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掌編小説集7 (301話~350話)

転移希望

作者: 蹴沢缶九郎

キキーッ!!


閑静な住宅街に、トラックのブレーキ音が鳴り響いた。




自分の住む世界から異世界への転移を望んだ、何の取り柄もないごく普通の青年は、走るトラックの前に身を投げた…。




「青年がトラックの前に飛び出す所を、何人かの人間が目撃しています。ほぼ自殺の線で間違いないでしょう」


聞き取り調査を行っていた若手の捜査員は、運ばれていく青年の遺体を見ながら、ベテランの捜査員に報告した。


「ただ、やはり気になるのは消えたトラック運転手の行方です。目撃者の話によると、トラックが青年にぶつかる直前に、運転手の姿がすっかり消えたというのです。まるで、どこか別の世界に行ってしまったような…」

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