FBIから来た女:3〜猛火・赤の章(48/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル14

ロズゴート・バリー

FBIに所属しているエスパー捜査官で、キースと共に『神童』と呼ばれる。
レベル8の接触感応能力(サイコメトラー)を初めとした合成能力を合わせ持つ。
子供の頃から大人にも手に負えない力を持っていたため、少々暗い過去もある。
今はユーリやリリーを友とし、ペンデュラムアッド壊滅のために日夜戦っている。
キースとはとっても仲が良く、組織内では恋人同士に見られる事も多い。
もっとも、バリーが彼女の気持ちに気づいたのはけっこう前かららしいが・・・
少々大人げない性格であり、その事から今回リアンと一触即発状態に・・・!!!
はたして何が起きるやら・・・
FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル270:リアンとバリーはケンカするほど・・・!?『前編』


アタシは剣野刃。

FBI捜査官であり、今はワケあって小学生をやっています。

緑の組織を壊滅させた後、アタシは東京にあるリリー姉のマンションに引っ越す事になりました。

その時、花鳥さんがずっと家を開けているというので、風月ちゃんはしばらくマンションにお泊まりです。

今日はバリーさんも来るらしいのですが、何が起こる事やら・・・





バリー
「何だよ、オマエら・・・こんな天気いい日にゲームかよ?」

風月
「バリーさん、黙って!気が散るっ!!」

ヴォォォォ・・・

風月
「この・・・!!次のコーナーで勝負よっ!!やぁっ!!」

バッ!


「・・・」

ギャギャギャ!!

風月
「抜いたーっ!!・・・でも今、ワザと勝たせたでしょ?」


「う、ううん。そんな事ないわよ?」

ジーッ!

そらし・・・

風月
「そんな事されても、嬉しくなーいっ!!」


「だって・・・本気出したら出したで、負けて怒ってたじゃない!」

風月
「負けたら怒るの当然でしょっ!?」


「意識して透視しなくても、なんとなくゲームのコツはわかっちゃうし・・・熱くなられちゃうとそっちの心理も伝わっちゃうのよ。ゴメン、次はなるべくうまくやるから・・・」

風月
「ゲームなんかやってられないわーっ!!」

ダッ!


「ふ、風月ちゃん・・・!!ゴメン・・・」

バタン!

バリー
「・・・フーン。」

ニヤニヤ・・・


「・・・何よ?」

バリー
「イヤ〜、なんでも透視()える『レベル10』っつったって・・・まだまだ中身はカワイイもんだなぁと。」


「どういう意味?」

バリー
「オレ達サイコメトラーは、触るだけで大抵の事はわかっちまうし、そうでもなくても心理戦で負けるワケないからな。こういう時は、バレないように手加減しないとダメだろ。友達だからって、そこまで手の内を明かすのは甘えすぎだよ。もうちょっと大人にならないとな。」


「・・・聞いた風な事言わないで!アタシ達少年探偵団のつき合いは、そんなにヤワじゃないのよ!バリーさんにはわからないでしょうけどね!!」

バリー
「エスパーの先輩としてアドバイスしてやってんのに・・・カワイクねぇなぁ!そんなんだと、ユーリに嫌われっぞ!?」


「ユーリ兄はアタシの事嫌ったりしないもん!!」

バリー
「!!」


「ユーリ兄を他の人と一緒にしないで!!」

バリー
「・・・だといいがな。」


「!!」

バンッ!

風月
「いい事思いついたっ!!バリーさんと刃ちゃんなら、いい勝負になると思うのよっ!!サイコメトラー同士のガチンコ勝負!!1回見てみたい!!私相手だと刃ちゃん、本気出せないからダメなんだもん!!それじゃ面白くないじゃない!?」


「風月ちゃん・・・」



『ギガレース!!ゲットレディー!?』

バリー
「・・・」


「・・・」

風月
「2人共、本気でやってねっ!?勝った方に賞品としてこれあげる!!抜け殻ポケモン、ヌケニンのモンコレ(モンスターコレクションの略)!!」


「ありがと、風月ちゃん。・・・いらないけどがんばるわ。(わかった?アタシ達、あなたが考えるより、ずーっと仲いいんだから!!余計なお世話なのよ!)」

バリー
「(テメェ・・・仮にも目上の人間になんだ、それ!?調子に乗るなよ!?)」


「(あーら、アタシは何も言ってないわよ?そっちが勝手に読んでるんじゃない。)」

カッチーン!!

バリー
「(オレよりも生きてねぇクセに・・・超度(レベル)が高いからって・・・)人の親切にそういう態度は間違ってるって事教えてやるっ!!超度(レベル)の差を人生経験で埋めてオマエを倒すっ!!!」

ギュンッ!!


「・・・」

シュッ!!

カカカッ・・・

ドギャアッ!!

バリー
「!!」

ギャルルルルッ・・・

バリー
「何ィィィーッ!!い・・・いきなり高等テクの裏ワザかっ!!リアン、キサマッ!このゲーム!!読み込んでいるなっ!?」

ズギュウ〜ンッ!!


「気を散らそうったって、ムダよ。人生経験って、その程度?」

バリー
「テ・・・テメェ、このクソガキッ!!マジで頭きたっ!!」

ドゴォォォ・・・





風月
「おめでとう!!祝福のキスとヌケニンのモンコレ!」

チュッ!


「ありがと♪ヌケニンはいらないけど。」

バリー
「・・・」

ズ〜ン・・・


「(ベー!!)」

バリー
「(こ、この小娘(ガキ)性格歪みまくってるじゃん!?ユーリのヤツ、よくこんな妹カワイがれるな!!?)」


「(何よ、超度(レベル)8ぐらいで人の事見透かしたみたいに・・・!!ユーリ兄、どうしてこんな人とつき合ってるのかしら。)」

バリー
「(よぉぉぉーし。いっぺんその鼻っ柱へし折ってやるか・・・!?世の中のためにも、教育的指導かましてやらぁ・・・!!!)」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ〜ッ・・・!!!












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