ファイル252:温泉旅行は哀しき別れ『前編・2』
翌日・・・
シャアアアア・・・
ザッ!
ザンッ!!
ズザザ・・・
コナン
「どうだ?」
哀
「スゴイスゴイ、コナン君!」
ユリ
「私達にもスノボー教えて!」
コナン
「ああ、任しとけ!」
刃
「アタシはスキーにしとくわ・・・」
風月
「私も・・・」
美保
「スキーは私が教えてあげるわ。みっちりとね〜・・・」
刃・風月
「は、はい・・・」
暁
「なんか美保さん、燃えてるね・・・なんで?」
銀一
「ああ・・・前に山形に修学旅行に行った時、殺人事件が起こってさ。その時美保、たまたまきてた別の学校の女子中学生に推理引き分けて、スキー勝負もソイツに負けたんだ。それ以来、絶対にスキーはプロになってやるって張り切りだしちゃってさ・・・」
美保
「銀一ー!!あなたもよ!!早く来なさい!!」
銀一
「は、はいぃ!!」
タタタ・・・
深雪
「相変わらずだね、美っちゃん・・・」
エル
「ええ・・・」
コナン
「ねぇ、その美保ちゃんを負かしたっていう中学生の女の子・・・顔は見たの?」
弓雁
「さぁ・・・ゴーグルで顔隠れてたからねぇ・・・」
美香
「しいて覚えてる事といえば、髪の毛がロングヘアーだった事と・・・」
刃
「(ギクッ!)」
エル
「水色のニット帽かぶった男の子が隣にいた事と・・・」
刃
「(ギクギクッ!!)」
深雪
「口調が関西弁だったって事ぐらいかなぁ?」
刃
「(ギックゥ〜ッ!!!それってアタシの事じゃない〜!!隣にいたのは平次だし・・・今日はなるべくバレないように行動しようっと・・・)」
そして・・・
刃
「キャ〜ッ!!」
ドテッ!
刃
「わっ!!」
ズテッ!
風月
「だ、大丈夫?刃ちゃん・・・」
刃
「え〜ん!!もうヤダよぉ〜!!」
美保
「泣かないで、刃ちゃん!私が優しく丁寧に教えてあげるから・・・ね?」
刃
「うん♪」
美保
「じゃあ、私の後についてきて、ゆっくり滑ってね!!」
シャアアア・・・
刃
「はい♪(よっしゃあ!これで美保ちゃんに怪しまれないで済むわ!ナイス、アタシの演技!!)」
風月
「(その行動が逆に怪しすぎるんですけど・・・刃ちゃん・・・)」
美保
「いっぱい滑って疲れたでしょう?温泉に入ってきなさい。」
哀
「あ、はい。」
美保
「あ、そうそう・・・一応混浴もあるから、好きなのを選んでね〜♪」
哀
「ちょっ・・・」
美保
「アッハハハ!じゃあ私達は夕食の準備をしてるから・・・」
銀一
「卓球場もあるからねー。」
スタスタスタ・・・
暁
「じゃあ、オレ達は卓球やってから風呂行くから・・・」
風月・刃・ユリ・真希
「じゃあね〜♪」
タタタ・・・
哀
「あうぅ・・・コナン君、どうする・・・?」
コナン
「どうするって・・・オレと一緒に入りたいのか?」
哀
「なっ・・・!!」
コナン
「まっ、んなワケないよな!」
哀
「・・・入る。」
コナン
「・・・へっ?」
哀
「私もあなたと一緒に入る!!」
コナン
「何ぃ〜!?」
カコン、コン、カコン!
パコン!!
風月
「キャッ!!」
ユリ
「よっしゃあ〜っ!!」
刃
「次はアタシと真希ちゃんね!」
真希
「ええ・・・」
ギン・・・!!
刃
「!!(な、何?この異様な殺気・・・いつもの真希ちゃんじゃない!!)」
真希
「どうしたの?早く始めようよ。」
刃
「あ、うん・・・」
カコン、コン、カコン・・・
カコン!カコン!カコン!
刃
「(・・・集中できない・・・!!)」
バコォン!!
刃
「キャア!!」
真希
「あ、勝った・・・」
刃
「(アタシ、勝てなかった・・・真希ちゃんがいつもとちがう殺気を放っていたから・・・)?」
真希
「?」
刃
「(元に戻ってる!!いったい何だったんだろう・・・?あの時の殺気は・・・)」
そして・・・
コナン・哀
「・・・」
パクパクパクパク・・・
コナン・哀
「・・・」
刃
「さっきから一言も話してないわね・・・」
ユリ
「いったい何があったのかしら・・・」
風月
「さ、さぁ・・・」
美保
「なんなら見てみる?2人の様子を写したビデオ・・・」
銀一
「美保!オマエまた風呂に監視カメラを・・・」
美保
「いいじゃない!あなただって見てるんだからぁ・・・」
銀一
「ハハ・・・」
美保
「さぁ、これが2人のラブラブシー・・・」
コナン・哀
「やめんかいっ!!!」
バキッ!!
美保
「あー、ビデオカメラが〜っ!!高かったのに・・・」
銀一
「そういう問題じゃないだろ・・・」
その夜・・・
ガララッ・・・
刃
「スー、スー・・・」
スッ!
ジャキ!!
『フフフ・・・眠れ、リアン・ハートネス・・・永遠になぁ!!!』
ブンッ!!! |