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エルフ転生からのチート建国記  作者: 月夜 涙(るい)
第三章 二十三対四千五百の戦争
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第四話:訓練開始

 日が昇ると同時に、外に出て狩りをはじめる。精鋭部隊であるイラクサの隊員選定が終わって三日たっていた。

 イラクサのメンバーがもともとしていた仕事の穴埋めのための調整などが終わって、ようやく、本格的にイラクサの訓練が今日から始まる。


 雪が降っている中の狩りは自殺行為だが、イラクサの食事のために肉を手に入れたかった。


 屈強な体作りに肉は必要不可欠。特に高タンパク質、低カロリーのシカ肉は最適だ。干し肉の在庫はあるが、やはり柔らかい肉をたっぷり食べてもらいたいと思い、こうして無茶をしている。


「シリル兄様、お馬さんよりずっとはやい!」


 背中に紐で括りつけている普段はおとなしい銀狐のユキノが、めずらしく年相応にはしゃいでいる。

 俺はさきほどから【知覚拡張】で獲物を探しながら疾走している。地面は雪に埋もれていて足がとられるので木の枝から枝を飛び移っていた。


 俺が【風除け】の魔術で、雪を風ごと避け、ユキノに火の魔術を使って周りを温めてもらっている。


 こうすることで雪が降りしきる山の中でも狩りができる。

 ユキノはぎゅっと俺に抱き着いていて、火の魔術の暖かさの他に子供特有の暖かさと柔らかさがあり快適だ。

 朝早くからということもあり、クウに頼むことも考えたが、雪に足がとられるので、少しでも軽くするために小さなユキノにお願いした。


「ユキノ、朝早くから悪かったな」

「最近はこれくらいに起きてるから平気」

「早いんだね」

「うん、クウ姉様が毎朝してた鍛錬、一緒にやってる」

「そう言えば、クウはずっとやってたな」

「クウ姉様。強い」


 火狐達は、強さを崇めるところがある。村長の娘だったクウは、火狐の村時代からずっと朝に鍛錬を続けていた。


 クウはああ見えて、魔術を抜いた体術だけでも、エルシエの中では俺に次ぐ腕を持っているので、ユキノに戦い方を教えることも可能だろう。

 クウとユキノの二人は戦い方の根本が違うので、俺は指導しない。


「それにね。ユキノも一緒にイラクサの人と戦うってクウ姉様が言ってた。ユキノがいくら強くなっても、イラクサの人が強くないと、ユキノ死んじゃう。イラクサのためにユキノが頑張るのは当然」

「ユキノは頭がいいね。そうやって、自分がどうして頑張っているのかわかってる子は強くなるよ」


 お世辞ではなく、本気でそう言った。言われたことを漠然とするのではなく、その目的を理解し、より効率的に行う習慣。それがあるかどうかで成長の速度は全然違ってくる。


「当然。ユキノは天才。それに、いっぱい頑張ればシリル兄様、きっとおすそ分けくれる」


 流石に、三人娘の裏リーダーだ。抜け目がない。

 あの三人は、ケミンが勢いよく先頭をきり、ユキノが冷静にフォローして、失敗や喧嘩があってもクロネがそのほんわかした空気で丸く納めてしまう。

 本当にあの三人はバランスがいい。


「仕方ないな。頑張ってくれたユキノには、特別にイラクサのご飯をお裾分けするよ。ユキノにも強くなってもらわないとね」

「いっぱい頑張るから、三人分ちょうだい」


 ユキノは三人分食べたいわけじゃない。きっと仲のいいケミンとクロネにも食べさせてあげたいのだろう。

 断っても、自分の分を三人で分けるだろうし、少し甘いが……


「わかった。ケミンとクロネの分も用意するよ……ユキノ、さっきから頑張りすぎて熱い」

「頑張り過ぎちゃった、あとシリル兄様ありがとう」


 ユキノが力を緩めて再び適温に戻る。それから、帰りのことも考えエルシエからあまり離れないようにしながらシカの探索を続けた。

 十五分後にようやく、【知覚拡張】の範囲内にシカが現れた。


「よし、見つけた」

「ユキノにはわからない」


 尻尾と同じ銀色で、先端だけが黒い狐耳をさきほどからピンと伸ばしたり、ぴくぴくと動かしたりしてユキノは必死にシカの気配を追うがその気配を捉えられない。


「うーん、かなり距離があるからね」


 狐の性質からかなり気配に敏感だが、ここから250mほど距離がある上に障害物で隠れてここからでは見えない。そういう獲物すら捉えられる【知覚拡張】だからこそ、イラクサの面々には何としてでも覚えさせる必要がある。


