TURE ED-最終!決着デュエル
最初に神騎の目に映ったのは、安堵した表情の紅衣だった
「あ…れ……?」
「神騎!気がついたか!」
周りを見渡してみれば、そこは既にアカデミア医務室
どうやら意識を失っている間に迎えが来ていたらしい
「気分はどう?神騎君」
「海亮……」
軽く周りを見渡してみて分かったが、ここは保健室のようだ
しかし、紅衣,工仏,海亮の3人しかいない
「海亮」
「ん?何?」
傍から見れば、単なる笑顔
しかし、今の神騎にはそうは見えない
「お前、どこまで知ってんだ」
「『どこまで』って言うか……」
少し唸りながら困った表情をし
「どこから?」
海亮の答えにうんざりした表情で返す
「やっぱりか。じゃあ、烈斗の事、分かってたのか?」
『烈斗』の名前に僅かながら工仏が反応する
「うん、それはね」
「神騎、『烈斗の事』って何だよ!」
突っかかってくるのは工仏
紅衣は何が何やらといった表情
「まぁまぁ工仏君」
何故かそれを宥める海亮
海亮自身も神騎本人からはまだ直接話を聞いてないため、止める理由もないはずである
「烈斗さんの行方は後で僕から話すとして。神騎君、これ」
なにやら手紙を取り出す
紅衣や工仏の反応からして、どうも2人には見せてないらしい
「君宛だよ」
差し出されたれ手紙の内容を流し読みする
「神騎、なんて書いてある?」
「……海亮」
なにやら顔面蒼白の神騎
声をかけられた海亮は笑顔である
「これ、誘拐じゃねぇかよ!!」
「「なんだって!?」」
紅衣と工仏の叫び声が同時に響いたのであった
――……‥
‥……――
「ここか!!」
軽く息を切らせながらたどり着いたのは、アカデミア裏の森の中
手紙には、『悠の身柄の変わりにデッキを持って1人で来い』といった内容が書かれていた
「おい!!どこの誰か知らねぇけど出で来い!!」
辺りを見回しながら、まだ見ぬ犯人に向かって叫ぶ
「神騎君!」
「悠!!」
振り向き、後ろからかけて来る悠を抱きかかえる形で受け止める
「大丈夫だったか?何かされたのか?」
悠の制服は破れてはいないものの、傷だらけ泥だらけになっていた
「う、ううん。大丈夫」
焦りまくりの神騎に、少し照れくさそうな悠
神騎の過剰な心配が恥ずかしいらしい
「おうおう、まるで父親だなぁ!」
「っ!!この声は……」
過去2回、しかもその両方が最悪の記憶となっている人物
元クラスメイトであり、忌むべき人物
「加狩ぃ!!」
嫌らしい笑みを浮かべながら、加狩が現れたのであった
「てめぇ、悠に何しやがった!!場合によっては
「神騎君!」
『怒髪天を衝く』といった状態の神騎をいさめたのは悠だった
「で、でも!!」
「あのね、加狩君は助けてくれたんだよ」
・ ・ ・ ・
「は?」
時は少しさかのぼる……――
「神騎君に紅衣君、どこ行ったのかなぁ……。もう代表戦終わっちゃったのに」
『烈斗のいないアカデミア』では、神騎と紅衣は純粋に不在扱いであった
それでも騒ぎになっていなかったのは、恐らく海亮辺りの手回しの結果であろう
そんな状態なので、悠は2人を探してアカデミア内を散策していた
「悠!こっち来るな!」
「……え?」
突然の工仏の叫び声
声の先を向いた瞬間には、悠は森の方へと高く、高く吹き飛ばされていた
「あ…れ……」
視界の端に写ったのは、『バード・フェイス』
鳥獣族のデュエルモンスターであった
「きゃっ!?痛っ!痛い!」
枝が体中に傷をつけていく
「あうっ!?」
そのまま錐揉み状態で落下する
「うう……いったい何 が 」
言葉を紡ぐより先に、目の前の光景に体が萎縮する
目前に、鎌を大きく振り上げた『カードを狩る死神』が
「きゃっ!?」
恐怖に思わず目を背ける
『やられた』
「………」
と思ったが一向に鎌が振り下ろされる気配がない
恐る恐る目を開け――
「おい、いつまで縮こまってんだよ」
行動を起こす前に聞こえた、見知った声
『まさか』と思いつつも目を開けて見れば
「加狩君!?」
「ちっ、雑魚が調子に乗りやがって」
加狩の後ろには、『理想郷の悪魔』が実体化していた
先程までのモンスター達もだが、立体映像装置がどこにも見当たらない
「お前、神騎知らないか?」「え?」
「ちっ、ハズレか」
加狩の登場に僅かながらも騒動の原因が加狩と思っていた悠は、加狩が神騎を探しているという事実に驚く
一方の加狩は、随分とつまらなそうな表情である
「……しかたねぇ。おい!」
「は、はい!?」
「ここはこの森の中でもだいぶ深いところだ。モンスター共に会わずに戻る手段はねぇ」
「そんな……」
まさに怪物、あんなものに対処する手段など普通の人間にありはしない
目の前の加狩は『普通ではない』
「(あれ、でも?)」
飛ばされる前に工仏はそこにいた
一体何故?
