FBIから来た女:3〜猛火・赤の章(33/111)縦書き表示RDF


オリジナルキャラクター・ファイル1

片桐真希(かたぎり まき)

帝丹小学校1年B組に在籍している女の子。
髪の色は赤髪。
2章の『姿なき誘拐犯』で初登場。
当初は1回かぎりのゲストキャラの予定であったが、作者が気に入った事によりその後も登場する事が決定。
少年探偵団のメンバーとして加入する。
大阪の遊園地の事件の時、風月を守りたい想いから超能力に覚醒する(元々、本人にはその器があった)。
しかし、赤の組織が盗み出した魔剣の:RING『クリーバー』を指にはめられた事により心を操られ、一時的に少年探偵団を裏切らされる事になってしまう。
しかも、早く:RINGを壊さなければいずれ死んでしまうという悲劇付きであったが、赤の章の最後にコナン達によってようやく救出された(ちなみにクリーバー自体は第4章終盤にブレイバーと共にセレナードの手によって破壊された)。
超能力は水を操るものであり、近くに水気のものがなくても自由に水を生み出して攻撃・防御・その他諸々に使える。
だが、水を使わなくとも素の超能力が念動力(サイコキネシス)であるため、十分強い。
探偵団の中で唯一コナンへの想いが判明しておらず、彼女自身コナンを異性として意識している描写は少ない(だがコナンにカワイイと思われたいという気持ちはあるようである)。
策略家で、いろいろな事を企んだりもする。
性格の1部のモデルは、『ながされて藍蘭島』のちかげ。
実希という双子の妹がいる。
まだハッキリとは明らかになっていないが、実は真希は忍の家系である。
FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル255:そこにあった悲劇・・・


アメリカ



FBI本部


FBIの本部に、FBI捜査官達が集結していた。

ジェイムズ
「そうか・・・ペンデュラムアッドの1組織、『赤の組織』の1人と遭遇したのか、クールガイ達は・・・」

ユーリ
「命があっただけでも、まだいい方だな。ところで、風月ちゃんは?」

ジョディ
「相当のショックを受けてるみたいで、如月邸で寝込んでるらしいわ。暁君が寝ずに看病してるそうよ。」

秀一
「ムリもない・・・自分を助けてくれた命の恩人が、ムリヤリとはいえ赤の組織に寝返ったんだからな・・・」

バリー
「それより、本当なのか?」

キース
「その片桐真希ちゃんが、先日美術館から盗まれた『あの:RING』を指にはめているという話・・・」

ジョディ
「ええ・・・現場に居合わせた娘のリラによると、剣を弾き飛ばした時に確かに見えたそうよ・・・クリーバーの証である、ドクロの紋章が・・・」

ザルチム
「おそらく、クリーバーを真希ちゃんの指にはめるよう指示したのは赤の組織をまとめる松房で、はめたのはクリーバーを盗み出した(ホムラ)だろう・・・」

リリー
「こりゃ、一刻も早くクリーバーを壊し、真希ちゃんを救わなアカンようなったな・・・」

ユーリ
「ああ・・・『あの伝説』が事実ならば、早くあの:RINGを破壊しなければあの子が危険だ!!」

ジョディ
「あの伝説?」

秀一
「千年前の話だ・・・かつて、この世界を滅ぼしかねない驚異的な力を持った2体の超古代ガーディアン:RINGがあった・・・」

バリー
「赤きガーディアンは『地底の帝王グラードン』・・・青きガーディアンは『海底の女王カイオーガ』・・・」

キース
「天候を完全に変える力を持った2体のガーディアンは術者の精神崩壊によって暴走し、世界は破滅に追い込まれた・・・」

ザルチム
「その世界の危機を救ったのが、『天空の女帝』の異名を持つガーディアン:RING『レックウザ』と、『クリーバー』『ブレイバー』という2つの:RING・・・そして、伝説の女戦士『クシナダ』だった・・・」

ユーリ
「クシナダとレックウザ、そして2つの剣の力を受けたグラードンとカイオーガは倒され、地底深くと海底深くに封印された・・・」

リリー
「そして、それぞれの剣を『封印の鍵』としてカギをかけ、2体を完全に封じ込めたんや・・・」

ジェイムズ
「その後、2つの剣はバラバラの場所に分けられたのだ・・・もう二度と、封印を解かれないように・・・」

ジョディ
「え?なぜですか?」

秀一
「あの2つの:RINGは、グラードンとカイオーガを封じるカギであると同時に、解き放つカギでもあるんだ。2つの:RINGがそろえば、あの化け物はまた動き出す・・・そしてそうなれば今度こそ、世界は粉々に消し飛ぶ!!!」

ジョディ
「そうだったの・・・でも、どうして真希ちゃんを早く助ける必要があるのかしら・・・?」

ジェイムズ
「知っておるかね?2つの:RINGを使ってレックウザと共に2体を封じ込めたクシナダが、その後どうなったのかを・・・死んだのだよ・・・2つの:RINGを使いすぎた、精神力の限界でな・・・」

ジョディ
「なっ・・・!?」

秀一
「クリーバーとブレイバーは、強い精神力がなければ操れない魔剣・・・精神力が弱ければ、心を操られてしまうんだ・・・」

ユーリ
「クシナダのように大人ならまだいいが、真希ちゃんのように子供だと、強い魔力には耐えられん・・・」

ジェイムズ
「このまま放っておけば、真希ちゃんは・・・死ぬ!!!」

FBI捜査官達の表情が、一瞬にして曇った。

ジェイムズ
「この件に関しては、また後々会議を開く。各々(おのおの)、くれぐれも用心するように。では、解散。」

ジョディ達は、それぞれの自室に戻っていった。

ジェイムズ
「彼らにはまだふせておこう・・・リアン君こそ、クシナダの血を引く娘である事を・・・そして、クリーバーとブレイバーをしのぐ第3の魔剣『カリバー』の存在がある事を・・・さて、ワシも部屋に戻るか・・・」

ジェイムズはそう言うと、その場を出て行った。












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