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妄想少女 ガラシャさん 作者:天浮橋
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◆弁償しよう!


◆弁償しよう!

翌朝、あたしはママのスカートがビニール袋に包まれてゴミ箱の中に捨ててあったのを発見したが、あえて見なかったことにした。
昨日はパパが帰って来たら、拷問でも何でも受けて立つつもりだったが、どうやら久ちゃんはテストの点について、まだチクッていないようだった。
でも、いつ発覚するかは明白だ。 成績通知票が渡されたら、それこそ一巻の終わりなのである。
いくら追試で頑張ったとしても、成績大幅ダウンは間違いない。
成績表をスキャンして画像修正ソフトを駆使すれば、一時的に誤魔化すことは可能かもしれない。
そう考えている鏡に映った自分の悪顔を見て、歳と共に悪知恵がついて来た自分の根性が我ながら情けないなぁと思った。

そうだ、ママのスカートは今度のお仕事のギャラがもらえたら弁償しよう!。
でも、問題なのは、その次からのお仕事をやらせてもらえるかどうかだ。
気分は、ますます暗くなり、まるで底なし沼の中にはまって行くかのようだ。
まぁ、今の時点であたしに出来ることは、追試で良い点を取ることしかないだろう。
当面は、放課後真っ直ぐ家に帰って、追試対策の勉強をすることにしよう。
・・・
・・


そうして涙ぐましい猛勉強の成果もあり、あたしの追試試験の結果は、どれも100点満点だった。
が、気分は35点である。
問題は追試の結果が、どこまで成績に反映されるかだが、所詮追試なのであまり期待はできない。
で、次にあたしがやらなければならない事は、今度のお仕事(なにせ準主役だ)をなんとしてでも成功させることだ。
ただし学業を疎かにしてはならない。
あたしの学習能力は高い。 同じ過ちは2度と繰り返さないのだ。
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