「そこで、だ」
加狩が話を再開する
表情が一変、悪戯を思いついた子供のような笑みを浮かべてた
「お前、人質になれ」
ただし、そこには無邪気ではなく得体の知れない悪意が潜んでいたが
‥……――
「……つまり、悠の安全を交換条件として『こういうこと』か」
「ああ、そうだ!」
お互いにデッキをかざす
それはつまり、決闘の申し込み
「俺様から貴様へのリベンジだぁ!神騎!」
「……悠の件は礼を言っておく」
「おいおい、まさか受けないなんて言うんじゃねぇだろうなぁ?」
「いいや。お前を叩き潰す前に先に謝っておこうと思ってな」
「ハッ!ほざいてな!」
憎まれ口のたたきあい
しかし加狩は不思議なほど生き生きして見える
「悠、下がってて」
「あ、うん」
悠が十分に下がったのを確認する
神騎の表情が冷たくなる
「「デュエル!」」
辺りを不穏な空気が包み、近寄りがたい雰囲気が支配する
「行くぜ、俺のターンドロー!!」
先攻は神騎
「『切り込み隊長』を召喚、その効果で『ミスティック・ソードマンLV4』を特殊召喚!!ターンエンドだ!!」
△△
_
4000/4
「俺様のターンだな。ドロー!」
後攻は加狩
なにやらニヤニヤしているようにも見える
「『テラ・フォーミング』発動!『悪魔基地』を手札に加え、『悪魔基地』,『デモン・サンクチュアリ』の2枚を発動!」
「いきなりあの2枚か……」
単体では何も効果のない2枚ではあるが、『デモン』モンスターの自壊効果や高い攻撃力と合わさり、厄介なカードではある
しかも場に残るため、破壊しない限りなんどでもその効果を利用されてしまう
「『理想郷の悪魔』を召喚。行け、デモン・プリズン!」
檻に囚われた『切り込み隊長』
そのまま、強烈な1打により粉々に打ち砕かれる
飛び散る破片が神騎を襲う
「ぐっ……!?」
神騎LP4000→LP2400
加狩LP4000→LP4200
下級モンスターのダイレクトアタックに等しいダメージに、体がはじかれそうになる
「ああ、言い忘れてたがこれは『ちょっとした闇のゲーム』って奴だ。命の心配はないから安心して負けな」
「お前がな」
神騎の悪態も、意に介せずといった様子
「俺はこれでターンエンドだ。『理想郷の悪魔』は破壊され、『獄炎の悪魔』でも手札に加えておくぜ?」
_
□
4200/4
「(相変わらず防御は薄いか……)ドロー!!『不死武士』召喚、バトルだ!!」
「ああ、来な!」
一見すると防御手段は何もないように見えるが、それでも余裕を見せる加狩
攻めることを躊躇したくなるが攻め時ではある、臆するわけには行かない
「『不死武士』でダイレクトアタック!!」
加狩LP4200→LP3000
「痛くもねぇよ、こんなもんな!」
軽く吹き飛ばされてはいるが、表情は以前と余裕を含んだ笑顔のまま
「手札を1枚捨て、手札より『反撃の悪魔』を特殊召喚、守備表示!」
加狩が新たに特殊召喚したのは、屈強な肉体派モンスター
しかし守備表示であるところからアタッカーではないようだ
「なんだ、壁かよ」
加狩の反撃に驚かされるものの、現れたモンスターが単なる壁であることに安堵する
「『ミスティック・ソードマンLV4』で『反撃の悪魔』を攻撃!!カードをセットしてエンドだ!!」
△△
■
2400/3
「エンドフェイズにレベルアップ!!『ミスティック・ソードマンLV6』!!」
「俺様は『獄炎の悪魔』が墓地より蘇る」
「え……?」
何のカードの発動もなく特殊召喚される『獄炎の悪魔』
「『反撃の悪魔』の手札コストだよ、バーカ。ドロー!『悪魔との取引』発動!『獄炎の悪魔』を破壊して、2枚ドロー!」
