表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
霊力にお願い  作者: 凛人
1/21

Count.1.1 非日常が始まる

“それは一瞬の出来事だった”


オレは親友、葉月と出かけるため急行の電車に乗っていた。

「で今日は何よ?」

毎度のことながらも解りきったように葉月に尋ねた。

「そうだなぁ。どうする?」

「おまえいつもそうじゃねえか」

「いいじゃん。どうせヒマだろ?」

「うるせーよっ」


オレ、佐伯陽と新山葉月は高校入ってからの仲。高校ももう卒業して半年近くたとうとしている。二人とも進学は考えていたが、とりあえず一年はフリーターというものをすることにした。


電車の中、何気ない会話を交わしながら葉月がこう切り出した。


「おまえ、来週誕生日だよな?」

いきなりで驚く陽。

「えっ。覚えてたんだ。お前毎年忘れてるから」

「さすがに今年はな。へへっ。でさ。ちょっと早いけど」

そう言って持っていたバッグに手をかける葉月。

「えっ。マジで?」


葉月から何かをもらうという事が初めての陽は顔から笑みが止まらなかった。まして誕生日プレゼントだ。



しかし その時



「何か変だよね?」


「揺れてる…」


「いつもよりスピード出てない?」



乗客がざわつき始めた。

確かにいつもと違う。極端にスピードがでてる。


“やばい”


そう思った瞬間だった。非常ブレーキが作動したのか分からないがガラスを引っ掻くようなすごい音がした。しかし、直前に控えていたカーブには間に合わなかった。



脱線した。



“オレは他の乗客が宙に浮くのを見た。いや、浮いてたんじゃない。飛んでいた。オレに向かって前に立っていた奴らが飛んで来たのだ。

でも、どうして…”


その後すぐにオレは意識を失った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