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東京で頑張るあなたへ。

作者:こじぽん
頑張るすべての人へ。
あなたへ。
こんにちは。いつもはメールでのやり取りだけれど、今回は、少し気分を変えて、こうして手紙を書いてみました。
あなたと、こうして手紙のやり取りをするのは、高校の授業中の時以来だね。あの時は、隠れながらこそこそ書いていたから、こうしてゆっくりと手紙を書くというのは、なんだか不思議な気持ちです。
どうですか? 東京での暮らしは楽しいですか?
楽しいと感じていたら、いいな。すごくいい。でも、そうでないのなら、そうでないで、たくさん愚痴を聞かせてください。
なんだかんだで、あなたが、東京に行ってしまってから、もう、一月が経過するね。きっと、こっちの時間の流れと、あなたの感じる時間の流れは、まるで別ものなのかな、なんて思ったりします。
きっと、真面目なあなたのことだから、向こうでの人間関係や、仕事のこととかを四六時中考えているうちに、あっという間に一月が経っていたんじゃないかな。(←たまには私のことも考えて、連絡してほしかったなー!(笑))
さて、一方、私の方は、相も変わらず絵を描いています。憧れの美術大学だったけど、今では、課題の忙しさに追われて、すこしやめてしまいたい気分です。なんて、やめないけどね!
今日も、この手紙を書いている直前まで、課題のバナナの絵を描いていました。いままで知らなかったけれど、バナナの曲線ってあんなに美しかったんだね。ずっとみてると、吸い込まれそうになっちゃったよ。私もバナナみたいな、くびれが欲しいなって思っちゃった。って、まずは痩せないとだけど……(笑)。
とまあ、なんやかんやで、私は、大変ながらも、楽しんでやってます。
でも、たまに、何もかもうまくいかなくて、くじけそうになる時もあって、そんな時は、あなたの顔を思い出して、頑張っています。
東京で、あなたは私以上に頑張って、働いているんだなぁって思うと、なんだか「負けてられない!」って思って、元気がでるんだよね!
って、あんまりこういうこと言うと、あなたには、プレッシャーになっちゃうのかな?
私がいくら、あなたを褒めても、あなたは自分のことをなかなか認めようとしないもんね。
今も、自分は頑張っていないなんて、思ってるんじゃないのかー!?(笑)。
でも、やっぱり、私から見たあなたは、とにかく頑張り屋さんで、真面目で、何事にも一生懸命な、すごい人なんだよね。だから、プレッシャーになっちゃうかもしれないけど、本当のことだから言っちゃいます! YOUは、すごいぞ、かっこいいぞー!!
まあ、あなたが、今、東京でどんな暮らしをしているのか、あまりわかっていない私の言葉なんて説得力がないのかもしれないけれどさ。
それでも、ずっと一緒に過ごしてきた最高の友人として言わせてもらうと、やっぱりあなたは頑張ってるんだと思うよ。私は、そう信じちゃうんだ。
例え、いい結果が出なくても、何もかも嫌になって全部投げ出していたとしても、きっとあなたは頑張っているんだよ。頑張って、頑張って、真剣に悩んで、そして、行動しているに違いあるまいさ!
だから、それが、どんな行動になって、どんな結果になったとしても、悩んだ時点で、あなたはすんごく頑張っていて、それが、かっちょいいな! て、私は思うんだ。
って、なんか、わかったようなことばっかり言ってごめんね。でも、あなたは、昔からすぐに自信を無くしちゃうからさ。ちゃんと言っておきたいって思ったの。
最高にプリティな私がこんなに褒めたんだから、ちょっとは、自信持ってよね!(笑)
まあ、とにかく、私は、今もあなたから元気をもらえているのですよ! あなたが自分のことを、どう思っているのかどうかに関わらずにね! 
だから、改めて、ありがとう! って言わせてほしい。勝手に想像してありがとうって意味わからないかもだけど、とにかくありがとうなんだ!
とまあ、今回は、こんなことを伝えたくて手紙を書いてみたのでしたぁ!
プレッシャーとかじゃなくて、素直に気持ちが伝わっていたらすごく嬉しいな。
さて、それじゃあ、言いたいことも言えたし、そろそろ、眠くなってきたので、ここらへんで筆を置こうと思います。
あ、そうだ。今でもたまにあなたの夢を見ます。夢?というか、目を閉じたら、思い出が投影されていることがよくあるんだよね。
公園で鬼ごっこをしていた時のこととか、うちでスマブラをして遊んでいた時のこととかいろいろ!
たまに、それが、あまりにも懐かしくて、寂しくなってしまうのだけれど、それでも、あなたと出会う前の、嫌なことばっかり思い浮かんでいた頃と比べれば、すごくいいことなんだろうなって思います。
て、ちょっと話がそれちゃったね。
それじゃあ、そろそろ、本当に眠ろうと思います。こんなにもあなたのことを考えた今日は、きっと、あなたのことを考えて眠るのだろうな。
さて、それじゃあ本当に、おやすみなさい。
大変なことだらけだろうけど、お互いに頑張ろうね!
あなた思いの私より。

PS 来月、東京に行けることになったから、一緒にご飯でも食べにいこうね!
実際に周りの人に、こういったことを伝えたいと思っても、なかなかうまくいかなかったり、タイミングがなかったりすることばかりなので、こうして、想像上で手紙を書いてみました。
相手への期待や信頼、褒め言葉は、一歩間違えれば、逆に相手を苦しめてしまうことになるので、本当に扱いが難しいなって思います。
それでも、心の中では湧き上がってきてしまうものなので、いつか、「私」のように、素直な手紙を書けたらいいなって思います。

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