ファイル259:月島弓雁はこんな人
月島家
深雪
「あー、気持ちよかった〜!!」
美香
「弓雁ちゃんのトコの風呂って大きいわよね。」
弓雁
「特訓の後、門下生がたくさん入るからな。」
言い忘れてましたが、弓雁の家は空手道場があります。
祐美
「それにしても久々ね、パジャマでパーティだなんて。」
波香
「まぁ、補講も終わったし、のんびりできるよね。」
泉
「さぁー、今日は寝ないよー!!ホラ、弓雁ちゃんには聞きたい事がたくさんあるしねー!!」
弓雁
「へ?な、何やの急に!!」
泉
「この前の事件で仲良くなった刑事さん・・・後田さんとのデートってどうなったのか?さぁ、洗いざらいしゃべっていただきましょ〜!!」
弓雁
「なっ!!」
美香
「いいじゃんいいじゃん、隠す事ないよ!」
波香
「そうそう、沈黙は罪よ。」
祐美
「サッカーのクツ買いに行ったんだよね?」
弓雁
「か、勝手に話を進めんなぁ!!た、ただ買い物に行っただけや・・・」
深雪
「またまた〜、そんなのは通じません!!だって後田さん、弓雁ちゃんの事真剣っぽいし〜!」
弓雁
「そ、そんな事あらへんって!!」
弓雁はこう言いますが、実際2人はつき合ってます。
美香
「後田さんって女の子には奥手そうだよね。」
波香
「そうね。でも頼れる感じもするわよね、なんとなく。」
泉
「どうなの、弓雁ちゃん!?」
弓雁
「・・・実はさ、サッカーボールは家にあったから、クツを買いに行ったんやけど・・・」
弓雁
「あれ、棚卸し?」
お休みの事です。
後田
「うーん、休みか、まいったな。クツは今度選ぶとして・・・そこらへんでメシでも食ってくか?」
弓雁
「う〜ん。お腹も空いてないし、お茶がいいかな・・・」
泉・波香・祐美・深雪・美香
「ブ〜ッ!!」
波香
「いつもならヤイバーガーでビッグヤイバーガー2個は食べるじゃない。お腹空いてたら5個も。」
深雪
「そうそう、アップルパイとレモンパイもつけてないし。」
弓雁
「えっ!?」
深雪
「弓雁ちゃんも意外とダメダメだな〜。はい次!!」
弓雁
「・・・何、まだ続けなきゃアカンの?言いたい放題言われて・・・。・・・それから本屋に寄ったんや。」
結局言う弓雁ちゃん。
後田
「ちょっと週刊サッカー買ってもいいか?」
弓雁
「ホンマ、サッカーが好きなんですね。」
後田
「弓雁君は普段どんな本読むの?」
弓雁
「えっ!?え、えーっと・・・や、やっぱりこういう純愛系かな・・・」
『今すぐに会いに行きます』
泉・波香・祐美・深雪・美香
「フブーッ!!」
泉
「ハイッ!ここに大きな間違いがあります!!VTRストップ!」
弓雁
「な・・・!!」
深雪
「ホラ、そこの本棚、武通(武道通信の略)しかないじゃん!ウソはイカンよ。」
波香
「だいたいあなた、この前『キミトナ(君の隣で愛を叫ぶの略)』読んでて、7分で寝ちゃったって言ってたわよね?」
弓雁
「ま、まだ読んでる途中なだけや!!だいたいなんやねんVTRって!!」
泉
「それでそれで?次はどこに行ったの?」
弓雁
「もうアンタらには教えへん!!これぐらいで十分やろっ!!さぁもう寝るで!!」
波香
「え〜、ここからが面白いところなのに〜。」
深雪
「そうだよ、夜は長いんだからさ〜。」
弓雁
「ア、アンタらなぁ〜・・・エルちゃんの時もこんな事してんのか・・・!?カラオケやカラオケ!!」
泉
「ヘェー、後田さんもカラオケ行くんだね。」
なんだかんだで全部報告する弓雁ちゃん。
後田
「ホラ、次は弓雁君の番だぞ。」
弓雁
「え・・・?じゃ、じゃあ・・・」
ピピピ・・・
弓雁
「これでも歌おっかな・・・」
後田
「WECANDO・・・?聞いた事ないけど洋楽か?」
弓雁
「え?あ、う、うん、そうそう!!」
後田
「ヘェ〜、弓雁君洋楽なんて聞くんだ。」
弓雁
「まっ、まぁねチョコチョコと・・・」
泉・波香・祐美・深雪・美香
「ブブブーッ!!!」
泉
「洋楽ってそれ、瀬川おんぷの持ち曲じゃん!!おジャ魔女どれみのさぁ。」
弓雁
「そ、そやかて言いづらかったんやもん!!」
美香
「で、後田さんの前で歌ったの?」
弓雁
「うっ、歌えるワケないやろ!!」
泉・波香・祐美・深雪・美香
「さらにブブブブーッ!!」
波香
「いつもノリノリでフルコーラス熱唱するのに。」
泉
「私なんか、振り付けまで覚えちゃったよ!弓雁ちゃんにはかなわないけど。」
弓雁
「ほんならアンタらやったら歌うんか?なぁ!!」
泉
「ハァ〜、こりゃあダメだね。」
深雪
「ハイ次いこ!!」
弓雁
「・・・。・・・最後にゲーセンに行ったんや。」
泉
「いつもプリクラ撮ってる所だよね。」
『最高得点!!
YUKARI
997568』
弓雁
「あっ、あっち行こあっち!!」
後田
「ん?」
泉
「えーなんで隠したの?パンチ&キックマシーン。」
祐美
「せっかく最高得点なのにもったいない。」
波香
「次こそ記録更新するって言ってたわよね?」
弓雁
「・・・アンタらわかってて言うてるやろ・・・?・・・ほんでさ、後田さんがレースゲームやろうって言うてさ。」
弓雁
「ヘー、後田さんこういうのやるんや。」
後田
「ん?意外か?」
弓雁
「ううん。」
後田
「オレさ・・・警部補に昇進したら車を買いたいんだ。それで、今まで行った事ない場所を探検してみたいんだよ。」
後田刑事、普段の通勤はバイクです。
後田
「後一年ちょっとで弓雁君も高校卒業か。その時君って・・・どうなってるんだろうな。」
弓雁
「・・・」
泉
「で?どうしたの?」
美香
「『やーん、ウチできなーい』とか言ったの?」
波香
「それとも『ウチ助手席がいいー♪』とか?」
弓雁
「そ、それがさ・・・抜いた。コースレコードでぶっちぎった。」
泉・波香・祐美・深雪・美香
「正解。」
それでこそ、弓雁姉さん。
後田
「・・・」
ブロロ〜ッ・・・
「お客さーん、閉店ですよー。」 |