「あっ!!破壊!?」
つまり『悪魔基地』のトリガーである
「そう、破壊だ。よってデッキから『眠りの悪魔』を手札に加える!」
「くっ……やっぱり『悪魔基地』が厄介だな」
加狩のコンボの威力を改めて思い知らされる
「今更遅せぇよ。俺の手札は『悪魔の魂』を除き、『眠りの悪魔』,『鉄壁の悪魔』,『玩具の悪魔』の3体『デモン』モンスター、そして『Dark Side』だ。よって『悪魔の魂』を特殊召喚!」
「だ、『Dark Side』!?」
「『悪魔の魂』を破壊し1枚ドロー。更に『悪魔基地』の効果で『悪夢の悪魔』をサーチ。モンスターとカードをセットしてエンドだ」
■
□■
3000/4
「ドロー!!(あれは多分、『鉄壁の悪魔』……なら!!)リバース発動、『スーパーチューニング』!!」
神騎の手札が1枚光り出す
「『冒険者ガリバー』を捨て、手札の同じレベルの『サイクロンキッズ』をこのターンのみチューナーとして扱う!!」
「☆3と☆6か。『ギガンテック・ファイター』でも呼ぶつもりか?」
神騎は☆11のシンクロモンスターは持っていないので、必然的に加狩の言ったとおりとなるが
「『サイクロンキッズ』召喚、『シンクロン・リフト』を『サイクロンキッズ』に装備!!」
サイクロンキッズ
☆2→☆3
「『サイクロンキッズ』で『不死武士』をチューニング!!『ガイアナイト』、シンクロ召喚!!」
「おーおー、やっとシンクロ出来たか」
「『スーパーチューニング』の効果で2枚ドロー。バトルだ!!」
「なら今度は俺様の番か?『鉄壁の悪魔』をコストにリバース発動、『疑心暗鬼』!」
まだ攻撃宣言はしていないはずなのに、急に『ガイアナイト』が『ミスティック・ソードマンLV6』に向かいだす
「な、なんだ……!?」
「『疑心暗鬼』の効果でお前のモンスターは強制戦闘を行う。お前のモンスター同士でな!」
『ガイアナイト』の槍が『ミスティック・ソードマンLV6』を貫く
神騎LP2400→LP2100
「『ミスティック・ソードマンLV6』が!?」
「モンスターの心配より自分の心配してな!」
神騎が受けたダメージは合計1900、つまりほぼ半分
『ちょっとした闇のゲーム』とはいえ、体への負担は小さくない
「……カードを1枚セットしてエンドだ。『シンクロン・リフト』の効果で2枚ドロー!!」
△
■
2100/4
「ドロー!」
「(『眠りの悪魔』から『悪夢の悪魔』か?でも……!!)」
『悪夢の悪魔』は攻撃力2300
対して『ガイアナイト』は2600
専用装備カードの『デモン・パニッシャー』を装備しても2500、殴り負けることはない
そして加狩の手札は分かっているため、そうそう大きく戦局が動くことは……
「(……『Dark Side』!!)」
――ある
「『打ち出の小槌』発動!」
「なっ!?」
通常魔法カードを発動したということは、今はメインフェイズ
『悪夢の悪魔』と『眠りの悪魔』のコンボはもう成立しない
「(スタンバイフェイズは終わった。『悪夢の悪魔』のコンボを捨てたのか!?)」
「4枚のうち、2枚を戻す!」
手札が入れ替わったことにより先が読めなくなってしまった神騎
表情を見る限り、手札交換は成功したように見える
「『死者蘇生』発動!『理想郷の悪魔』と特殊召喚!」
「(ここで『Dark Side』か!?)」
「手札の『Dark Side』を捨て『Dark Tune』発動!」
「な……」
ダークチューン
『チューン』ということはおそらくシンクロ召喚し関わる効果のはずではあるが
