FBIから来た女:3〜猛火・赤の章(46/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル12

ルックウッド・ザルチム

FBIに所属しているエスパー捜査官で、レベル8の遠隔透視能力(リモートネス・クレヤボヤンス)を初めとした合成能力を合わせ持つ。
ユーリやリリーとは昔からの親友で、小さい頃はよくイタズラをした悪ガキだった。
日本文化について、少し間違った解釈をしている事が多い。
怒りを爆発させた時は、頭中に隠された無数の目を使い、どんなに離れた場所でも透視する事ができる。
コードネームは、『千里眼のアイリス』。
FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル268:リリーの波乱な里帰り『中編』


アーティ
「テレポーターなんじゃなーい・・・君1人かな〜、お嬢ちゃん?」

リリー
「さあ、どうやろな。」

ヒュパッ!!

リリー
「(頼むで、ユーリ兄・・・!!向こうのヤツもテレポーターや。お互い妨害はできても、トドメは刺されへんハズ・・・)」

チャッ!

ユーリ
「絶対外すなよ、ザルチム!!世界遺産を守りに来て、傷つけたんじゃ話にならない。」

ザルチム
「任せてくれ!ボクが本気を出せば、ここから東京まで見る事ができる!だから射撃には自信があるよ!!」

ギュンッ!!

ヴュ・・・ン!!

ザルチム
「ウーップス!!本気出しすぎて、マジで東京が見えまーす!!近くぜんぜん見えませーん!?」

ユーリ
「バカーッ!!早くピント戻せよ!!」

アーティ
「敵は君1人と考えてよさそうじゃなーい?ボクの芸術活動は誰にも妨げられないじゃなーい!」

ユーリ
「ふざけるなっ!!何が芸術だ、落書き魔め!!」

ミルル
「落書きとは何よ!?アーティをバカにすると許さないわよっ!!」

バッ!

リリー
「そこ、動くなっ!!」

ヒュ・・・

ミルル
「フ!」

パシッ!

リリー
「えっ!!」

バシッ!

バシャァァァ!!

ユーリ
「!!」

ビュ!!

ユーリ
「色付きの粘着剤!?」

ベトッ!!

ザルチム
「シーット!!ヤツのトリックだ!!」

アーティ
「ボクはただのテレポーターじゃないじゃな〜い。真のアーティスト!!そのために授かった才能の数々じゃな〜い!!」

ミルル
「ステキッ!!最高よ、アーティ・・・」

ペラッ!

リリー
「え・・・あれっ!?平べったい!?薄っ!!」

ユーリ
「この女、落書きに使われる絵の具だ!!念力(サイコキネシス)で動かしてたのか!!」

アーティ
「動かしてるんじゃないじゃなーい!真の芸術家たるボクに生命を与えられたんじゃなーい!!」

ミルル
「そう、あなたはステキッ、アーティ・・・」

ピコピコ!

リリー
「・・・セリフは腹話術なんや?よう見たら、微妙にヒゲが動いてるし。」

ユーリ
「逃がすな、リリー!!複合能力者だが、サイコキネシスの力はおそらく限定・・・ぶっ!!」

ミルル
「お黙り!!」

アーティ
「これで1対1(サシ)じゃな〜い!?止められるものなら止めてみなっ!!」

リリー
「ナメんな・・・!!ウチはレベル9やで!!戻って来られへんトコまで飛ばしたるっ!!」

ヒュッ!!

アーティ
「それはどうかな?」

フッ!

リリー
「テレポート・・・!!ウチが邪魔するより早く!?」

ぬぅっ・・・

アーティ
「ウ・ソ♪フェイントじゃなーい!」

リリー
「いっ!?」

アーティ
「んで、」

バシャッ!!

リリー
「ぶ・・・!!」

アーティ
「勝負あったんじゃなーい?サイキック・インクジェーット!!」

ビュバァッ!!

グッチャグチャ〜ッ!!

ユーリ
「ん〜っ!!」

ミルル
「やったわアーティー!!」

アーティ
「フハハハハ!次行こっ!!もう一息で京都征服じゃなーい!!」

ヒュッ!

ユーリ
「(消すの大変なんだぞっ!?もうこれ以上やらせるワケには・・・!!)」

リリー
「アカン!目ェが・・・!!何も見えへん・・・!!これ、テレポートではがそうと思っても・・・マブタごとちぎれそうででけへん!!」

ザルチム
「ヤツは今度は北西に向かってる!!金閣寺だ!!」

リリー
「アカン・・・!!やっぱりウチ1人だけじゃ・・・!!アホみたいに調子乗ってたクセに、あんなヤツらもやっつけられへん・・・!!仲間が一緒にいてくれな・・・」

ザルチム
「ボク今は、ハッキリヤツに焦点を合わせてる!!なんとかこの視覚イメージをリリーちゃんに転送できれば・・・」

ユーリ
「(そうか!視覚イメージ!!)ひひー(リリー)!!」

リリー
「!」

キュッ!

ユーリ
「(だ・い・じょ・う・ぶ。お・ま・え・な・ら・や・れ・る。ぜっ・た・い・に・・・兄を信じろ、リリー!!)」

リリー
「・・・!!」

ガァァァァ・・・!!





ヒュパッ!!

アーティ
「ホウ・・・これは・・・最高のキャンパスじゃな〜い?創作意欲がビシバシ刺激される・・・!!」

ミルル
「やっちゃえ、アーティー!!」

アーティ
「よーし、で〜はさっ〜そく・・・」

リリー
「・・・そうはいかへんで。」

ヒュパッ!!

リリー
「オマエのアホな遊びもこれでおしまいや!!ウチが・・・決着(ケリ)つけたるっ!!」

ミルル
「フン!!しつこいね!?でもアンタ・・・目が見えないんじゃどうしようもないでしょ!?今度は鼻と口も塞いであげるっ!!」

ババッ!!

ヒュッ!

フッ!!

ミルル
「!!」

パッ!!

バシャッ!!

アーティ
「何っ!?」

パッ!!

アーティ
「バ・・・バカな!?オマエ・・・見えてるんじゃない!?テレポート以外にもESPが・・・!?」

リリー
「ちゃうよ?ウチはただ、最強のテレポーターで・・・今はウチの力を引き出してくれる、最高の兄がついてるだけや♪」












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう