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第三話:領事館

 数日間馬車に揺られエリンに着いた。


 エリン側の馬車に速度を合わせることになり、いつもより時間がかかってしまうのだ。

 エリンには特製の馬車をプレゼントしたとはいえ、引く馬が普通の馬なので時間がかかってしまう。これから交流も活発になるし、魔改造した馬をプレゼントしてもいいかもしれない。


 今回は、街に入るのに順番待ちをする必要がなかった。

 貴賓客用の入り口がありそちらを使うことができたのだ。アスールは、今後、エルシエの面子だけで来た時もここを使っていいと言ってくれている。

 地味だが非常に助かる。


 エリンの町に入ると相変わらずの活気だ。

 人と物があふれており、人々の表情には笑顔がある。


「ここは、いい街だな」

「ええ、私の自慢の街よ。いろいろと問題は山積みだけどね。せっかくここまで大きくしたんだから、馬鹿な兄弟たちにはあげられないわ」


 青い髪をかき上げながらアスールは笑う。

 その声には誇らしさと疲れた響きが混在していた。


「そっちもそっちで大変なんだな」

「まあね。エルシエほどは追い詰められてはいないけど、悩みは尽きないわ」

「確かにな、長をやっていると、選択の連続だ。判断材料が揃わないうちに決断を迫られることもある」


 大きな組織のトップにいると、どうしても情報が入ってこなくなる。

 純粋に現場と離れていることもあるし、部下が都合の悪い情報を隠すようになる。

 たいていの場合、必要な情報の四割も入ってこない状況での判断が必要になる。情報が揃うまで待っていれば全て手遅れだ。


「たまに怖くなるわ。自分の選択が正しかったかって」

「俺だって一緒だ。結局、後からそれを正しくする努力をするしかない。少なくても、俺たちエルシエは、アスールにとってもエリンにとっても損な取引はさせないさ」

「それは心強いわね。あなたたちエルシエとの取引には特にリスクを負っているから」


 俺は苦笑する。

 今回、エルシエを国として認めるために、それこそありえないほどのリスクをアスールは負っている。


 今の立場を失うどころの話ではなく、彼女が生きているのが不思議なぐらいだ。


「まずは、あなたたちのために用意した領事館を見ていただくわね。希望通り商業区に用意させていただいたわ」


 街の中に入ってからも馬車は疾走する。

 碁盤目に整えられた街道があるからこそ可能なことだ。流通の流れを考え、計画的に造営された街によくある構造で、迷いにくいし遠回りすることも少ない。

 広くまっすぐな道があるおかげで馬車はスムーズに走れる。普通の街なら、曲がりくねった細い道をいくことになり、いちいち馬車から荷物を降ろして人が運ぶ羽目になる。


「領事館を優先してもらえるのはありがたいな」

「あなたが居られるのは三日しかないもの。ほかの用事をすべて済ませてもらってから、製鉄の技術の伝授と、あなたが書いた工房の図面の解説に集中してもらわないと。……この三日まともに眠れるとは思わないことね」