 ユキノを優しくおろして、クロスボウに矢をセットする。射線が通っていないので五歩ほど移動して射線を確保。


「よし、ん? ユキノ、そんなに凝視してどうしたの?」


 俺がクロスボウを構えていると、強烈な視線を感じた。ユキノのほうを見ると、目を輝かせて尻尾を振っていた。


「シリル兄様、弓を構えているときの顔、いつもと違う。いつもはにっこりして優しそうな顔だけど、すっごくきりってして、なんか、ぴんってしてる」

「怖い?」

「ううん。かっこいい」

「ユキノ達のお兄ちゃんだからね。やるときはやるんだよ」


 笑いかけると同時に、クロスボウのトリガーを弾く。その矢はシカの側頭部に突き刺さった。


「さあ、行こうか。シカは仕留められたよ」

「シリル兄様」

「なんだい?」

「ユキノ、シリル兄様の子供産みたい」


 一歩踏み出した瞬間にユキノが変なことを言うものだから足を取られてしまった。


「ダメだよ。……ユキノ、そういうことを女の子が言ってはいけない」

「どうして? ユキノ、子供産みたい」

「それは、ちゃんと恋とか色んな手順を踏んでからの話だよ」

「でも、はやく産みたい。ユキノ達が子供産まないと、火狐居なくなっちゃう。ユキノは火狐の血を繋げないといけない。そのために村の皆。命を使って私たちを生かしたくれた」


 小さな子でも、それなりに考えているようだ。

 もとの火狐の村は滅んだ。生き残りが二手に分かれて逃げたが、エルシエに向かわなかった火狐たちはもういない。本当にエルシエにいる五十人余りが最後の火狐になってしまっている。


「だからって、必要だからそういうことするっていうのは悲しすぎると思うよ」

「それもあるけど、ユキノはシリル兄様のこと好き。そういうこと、シリル兄様以外は怖くて、いや」

「好きの種類が違うんだ。ユキノは俺のことお兄ちゃんみたいって言ってくれただろ? お兄ちゃんとは、そういうことしない」


 ユキノは納得いってなさそうな顔で考え込む。


「でも、やっぱり好き。お父さん好きって気持ちがあるけど、別の好きもある」


 どうしよう。きっぱり断りたいけど、この子を傷つけたくない。


「ユキノがそう言ってくれるのは嬉しいよ。でも、俺は子供の好きを信じてあげられない。真剣に向き合えない。ユキノは、俺以外の男の人をちゃんと知らないだけだって思っちゃう」


