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妄想少女 ガラシャさん 作者:天浮橋
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◆あ○にゃん

◆あ○にゃん

7月15日 今日は、岩清水さんが、あたしの誘いにのって、のこのこと家に付いて来た。
岩清水さんは、二人兄弟で小学4年の弟がいるそうだ。
身長は、145cm、好きな食べ物は、シャケの皮としば漬け。
成績は学年順位が400人中、35位。

岩清水さんの家は、ここから二駅先で駅から歩いて5分くらいのところにあるらしい。
今どき珍しく門限がある。
せっかく遊びに来たのに、うちには1時間半ほどしか居られなかったので、調査記録はココまでだ。
もっと仲良くなって、早くうちに泊まりに来てもらおう。
そうすれば抱っこして眠れるもの。

あたしは、かわいい物が大好きだ。
最近ハマッタのはTVアニメのけい○んである。
岩清水さんは、ちょっとあ○にゃんに似ているので、あたし的にはストライクだ。
次にうちに来たときは、ネコ耳カチューシャを付けてあげよう。

そう言えばつい最近、インターネットで、あ○にゃんのフィギュア購入のボタンを無意識にクリックしてしまった。
正気に戻った時は、もうあとの祭り。 今月と来月のお小遣いは、にゃんにゃんに消えてしまったのだにゃん。

こうして、あたしがネットの罠にかかってしまった回数は数え切れない。
被害額?も半端ではないのだ。
これをあたしは、にゃんにゃんクリック誘導と呼ぶことにした。
実はその前は、ヴォカロにハマった。 初○ミク、かわぇ~っと思わずクリックしていた。
ワクワクしながら待ち続けたパッケージが届いたが、出てきた味気ないCDには超ガッカリした。
せめてCDくらい、ミクちんの萌えイラストとかにできんかったのかい!

それでも頑張ってインストールしてみたけれど、ミクちんに歌わせるのは自分には結局無理だった。
せめて、フィギュアでもおまけに付けてくれたら良かったのにと、しばらく空っぽだったサイフを恨めしく眺めて過ごした。

いまでも「われわれは宇宙人だ」みたいな、歌にならなかったMIDファイルが、あたしのPCのデスクトップにへばりついている。
むろん、あたしの調教レベルは最低ランクだろう。
これを、ごみ箱に入れたり戻したりを繰り返しているが、女の嵯峨なのだろうか、結局捨てられないでいる。

そうそう、後から聞いて驚いたのだが岩清水さんの名前は、なんと梓だった。
あぁ、あたしだけのあ○にゃんだぁ。


次回、「一服盛るのか?」に続く
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