 アスールはにやりと、口元をゆがめた。


「三日ぐらいならいいさ。集中力は持つ」

「その言葉を聞いて安心したわ。もっともダメと言っても、協力してもらうけど」


 無茶苦茶を言ってくる。

 だが、十分な報酬をもらっているので、逆らうつもりはない。


「そっちの鍛冶師のプライドをずたずたにしてやるから覚悟しろよ」

「歓迎だわ。そろそろ、上には上がいると彼らも知ったほうがいいでしょう」


 この町並みや、並んでいる品物から、エリンの技術水準を見る限り、鍛冶師の腕も相当高い。俺も教え甲斐がある。


「よし、徹底的に無知と無能を思い知らせて、二度と槌をもてないぐらい心をへし折ってあげるよ」

「……やっぱり、少しは手加減して欲しいわ」


 俺の冗談に対して、ひどく真剣な顔でアスールは言った。


 ◇


「ここが、俺たちの領事館か」


 アスールに案内されたのは商業地区の真ん中、最高の立地と言える場所にあった。

 驚いたことに馬車小屋が隣接されており、二台分の馬車をとめることができた。


 建物のほうも、十分なスペースがあり、あらかじめ店を開くのを前提に設計されているようで入口も広い。


 レンガ造りで強度にも問題ない。

 二階建てになっており、二回は事務室としても居住区としても使える。

「よく、こんなものを用意できたな。最高じゃないか」


 俺は感嘆の声をあげる。これ以上のものは望めないぐらいだ。

 想像よりも三ランク上だった。

 エリンにこの立地でこんな建物を購入しようとしたら金貨数千枚はくだらないし、金貨を払うだけで手に入れられるのはラッキー。それぐらいの建物だ。


「まあね、とある大商人の支店になる予定だったものよ」

「その商人はどうして手放したんだ?」

「その人、帝国の商人だったのだけれど、各国で商売をしているから、帝国でスパイ容疑をかけられて投獄、財産はすべて没収されたという話よ。土地代と商売の権利書、それに建設の前金はもらっていたのだけど、結局、完成したあとに払わないといけないお金が払えなくて、エリンが没収してキープしていたわけ」

「……帝国がそんな無茶苦茶を」

「ええ、今はすごいらしいわ。その人だけじゃなくてあの手この手で、お金のある平民からお金を搾り取っているの。敏い帝国の商人は一斉に逃げ出しているって噂ね。もっとも、ほとんどが逃げる前につかまっているらしいけど」

「帝国は馬鹿なのか?」


 大金を稼げる商人は、放っておいても安定して税をとれる対象だ。

 適当な罪を擦り付けて財産を没収するよりも、長期的に稼がせて少しずつ絞り続けたほうがいい。


 それに、そんな噂が立てば今後商人が寄り付かずに、流通が乱れてしまうし、経済が行き詰る。


「たぶん、帝国は今、資金を必要としているわ。長期的には損でも、すぐに使えるキャッシュがほしい。その理由、あなたなら想像がつくのではなくて?」

「金がいる理由なんて一つしかないだろう。戦争だ」

「私も同意見よ。でも、わからないわね。そこまでして勝ったところで、意味なんてないはずだけれど」


 度重なる戦費で枯渇した財政、現状では戦争は不可能だろう。

 だからこその、未来を切り売りでの無理やりの資金確保。


 そういった手段をとる例は歴史上、いくらでもある。だが、それらは勝てばその損を補ってあまりある利益を即座に得られる場合だ。


 エルシエを滅ぼしたところで、魔石を得られるだけで、その魔石はすぐに金になるわけでもない。火の魔石を製鉄に生かすとしても、それは長期的な利益に該当する。経済を立て直す特効薬にはなりえない。


「案外、帝国は崩壊してもかまわないと思っているんじゃないか」


 何気なしに放った言葉が妙にしっくりきた。

 崩壊してもかまわない。むしろその先にこそ、本当の目的があるのかもしれない。


「アスール、ちなみにそれは帝国全体の話か?」


 帝国と言っても実は五つの都市が寄り集まった大国家だ。

 四大公爵が四方の都市を独立して治めており、中央に四つの都市に守られるように帝が住む帝都がある。

 

「いいえ、四大都市のうち二つよ。しかも、あなたに関係が深いところね」


 そうか、あの男が……


「いい情報だ。助かったよ」


 帝国の偵察。より、気合が入る。

 もはや、戦う意志を確認するための偵察ではなく、弱みを見つけるための偵察に意味が変わりつつあった。


 ◇


「ロレウ、その飾りはもう少し右だ」

「コンナ、毛皮の加工品は日に当てない配置に」

「レラ、シロップと酒の配置は君のセンスに任せる」


 準備時間に二時間をもらったので、商品の品出しを開始した。

 大まかなレイアウトは、一応図面に起しているが、俺が見ている間になるべくやっておきたい。


 幸いなことに掃除は行き届いている上に、棚や机などが一通り揃っていたので、簡単な配置変更のみで、陳列をはじめられたのは大きい。


 この店では、主にレラに働いてもらう。

 算術がしっかりできて帳簿をつけられるのがレラしかいない。


 ロレウは今日は来てもらったが、普段は別のイラクサのメンバーを派遣するつもりだ。

 さすがに、イラクサのリーダーをこちらに常駐させることはできない。


「あの、シリル様、わたくしに手伝えることはありませんか?」


 にこにこと笑顔を浮かべている十代後半の青い髪の女性が俺に声をかけてくる。


「とくにはないよ。休憩しておいてくれ」

「ですが、私はアスール様にシリル様の助けをするように言いつけられておりますので」

「……名前はなんといったかな?」

「ナターシャです」

 

