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妄想少女 ガラシャさん 作者:天浮橋
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◆不覚にも熱中症


◆不覚にも熱中症

みんなって? あたしは、ゆっくり振り返った。
そこには、あ○にゃんと、かわゆい女の子がもう二人立っていた。

にゃは~っ
あたしは、かわゆいものが大好きだ。 これでスリーストライクだ。
バッター(あたし)アウト。 ついでに目の前も真っ暗になった。
・・・
・・

あたしは不覚にも熱中症で倒れたらしい。
あまり汗を掻きたくなくって、昨日から水分を取らなかったのも良くなかった。

ベッドの上で意識が戻ったため、自分を覗き込んでいる、かわゆい女の子3人がいっぺんに視野に入ってくる。
しかも、近い、近い、近いーーっ!!

ズッキューン
ぐはっ

再び意識が遠のきそうになるが、かわいもの見たさに現世に踏みとどまる!
で、あ○にゃんの他に心配そうな顔であたしを見ていたのは、新宮寺しんぐうじ 萌花ほのかちゃんと、六条ろくじょう 花帆かほちゃんの二人だった。
二人は、あ○にゃんの親戚の子で、共に高校一年生だそうだ。
どちらの苗字も高貴っぽいなぁ・・・ それに何だかお金持ちの匂いがするぞ。
二人とも名前に”花”の字が入ってるからってわけじゃないと思うけど、あま~い香りがする。

あ゛ーーー もう、夏休み後半は、この娘たちと此処にいられるだけで いいや~ いいや~ いいや~
・・・
・・

次に気がついたら、お部屋のシャンデリアには、明かりが点いていた。
し、しまった。 大切な時間を寝て過ごしてしまった。 あぁ、これじゃ昨日までの夏休みと変わらないやん。

「あっ、気がついた? 良かったぁ。 ガラシャちゃんのお母さまには、わたしがメールしておいたから心配しないでいいよ~」
あぁ・・岩清水さんは、とても優しい娘だぁ・・

そうか、前にママの携帯を借りたからママのアドレスは知ってたんだっけ。

「あ、あたしったら、突然倒れて迷惑かけちゃって、ごめんなさい」

「ううん。 今日はわたしのうちに泊まってもらいますって、お話しておいたから安心して休んでてね」

『うほっ。 すっごいぞ。 早速、生あ○にゃん抱き枕が実現しちゃうかも~♪』

「でも、ここって、岩清水さんのお部屋じゃないの?」

「ここは、ゲストルームの一つなの。 だから気にしなくても大丈夫だよ。 何日泊まっても平気だからね~」

『あ、明日うちから荷物を取って来ます。 だから永住させてください』
思わずそう口から出てしまいそうで、布団の中で自分の腕を思いっきりつねった。

夏休み後半は、思いがけず新しい友達(しかも超かわゆい)も増え、とてもハッピーに過ごした。
この間のエピソードは山のようにあるので、またの機会に報告したい。
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