「この効果で『理想郷の悪魔』をダークチューナーとして扱う!」
「だ、ダーク!?」
「『玩具の悪魔』を召喚、その効果で『理想郷の悪魔』の☆を+2する!」
理想郷の悪魔
☆8→☆10
「『理想郷の悪魔』で『玩具の悪魔』をダークチューニング!」
「そんな馬鹿な……」
シンクロ召喚とは逆に、レベルの差の数だけ闇の柱が現れる
デュエルディスクに表示された情報は――レベル『マイナス』9
「なんだよダークシンクロって!!」
9つの柱は1つに収束する
「無限の果てに終わりを見ろ!ダークシンクロ、☆-9、『無限の悪魔』!」
禍々しいオーラを纏い、鎌を手に持つ4つ手の死神のような悪魔
「『無限の悪魔』の効果、それは破壊された時に墓地から特殊召喚される!」
「そんな馬鹿な!?」
特別な状況でなければ、破壊されたカードは必ず墓地へ送られる
――つまり不死
「だから『無限』なんだよ。『Dark Tune』の効果でデッキから『インフィニティ・ハンズ』を手札に加える!『インフィニティ・ハンズ』を『無限の悪魔』に対し発動!」
加狩LP3000→LP2000
「『無限の悪魔』が相手モンスターを破壊した場合、相手のカード1枚を破壊して1枚ドロー出来る!攻撃、エンドレス!」
4本の鎌から発動される斬撃
「(このカードは……使えない!!)」
神騎LP2100→LP1200
「くぅ……!!」
「セットカードは『リミット・リバース』か。……『サイクロンキッズ』で『悪魔基地』と『デモン・サンクチュアリ』の破壊を狙ったか。1枚ドローだ」
もし『サイクロンキッズ』を呼び戻していれば破壊は出来ただろう
しかし、このタイミングで特殊召喚しても『無限の悪魔』との戦闘で一気にライフポイントは0、それは避けなければならない
「カードをセットしてエンドだ」
△
■
2000/0
「ドロー!!『不死武士』が蘇る!!そしてカードを2枚セットだ!!」
「へぇ、何をする気だ?」
「『エクスチェンジサーチャー』発動!!3枚を墓地へ送り3枚ドロー!!」
加狩に遅れながらも手札を整える神騎
ここからが神騎の反撃となる
「『おろかな埋葬』発動、『クロイツ・ソードマン』をデッキから墓地へ!!『ジャンク・シンクロン』召喚、『クロイツ・ソードマン』を特殊召喚!!」「ほー、だがそれだけじゃねぇよな?」
「当たり前だ!!決めるぜ、『地獄の暴走召喚』!!」
『ジャンク・ウォリアー』をシンクロ召喚できればその攻撃力は7300、終幕だ
「なるほど。いくら破壊されるたびに蘇るとはいえ攻撃力で勝てば問題ないってか。通るわけねぇよ、そんなもん」
「なっ!?」
「リバース発動、『デビル・カウンター』!『無限の悪魔』を破壊し、『地獄の暴走召喚』を無効にする!」
「そ、そんな……」
加狩の『無限の悪魔』が破壊されると同時に神騎の『地獄の暴走召喚』が消えてなくなる
「当然、破壊された『無限の悪魔』は蘇る!」
「くっ……。『ジャンク・シンクロン』で『クロイツ・ソードマン』をチュ−ニング、『ジャンク・ウォリアー』を守備表示でシンクロ召喚!!」
「ハハハハハァ!力不足だなぁ、オイ!」
攻撃力3500の前では、コンボなしではいくらシンクロモンスターとはいえ沈黙せざるを得ない
「カードを2枚セットしてエンドだ」
□
■■
1200/0
「ドロー!……どうやら運は俺に向いてるみたいだな!『デモンハント』発動!セットカード1枚を除外する!」
巨大な手が現れ、神騎のカードを切り裂く
「くっ!!」