 青髪の少女はぺこりと頭を下げる。嫌味なぐらいにその礼はきまっていた。


「じゃあ、言葉に甘えようか。ナターシャ、向うにいるレラという女性に指示を仰いでくれ」

「了解です!」


 青い髪の女性がレラのほうに駆け寄り、にこやかな笑顔を浮かべて談笑する。

 彼女はアスールのよこした家政婦だ。

 この店に清掃が行き届いているのは彼女のおかげだと言える。


 アスールの話では、計算もできるし、この街の税金や経理にも詳しく、エリンで仕入れをする際にも顔が利くという話で、本格的に商売をするなら、是非とも欲しい人材だ。


「どう、いい子でしょう?」

「とってもいい子だ。歩き方からして一般人と違う、相当鍛えられているな。それも兵士としての鍛え方じゃない。諜報か、暗殺向けの鍛えられかただ」

「そういう意味で言ったわけじゃないのだけれど」

「あの子は監視だろう」

「否定はしないわ」


 さすがに、エリンで完全に好き勝手できるわけではないようだ。

 彼女は俺たちの動向を逐一監視するために、アスールが用意した駒だ。じいのような規格外ではないが、かなりの実力者であることは間違いない。

 まあ、当然だろう。俺が同じ立場でも必ず監視をつける。


「商品は何を売るつもりかしら?」

「まずはエルシエワインと、メープルシロップ。それにエルフたちが作った毛皮の加工品と、あまった保存食かな。ソーセージとかは人気が出るかもね」


 イラクサのメンバーは、訓練の一環で獲物を狩っているのだが、取れすぎて肉がエルシエ内で処理をしきれない。一応、生態系が狂わないように制限はかけているが、もともと天敵がいないシカが増えすぎていたきらいがあるので、まだ大丈夫だ。


 ベル・エルシエに流すことも考えたが、それはやりすぎだと判断した。やるにしても麻の対価としてだ。じゃないとエルシエに彼らが依存しすぎる。


「ソーセージっていうのは、エルシエでもご馳走になったパリッとした肉の練り物のことのかしら?」

「そうだよ」

「いいわね。夕食用に買って帰ろうかしら」

「是非、買っていってくれ。第一号のお客様だ。あとは、店の入り口に屋台を出して、クレープでも売ろうかと思っているよ」

「きっとこのお店は人気が出るわ」

「大事な出稼ぎ拠点だから、成功してくれないと困る」

「一月に一週間だけの営業はもったいないわね。毎日やればいいのに」

「毎日売りに出すだけの量のエルシエワインとメープルシロップを生産できない。一度に出す数を絞っているから、それが限界なんだよ。だから、安定供給できる肥料とかにいずれはシフトしていく予定だ」


 口には出さなかったが、石炭を加工して作ったコークスも売る予定だ。必ず人気商品になる。

 エルシエに戻るころにはユキノがかなりの量のコークスを作りだめしているだろう。


「私、個人としてはクロスボウや、ベル・エルシエで帝国を撃退した手りゅう弾という武器を売ってほしいわね」


 ベル・エルシエに潜んでいるエリンの諜報から手りゅう弾の情報をアスールは手に入れているようだ。

 あれも、為政者からすれば魅力的にうつるだろう。

 巨大化させ威力をあげた手りゅう弾は防衛用としてはかなりの効力を発揮する。


「クロスボウと手りゅう弾をここで売り出すのはないな。だれでも手に入れるようにすると、俺たちだけじゃなくエリンも怖いと思うよ。特に手りゅう弾なんて、街中で使えば数十人が死傷する」

「確かにそれはあるわね。ここで売ってくれとは言わないわ」


 納得してくれたらしい。今後はエルシエ相手にエリンとして申し込んでくるのだろう。


「それと、約束のものだ。ちょうど荷解きをしたし、ここで渡しておこう」


 俺は荷物の中から、クロスボウを一つ取り出す。


「エルシエを国として認めてもらう代わりに渡す約束だっただろう。頑張って研究してみるといい」

「ありがたくいただくわね」


 クロスボウは、手本さえあればいずれは、作り上げてしまうだろう。

 だが、それはずいぶんと先だ。一見クロスボウは単純な構成に見えるが発射機構は精密な部品の塊だ。完璧なものができるまでに数年はかかる。その間にクロスボウを苦にしない部隊を作り上げないといけない。

