FBIから来た女:3〜猛火・赤の章(49/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル15

如月風月(きさらぎ ふづき)

帝丹小学校に転校してきた女の子で、コナン達のクラスメート。
最初はコナン達の事を探るためのスパイとして、母・花鳥(アトリ)と友に黒の組織から送り込まれた子だった。
しかしその後、コナン達の優しさに触れた事で組織を裏切った。
もっとも彼女は、最初から組織の仲間になったつもりはなかったらしい。
組織にいた時のコードネームは『マルサーラ』。
その後は少年探偵団の正式な一員として活躍し、ペンデュラムアッドを壊滅させるためにがんばる日々を送る。
コナンの事については、彼氏である常盤暁(ときわ さとし)に似ている事から彼と重ね合わせており、彼に憧れているユリを冷やかす事も多かった。
しかし彼氏の存在がわかった今、現在では風月の方が冷やかされている事が多い(主にユリとマリアに)。
女子メンバーとは全員仲が良く、特に刃とユリは大親友だ。
しかし、自分を助けてくれた片桐真希が、敵に操られ一時的にペンデュラムアッドに行っていた事があり、その事で、彼女は深くショックを受けてしまっていた。
その真希も赤の章終盤に解放され、風月も元の性格が徐々に戻ってきている。
暁と共にディティクティブマスターの1人。
暁にはたまに『オレの愛妻』と呼ばれている。
そのたびに彼女は赤面しているため、まんざらでもないのだろう。
実年齢の割には意外とおしゃまな性格である。
超能力は虹属性の呪文を操り、念動能力使い。
レベルは10。
番外編で真の力が覚醒しており、以降は呪文発動によって蝶の翼が生えるようになった。
大飯食らい。
趣味は意外にもお習字。
FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル271:リアンとバリーはケンカするほど・・・!?『中編』


ドドドドド・・・

バリー
「You've got me in〜♪Between the devil and deep blue sea〜♪」




「風月ちゃーん!ず〜っとそこにいるつもり?熱中症になっちゃうわよ。せめて帽子をかぶりなさいよ!」

風月
「平気平気!!私、帽子嫌いなのよ!刃ちゃんも来なよ!気持ち良いよ♪」


「熱いし日焼けしちゃうからヤダ。それに、船は高い所の方が揺れが大きいのよ?船酔いしても知らないから!」

シュッシュッ・・・


「ホントにもう!どうしてこんな事に・・・」

バリー
「こういう場合、子供はもう少しハシャぐもんだぞ。それに、退屈してたんだろう?」


「ゲームに負けた腹いせに、自分の趣味の釣りで勝負しようだなんて、そっちこそ大人気ないんじゃない?」

バリー
「釣れたての魚を船の上でさばいて、晩飯にしてやろうってんだぜ?サービスだよ、サービス!ま、も〜っちろん、釣り勝負はオレ様が勝つけどなっ!!フハハハハッ!!」


「・・・」

バリー
「ちなみに、これが得点表だ!!」

バンッ!

『鯛・30 ウツボ・25 鮪・20 鯖・20 平目・20 鰈・20 海胆(ウニ)・20 鮎・15 (カレイ)・15 海月(クラゲ)・15・(タコ)・10 烏賊(イカ)・10 鰯・5』

バリー
「この図に表記されてない魚は0点とするっ!!制限時間は、原子時計で正確に出すからなっ!!!」


「どこまで大人気ないのよ・・・あ〜あ、アタシも京都に行けばよかった。」

バリー
「・・・フン。チームメイトやユーリ、秀一(シュウ)にベッタリだと、後で辛いぜ?たまには慣れない人間ともつき合わなきゃな。」


「・・・」

バリー
「あんなヤツらはめったにいないんだ。子供の頃に会えたってのは・・・ものスゴく運が良かったんだぜ?」


「・・・!!そんな事・・・!!」





10年前・・・



秀一『初めまして。君達が叩きのめした前任者に代わって・・・『ザ・シスターアンドブラザーズ』の指揮を執る事になった、赤井秀一です。』
サスケ『『叩きのめした』なんて・・・人聞き悪いなー。』
アスカ『あのオバハンが悪いんだ!ヒステリーばっか起こしてさぁ!!』
パシッ!
秀一『・・・お手柔らかに頼むよ。』
リリー『ウチ、ひと月もたへん方に5万♪』
秀一『・・・』
ギュッ!
秀一『・・・よろしく、リアンちゃん。』
リアン『・・・アタシ・・・サイコメトラーで超度(レベル)9よ?』
秀一『?知ってるよ?』
リアン『だったら・・・』
秀一『・・・』
リアン『・・・よ・・・よろしく。』




「(言われなくても、知ってるわ・・・!!)」





バリー
「さーて、到着ーっ!!オレの秘密のポイントだ!!最初に釣り方ぐらいは教えてやろうか?」


「必要ないわ。」

キュン!!


