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FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル225:記憶を失った浅井成美


阿笠邸



コナン
「・・・それで、オレの家の前にあの成実さんが倒れてたってワケか・・・」

ユリ
「ええ・・・今、緊急で呼び寄せたリアンちゃんが、診察をしているところよ・・・それに、おかしな事もあったわ・・・」


「おかしな事?」

ユリ
「着ていた服が、『女性物』だったのよ・・・」

コナン
「何!?」

風月
「コナン君の話を聞くと、浅井成美さんの正体は男で、『麻生成実』という男性だと事がわかっている・・・でもなぜ、その男の人が女物の服を着ていたのかが、妙に引っ掛かるのよね・・・」

ガチャ!!

ユリ
「!!」

コナン
「刃ちゃん・・・」


「今、診察が終わったわ・・・でも・・・コナン君。これからは、彼女を成実さんと呼んではダメよ。」

コナン
「えっ、なんで?」


「彼女は今・・・『麻生成実という1人の男性』の時の記憶を完全に失っているわ・・・今のあの人は『浅井成美という1人の女性』でしかないのよ・・・」

コナン
「な・・・なんだって・・・!?」

風月
「おそらく、月影島の事件の時、成実さんをあの火事の中から連れ出したのは、ペンデュラムアッドの1つ『赤の組織』でしょうね・・・赤の組織は、おもに手術の術を得意とする組織よ・・・特に、『性転換手術』に関しては、彼らの右に出る者はいないわ・・・」


「性転換手術・・・」

風月
「そして、彼らの特徴の1つ、それが・・・『手術の後、その人物の性転換前の記憶を永久に失わせる』というもの・・・」

コナン
「な、なんだって!?」


「でも、成実さんは心が強い人だったんでしょうね・・・『江戸川コナンこと工藤新一に関する記憶』だけはちゃんと残っていたわ・・・アタシが手を当てて調べたもの・・・」

コナン
「そういえば、刃ちゃんは接触感応能力者(サイコメトラー)だったね・・・」


「でも、これからどうするの?あの人の事・・・」

ユリ
「その事なら、もう阿笠博士に頼んであるわ。江古田小学校の教師として雇ってもらえるようにしてもらったから・・・」

コナン
「そうか・・・じゃあ、この話はまた後日・・・」

そう言うと、コナン、哀、刃、風月は阿笠邸を後にした。












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