「『くず鉄のかかし』を除外!そして除外に成功したからお前の墓地からカードを4枚除外する!」
神騎の墓地から4枚――『冒険者ガリバー』,『ジャンク・シンクロン』,『不死武士』,『クロイツ・ソードマン』が弾かれる
「なっ、そんな!?」
「『無限の悪魔』で『ジャンク・ウォリアー』を攻撃、インフィニティ!」
「(大丈夫……ダメージはない!!)」
強い衝撃は感じるものの、耐えれる範囲である
「エンドだ。そろそろ大人しく負けな」
「誰がお前なんかに負けてやるかよ!!」
「お前のデッキに除外,バウンスカードがないことは分かってんだ。つまり、対処手段は0だ」
『無限の悪魔』は破壊された場合に復活するモンスター
当然、それ以外で除去すれば『無限』とはいえひとたまりもない
しかし神騎のデッキにそのようなカードはなく、しかもバレている
「煩い!!……ドロー!!」
ドローカードは『死者蘇生』
一般的には逆転のカードにはなるが、『無限の悪魔』が相手では意味がない
「(チューナーは軒並み除外、アイツの墓地からモンスターを呼んでも仕方ない。俺の墓地だと『ガイアナイト』が最強か)」
神騎のセットカードは『月の書』
『無限の悪魔』自体の守備力は低いため、『月の書』を使えば攻撃力はほぼ関係ない
とはいえ、自己再生能力があるため戦闘であろうと破壊では一時しのぎにすらならない
「(壁にするなら、『サイクロンキッズ』でアイツの場のカードを破壊できる、か。それか守備力の高い『ミスティック・ソードマンLV6』……)」
「無駄なあがきはやめろ。負けに変わりねぇんだよ!」
その時、神騎に閃きが走る
「いや、俺の勝ちかもしれないぜ?『死者蘇生』発動!!蘇れ、『ミスティック・ソードマンLV6』!!」
「……まさかそのセットカードは!?」
「気づいた?『月の書』発動!!」
裏側表示になったことにより、『無限の悪魔』の姿はフィールドから消える
「『ミスティック・ソードマンLV6』の攻撃!!」
切り刻まれ、そのまま塵になるように姿を消す『無限の悪魔』
「ターンエンドだ」
△
_
1200/0
「墓地に行かなければ、自己再生効果は使えないぜ!!」
『ミスティック・ソードマン』共通の対裏側守備表示モンスター効果
その中でもシリーズ最強のLV6のみが持つ、破壊したモンスターをデッキトップへ戻す効果
「まさか……こんな返し手があるとはな」
「次はお前の番だ、加狩。お前にこの状況を返せるか?」
出来無いと思われた、『無限の悪魔』の除去
それをやってのげた神騎
「はは……」
この目の前にいる男は、不可能を可能にした
あの時とは違う、『ワザと負ける必要の無い』この決闘で押されている
「……ハハハハハァ!!」
気持ちが高ぶるのが自分でも分かる
『楽しい』と感じるのはこの力を得て以来、久しぶりだ
「おもしれぇ!良いぜ、この1枚に賭けてやるよ!」
デッキに手をそっと置く
願わくば、この決闘がまだ続くように
「いくぜ……ドロー!」
――引く!
と、言うわけでこんな中途半端な感じに仕上がりました
代表戦で、最後に昇華が出したカードは?
結局、烈斗はどうなったのか?
全ての出来事の真意とは?
なにより神騎VS加狩の決着は?
……はい、それではエクストラターン、突入です!
※今後の予定
・本編修正(作品TOPに進行状況表示予定)
・キリリク完成(もうすぐ三ヶ月になる……すみません)
・新作――『遊戯王デュエルモンスターズ Single Faith』の公開
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