「(鯛釣り用『三点仕掛け』、竿の長さは6メートル。飛ばし浮きに枝糸5〜10号、そして三叉サルカン。『三点投げ』という独特の投げ方さえできれば・・・浮きから針まで自然なラインが張れる。)・・・」

ヒュッ!

チャプン!

キュン!!

グンッ!

シャーッ・・・




「こんな感じね?」

ビチビチッ・・・

バリー
「がーっ!!!上等だっ、チクショー!こっからはガチで行くぞ!!もう塩ひとつまみもやらんっ!!!」

ドドドドド・・・

バリー
「!!あ・・・!あの船は・・・」

ザ!

「着きました、教授(せんせい)!」

「ンー。」

ガチャ!

「おや〜?私の秘密のスポットに先客ゥ〜?」

バリー
「やっぱし・・・!!」

「あっ、!アイツ、ロズゴート・バリーですよ、教授!!」

「何ィ〜!?我が京都大外科部医局をソッコーで辞めた、クソナマイキなエスパーのガキかね〜!!落ちこぼれが、こんな所に目障りだナ〜!!」


「京都大外科・・・?知り合いなの?」

バリー
「知り合いってほどでもねぇなぁ。3ヶ月ほど勤務したけど、アホらしくてアメリカに行ったから。教授も先輩も、医学より出世と保身、金儲けで頭ん中いっぱいでさぁ。少し透視しただけでこりゃアカンなと思ってよ・・・役に立ったのは、この釣り場の情報ぐらいだな。」

「ぬぅ〜!!キ、キサマァァ〜!!日本の医学界の権威たるこの私をっ・・・侮辱する気かねっ!!汚らわしいエスパーの化け物がっ!」

風月
「何ぃぃぃ?」

ザン!!

風月
「アンタ今、私の親友達の事を何て言った!?私の前でいい度胸じゃない!!海の水雲(モズク)になる?クォラ!!?」


「・・・風月ちゃん!?それ『藻屑(モクズ)』の間違い・・・」

風月
「春夏秋冬・・・爆殺!!!」

説明しよう!
『春夏秋冬爆殺』とは!
草雷火氷の4属性を1つにして、驚異的な破壊力を生み出す技の事であるっ!!

ゴガガガガ・・・

「ア・・・アイツもエスパー!?や・・・やめろおいっ!!訴えるぞーっ!」


「どうする?止める?」

バリー
「イヤ〜あのジーさん、『普通の人々』や『ペンデュラムアッド』にも絡んでるってウワサだし・・・」


「じゃあ、沈めた方が世の中のためかしら?」

グラッ!

風月
「・・・う?キャ・・・キャーッ!?」

ドテッ!!


「風月ちゃん!!」

バリー
「お・・・おい!?どうした!?」

キュン!

バリー
「やべぇ・・・こりゃ熱中症と船酔いと、日焼けのしすぎだ!!なんでもっと早く言わねぇんだよ!?」

風月
「熱い〜、気持ち悪い〜!!」

バリー
「すぐ手当てしてやるからなっ!」


「だから言ったのに、も〜っ!!」

「ブ・・・ブワーッハハハハハッ!!やはりエスパードクターなど役に立たんなっ!!身内の健康管理もできんとはなーっ!!」

バリー
「ぐ・・・」

「ギャハハハハ、バーカバーカ!!ギャハ・・・!!ハ・・・ハ〜・・・!!」

ドクン!!

バタッ!

「せ・・・教授(せんせい)!?」

バリー
「・・・!!」

教授(せんせい)〜っ!?」

「脈は!?」

「意識レベル・・・」


「何よ、そっちだってダメじゃない!ねぇ、バリーさん・・・」

バリー
「・・・イヤ。笑い事じゃねぇな。」


「!?」

バリー
「あのジーさん、このままだとマジで死ぬぞ。緊急手術(きんきゅうオペ)が必要になるかもしれん。」


「え・・・手術(オペ)って、ここで!!?」












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