 結局、兵器の開発はいつでもイタチごっこだ。


 ◇


 その後、エルシエから来たほかのメンバーを残して俺はアスールに付き従い製鉄所の建設予定地にいく。


 石炭を燃料にした高炉である以上、どうしても煙や灰などの公害が出る。可能な限り公害を軽減するような仕組みにはしているが限界がある。

 だから、人気のないエリンの端の位置に土地を用意するように指示してあった。


「さて、ここが予定地よ。広さは十分かしら」

「ここなら文句ないな。それで、肝心の鍛冶師はどこに?」

「ついてきなさい」


 アスールの後ろについていく、すると見るからに急造という趣の木の建物があった。


「いわゆる宿場というやつね。建設がはじまったらここに泊まり込んでもらうのよ。居住区からは遠い位置にあるから通わせるのも馬鹿らしいわ。覚悟はいいかしら? 扉を開くわよ」


 アスールが扉を開く。

 すると、四十名ほどの筋肉の塊のような男たちが一斉にこちらを向く。


「鍛冶屋連合の皆さん。このかたがシリルさん。三日間、あなたたちを指導していただくわ。おそらく世界で一番の鍛冶師よ。よく学ぶように」


 世界で一番、その単語を聞いた瞬間俺への敵意が強くなる。


「シリルさん、ここにいる方たちはエリンの各工房の中で、二番目や三番目に腕が立って、可能な限り若人を集めたの」


 若くて実力があり、自分の城を目指す夢に溢れる連中。

 それはつまり、新しい知識に貪欲で、……一番競争心が強い時期だ。

 彼らからしたら、森に引きこもっている世間知らずなエルフが世界で一番の鍛冶師と紹介されて面白いわけがない。


 このままでは禄に話も聞いてもらえないだろう。


「はじめまして。俺はエルシエ……エルフと火狐の国から来たシリルだ。エリンの長、アスールに紹介された通り、これから三日の間、君たちにいろいろと技術を教える。そうは言っても、君たちは俺の実力に疑問を持っているだろう」


 誰もが口を閉じたままだが、その目は俺の言葉を肯定していた。


「だから、自己紹介をしよう。君たちに俺が何者かをわかる形で」


 俺は護身用の武器として携帯しているナイフ二本とクロスボウ、そして今日のために用意した図面を、前列に居る鍛冶師に渡す。

 鍛冶師たちに言葉は必要ない。


 どれほどのものが作れるか。それを示せば実力がわかってもらえる。

 鍛冶師たちは、手渡されたそれらを食い入るように様々な角度から見て、触り、感嘆の息を漏らす。


 技量があればあるほど、それらがどのような価値があるかがわかってしまう。


 三十分経っても、いまだに彼らは俺の作った道具を手放そうとしない。


「夢中になっているところ悪いが、いつまで経っても終わらない。どうかな? 俺の指導を受けるつもりになったか」


 そう問いかけると、鍛冶師たちはお互いに顔を見合わせ、その中で一際存在感を放つ大男が、ゆっくりと口を開く。


「あんたは間違いなく、この場で一番の鍛冶師だ。たった三日だが、親方と呼ばせてくれ」

「構わないよ。こちらこそよろしく」

「「「よろしくお願いしやす。親方!!」」」


 そして、俺の三日間の指導が始まった。

 実は俺にはアスールに隠した目標がある。

 それは鍛冶師の引き抜きだ。

 とくに汚いことをする必要はない。圧倒的な実力を見せつけ、俺についてくれば得るものが多いと感じれば勝手についてくる。アスールたちは引き留めるだろうが、自由都市をうたっている以上、エリンに縛り付けることは不可能だ。

 エルシエには鍛冶師が絶対的に不足している。俺が指導することも考えたが、素人に対して一から十まで教えるのは時間がかかりすぎる。

 だが、ここで俺が鍛えた鍛冶師を連れてこられれらば、そいつに教育を任せられる。

 俺はそんな野望を胸に秘めながら、教鞭を振るい始めた。

お久しぶりです。書籍化の番外編執筆で死んでいた月夜です。

やっと編集さんOKもらったぁぁぁぁぁぁぁ


一巻の内容は、エルシエの建国まで(一章分)です。

そこに、番外編の追加エピソードを追加します。

追加内容は、みなさんから色んなご意見を頂いた結果、帝国に支配される五年前のエルフの村にクウちゃんがやってきて許嫁になるエピソードに決定しました。


許嫁事件では、ルシエが嫉妬する。クウが葛藤する。

それだけではなく、三人で将来の夢を誓い合ったり、夢と希望に溢れつつも、ヒロインの魅力が120%引き出せたという自負があります。

通常30ページですが、編集さんに土下座して50ページの枠をもらいました。

ロリクウが見れるのは書籍版一巻だけ


それでは、今後もエルフ転生をお楽しみください。

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