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FBIから来た女:3〜猛火・赤の章
作:ユーリ



ファイル246:地球の神秘と陰謀(ストラテジー)『10・海底帝国の戦い』


『人間が我が帝国に来た?それは本当か・・・』

「ハッ!レイが発見し、連れて来た模様です・・・いかがなさいますか?」

『フン・・・まぁよかろう。我が帝国の目的を果たすまで、地下牢に閉じ込めておけばいい・・・そうであろう?ガンロップ大臣・・・』

ガンロップ
「フッ・・・その通りだ・・・」





「ここが我が帝国だ・・・」


「へ〜っ、ここが・・・」

小波レイ(さざなみ れい)
「自己紹介が遅れたね。ボクは小波レイ。よろしくね。」


「ハ、ハァ・・・よろしく・・・」

「レイ、何をくっちゃべっているの?」

レイ
「シンミじゃないか・・・」

碇美シンミ(いかみ しんみ)
「その子は地下牢に閉じ込めておけと、ボスが言っていたわ・・・」

レイ
「あ、そう・・・」

惣流ナスカ(そうりゅう なすか)
「じゃあ、この子はオレ達が連れてくよ。」

レイ
「後でゴハン、持ってくからね。」


「はい。」





ガチャ!

ナスカ
「ここに入っていろ。」

ポイッ!

ドサッ!


「うっ!」

手足を縛られた刃は、地下牢に放り込まれた。


「うぅん・・・」

刃は2人をにらみつける。

シンミ
「後でレイがゴハンを持ってくるわ。その時に縄を解いてもらってね。」


「うぅ〜ん・・・」

刃は声が出せなかった。

口にさるぐつわをかまされていたからだ。

2人は扉を閉めると、その場を後にした。





レイ
「刃ちゃん、晩ゴハン持って来たよ。」

ガチャ!


「ん〜、ん〜・・・」






「おいしいわ、この料理。まったく・・・何も縛らなくてもいいじゃない・・・」

レイ
「あの2人、あまり人間を信用していないからね。」


「どうしてそんなに人を疑うの?」

レイ
「ボクらは大昔から時々短時間だけど地上に上がり、陸上人の歴史を見てきたんだ。血みどろの歴史をね。何千年もの間戦争の繰り返しなんだ、君が警戒されてもムリないよ。」


「そう・・・」

レイ
「でもあの人が来たから、もう大丈夫だ。海底人の目的がやっと叶う。」


「あの人?」

レイ
「ガンロップ大臣だよ。地上をよりよい世界にするために、ボクらの科学力が必要なんだってさ。」


「そんなバカな!!あの人は賄賂を要求したり国の予算をかすめ取って私腹を肥やす悪党よ!あなた達のために協力するワケがないわ!!」

レイ
「な、なんだって!?」


「実際、宝石を盗むという卑怯な手を使ってルブラン国の国王になろうとしていたんだもの!絶対信用しちゃダメなのよ!!」

レイ
「そうだったのか・・・こうしてはいられない!シンミとナスカも呼んで来なくては!!」





ナスカ
「ガンロップ大臣が悪いヤツだって!?」

シンミ
「だから私は言ったのよ。あの人はなんか信用できないって・・・」

レイ
「こうしてはいられない!ボスに会いに行かなきゃ!!今ガンロップは、ボスと一緒にいるハズだ!刃ちゃん、一緒に来てくれるかい?」


「もちろんよ!行きましょ!!」





「ボス!剣野刃が、海底人数人を連れてこちらに向かっております!!」

『なんじゃと!?』

ガンロップ
「フン・・・やはり来たか・・・」






「どきなさ〜い!!」

ドカカカカ!!

「そこまでだ、剣野刃・・・この私の千の剣・・・かわせるものならかわして・・・」

ザンッ!!

レイ・シンミ・ナスカ
「な!!?」

ボン!!

ナスカ
「一撃であの兵士を・・・」

レイ
「あの子、あんなに強かったのか!?」

ザシュ!

ズバ!!

ドシュッ!!!


「(あと少し!!)」





『あの娘、ここに来る気か・・・』

ガンロップ
「どうだ?あの2体の兵士を使ってみては・・・」

『フム、おもしろい・・・』

「お、おやめください!!」

「あ、あの2体はまだ・・・」

『かまわん!連れてまいれ・・・スピノウガとギガノウトを!!』






「やぁぁぁぁ!!」

スパパン!!

ドカ!!


「なんなの?この大きな部屋は・・・もしかしてここが・・・」

『その通り・・・ここが私の部屋・・・そしてここが小娘、オマエの・・・死に場所だ・・・』


「なんですってぇ〜!?」

ゴォォォ・・・

ズン!!


「何よ、コイツらは!!?」

『さあ戦え、スピノウガとギガノウトよ・・・その娘がオマエ達の、最初の獲物だ!!!』












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