ここは、某町。
警視庁のあってコナン達が在宅する街。
この大きな街にとある一人の女刑事が住んでいる。
誰からも信頼されていて活発な女性。
そして、警視庁でも人気であり性格も優しい。
そんな珍しい人種である佐藤美和子はある一つのマンションに留まっている。
いつもなら警視庁で仕事を行っていたものの今日は非番で休んでいた。
そんな彼女の一日ももう過ぎていく。
「佐藤さん。見てくださいよ・・・きれいな花火ですよ」
白鳥警部は,前の方向を見ながらつぶやく。
鮮明に光る花火をフロントウインドーから眺める。
「ん?何?」
佐藤刑事は頬杖をつきながら適当に対話する。
ため息を吐いて辺りの景色を眺める。
「いや、此処は佐藤さんでは無く”美和子さん”と呼んだ方がいいですか?」
さらっとそのセリフを吐く。そして、そのまま車のハンドルを握りしめて運転する。
「見てくださいよ。空に照らされているものを・・・きれいですよ」
バァン!!とものすごく大きな音が響く。
その音は車の中に入っていても聞こえる。
さまざまな色が空一面に照らされる。
「きれい・・・」
さっきまで呆気な表情をしていた佐藤刑事が,満面の笑みを浮かべる。
うっとりとしながら多色の花火をずっと見る。
すっかり花火に見とれる。
白鳥警部はそんな佐藤刑事の表情を確かめるように見る。
にこやかに笑う佐藤刑事を白鳥警部は,見惚れる。
運転速度が遅くなる。
(あ、しまった)
佐藤刑事に見とれてしていた白鳥警部は思わず別の方向へ車を走らせる。
人のいないところに行くように車を走らせて止める。
「どうしたの?白鳥君・・・」
急な出来事に佐藤刑事がつぶやく。
そのあとすぐに佐藤刑事手を握る。
「白鳥君?」
訳がわからなさそうな表情で白鳥警部を見つめる。
(美和子さん・・・僕はあなたを想っている)
白鳥警部は想いを込めて手を握りしめる。
花火が始まった。車が急に止まった。これからの二人は?
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