」

撫子
「・・・はい♪」


「そうそう、これ!この笑顔が見たかったんだよね〜♪」

ナデナデ・・・

撫子
「・・・」

女郎花
「気安く触るなっ!!弟の立場はわきまえろ!!!」

藤袴
「そういえばFBIのボスに聞いたが、あの子達、ヒドい事をしたオレらを外まで連れてってくれたらしいな。」


「その後、スネイクを倒してくれたみたいですよ?」


「悔しいな・・・オレ達が借りを作っちまうのは・・・」

撫子
「大丈夫よ。助けてもらったお礼は、あの子達を助ける事で返しましょ。ね?」

女郎花・桔梗・葛・薄・藤袴・萩
「はい!!」












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