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妄想少女 ガラシャさん 作者:天浮橋
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◆お星さまに届くって?

◆お星さまに届くって?

静かな朝、波の音で目覚める。
天井では大きなシーリングファン(天井扇)って言うのかな・・ がクルクル回っている。
しばらくぼ~っと眺めていたら、本当に目が回ってしまった。

皆は日本からの長旅もあって、まだ寝ているようだ。
さすがにお嬢様たちは、寝相もよろしい。
って、花帆ちゃん。 ベッドから落っこちてるしっ!
「花帆ちゃん。 ほらっ ちゃんとベッドで寝ないと風邪引くよっ!」
あたしが体を揺すると、花帆ちゃんは目を瞑ったまま、いきなり抱きついて来た。
花帆ちゃんのネグリジェは、淡いピンクのかわいいやつだ。
ドキ ドキ ドキ
あたしが男だったら、この時点で絶対嫁にもらっていたであろう。
花帆ちゃんがあたしに抱きついたまま、なかなか目を覚まさないので、さすがにムラムラを抑えるのも限界に近づく。
「よ、よしっ!」
そ~っと、花帆ちゃんの唇に接近・・・
しようとしたら、パチッっと目が開いちゃった。

「あ、あはっ 花帆ちゃん、おはよう・・」
「あ゛ーー 背中が痛いーーっ! ここのベッド狭いからまた落っこちちゃったよ~」
って、またなのかい!

だけど、ここのベッドって普通のホテルのダブルベッドくらいの大きさがあるじゃん。 普段どれだけ大きなベッドで寝てるんだ?
あたしの部屋にこのベッドを置いたら、入口のドアが絶対開かないしっ!
いろいろ花帆ちゃんに突っ込みを入れようとしたけど・・
「う、う~ん。 おはよ~」
花帆ちゃんの大きな声で、梓ちゃんも萌花ちゃんも起きてしまった。

そ、それにしても、みなさん高校生なのに、なんて大胆なネグリジェで寝てるの・・
花帆ちゃんにキスしようとして失敗したあたしは、残りの3日で必ず全員の唇を奪ってやろうと思った。
朝食は専属のシェフが用意しているみたいで、あたしたちがダイニングに行くと既にテーブルには朝食とは思えないゴージャスなお料理が並んでいる。
もし、この別荘に滞在している間に太ってしまったら、日本に帰った時の入国審査で別人だと思われるかも知れない。
あたしは、太りやすい体質なので、絶対に気を付けよう。
そう思いながら一口食べたら、もう美味し過ぎて理性のブレーキは利かなかった。
昨日のサンセットクルージングの帰りに花帆ちゃんに言われた事が気になっていたけど、いったいどういう意味なんだろう。
『明日は、あのお星さまに届いちゃうかも知れないよっ』
お星さまに届く・・って? 空を飛ぶ・・とか? まさかねぇ・・
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