 ユキノが目に涙を溜めて、胸の前で拳を作ってぷるぷる震えている。耳も尻尾もペタッっと垂れてしまっていた。


「ちゃんと好きなのに、シリル兄様。どうしたら信じてくれるの?」


 好きの証明。

 もし、そんなものがあるなら……


「そうだね。ならユキノは十二才だから、あと二年で大人だ。十四才になってそれでも変わらず俺のことが好きだったら、そのときはちゃんとユキノの気持ちを受け止めるよ」


 二年の間、俺以外の男の人ともいっぱい仲良くなるし、ユキノ自身も、変わっていく。それでも変わらないものがあるなら本物だろう。


「約束。二年経って好きだったら、第三夫人」

「ユキノ、勝手に報酬を釣り上げない。二年経って変わらなかったら、ちゃんと真剣に考えるってだけだよ」

「……ばれた」


 本当にこの子は抜け目がない子だ。


 きっと今でこそ火狐というだけでエルフの皆は距離を置いているが、いずれエルフと火狐の距離が縮まれば、こんな可愛くていい子を周りの男は放っておかないだろう。


 やがてその中に、この子のハートを射止める男が出て来る。

 俺みたいな二つもコブがついている男じゃなくてちゃんと、一番にユキノを想ってくれるようなそんな男が……いや、なんか想像してきたら腹が立ってきた。


 大事な妹を預けるんだ。俺よりも強く、商才があり、思いやりのある男以外は認めない。そうしよう。


 気を取り直してシカのところに行き、内臓と血を抜き軽くしたシカを、簡易的なソリをその場で作って乗せる。その上にユキノも乗せて、トナカイ気分で俺は走り出した。


 ソリは、魔剣の域にある高振動ナイフと、丈夫な紐があれば簡単に作れてしまう。

 さすがに、雪で足取りが重いが【身体強化】で強引に速度をあげた。


「よし、このあたりだと手軽だしいいか」

「シリル兄様、何をしてるの?」

「イラクサの訓練のためにちょっとね」


 俺は腰にぶら下げていた予備のナイフを一つ、このあたりで一番目立つ大木に突き刺しておく。


「そうだ。暇だし歌おうか」


 ソリを引いているだけなのでかなり暇だ。ユキノのほうも同じだろう。


「シリル兄様の知っている歌を教えて。火狐の歌は飽きた」

「ううん、歌か。エルフはあんまり歌わないから……」


 エルフは楽器と舞は得意だが不思議と歌はあまり得意じゃない。曲だけあればそれで満足してしまう。なんとなしに、シリルじゃない俺の記憶にあった歌を歌う。


「それいけ それいけ みんなどきどき 高鳴るときめき 掘って 掘って どろんこになって 朝日におはよう」


 明るい曲調、まるで童話のような歌詞。確か地球の昭和に日本で流行った、【おはよう、世界】という曲だ。


 この曲は、キタキツネを主人公とした夫婦での子育てを主題とした動物映画、その挿入歌だった。確か、この物語に出てきたキタキツネたちは……

 二回ほど繰り返し歌うと、三回目からユキノの声が重なる。火狐だけあって上手だ。


 俺の声はノイズだと思い、途中で口を止めユキノの声に集中する。

 すると、ユキノがしばらく自分一人で歌っていたことに気がついて顔を真っ赤にして歌を止めた。


「どうして止めちゃったの? ユキノの歌、素敵だったのに」

「クウ姉様と比べれば、ユキノの歌は全然ダメ」

「比べる必要ないと思うけど」

「……ユキノもそう思う。でも、駄目」


 どうやら思うところがあるらしい。火狐の中でも、クウの黄金。ユキノの白銀は特別と聞いているから何かあるのかもしれない。


「そっか、ユキノは駄目って言ってるけど、俺は好きだよ。ユキノの歌。それだけは覚えておいて」

「シリル兄様、さっきの約束だけど、やっぱり二年は長すぎる」


 そうして無事、雪が降る中、狩りは終わり新鮮な肉を手に入れることが出来た。

 今日使う分は切り分けて、残りは鉄でつくった保温機の中に大量の雪と一緒に詰め込んでいるのでしばらくは使えるだろう。


 ◇


「さあ、訓練の前の腹ごしらえだ。いっぱい食べてくれ」


 村長宅に、精鋭部隊イラクサの面々を集めて俺は笑顔で口を開いた。


「長の言うとおり、朝飯を抜いてきたけど、さっきから良い匂いがするな。なんだこりゃ」

「シカ肉のクリームシチューだよ。温まるから食べて食べて」


 そう言いながら、エルシエの面々に特製クリームシチューとパンを渡していく。

 細かく刻んだジャガイモに水と小麦とバターを加えたものをラードで炒め、それをベースに、シカの骨とゼラチン質の多いスネ肉でしっかりとった出汁、それにやぎ乳をいれる。


 最後に下味のつけたシカ肉のロースを軽く焼いたものとキノコをたっぷり入れて煮込み、塩で味を調えている。


 初日なのでかなり頑張った。この時代、ここまで手の込んだ料理は中々食べられない。


 付け合せのパンもしっかり酵母を使ってふんわり焼いた。しかも今回はやぎ乳を使っているので、普段食べているものより格段に旨みがあるし、クリームシチューとの相性もいい。


 雪の降る寒い朝に、温かくて優しい味のクリームシチューは体に沁みるだろう。


「こりゃ、うめえ。ヤギ乳とシカと、ジャガイモだけで、こんなもん作れんのか!」

「これが食べられただけでも、イラクサに入った甲斐はあったわ」

「こんなうまいもん、食えるんならなんでもやってやる」


 エルフ達にも大盛況だ。

 今から地獄を見るのだからせいぜい楽しむといい。

 快く、お替りも許して、鍋の中身が空になるまでイラクサの面々に朝食を楽しんでもらった。


「さて、しっかり栄養もとったことだし、今日の訓練をはじめる。二人は俺が直接指導して、残りの十八人は基礎体力強化をやってもらう」


 話しながら、手伝いで呼んでいるエルフたちに厚い毛皮のコートや手袋等をもってきてもらう。


「基礎体力訓練組は、きっちりと寒さ対策をしてほしい。……ロレウこれが地図だ。地図に印をつけてあるだろう? そこには大木があってナイフを突き刺してあるから、皆で行って回収してきてくれ」

「長、雪が降っている中、こんな山の奥に?」

「そのあたりなら、ぎりぎり日が沈む前に戻って来れるだろう」

「死ぬぞ!?」

「俺は、日が昇ると同時に出発して、シカを狩って持ち帰るついでにナイフを刺してきた。そのあと、料理をする時間まであった。行って戻ってくるだけならわけがないだろう?」


 俺の反論にロレウは言葉を失う。


「やろう。みんな。遠いけど、このあたりの山で私たちが迷うことはないよ。ここで言い合ってても時間が過ぎていくだけだよ。暗くなる前に戻ってこないと、本当に危ないわ」


 エルフの皆が尻込みするなか、ルシエが声をあげてくれた。

 女の子がそう言っているのに、情けないところを見せられないと、他の面々もそれに続く。


「今から行けば、雪を考えればぎりぎり、夕方か」


 森に慣れているロレウが、イラクサの面々、特に女性のほうを見て見通しを立てる。

 一番足の遅いものに合わせて夕方までという俺の見通しとほぼ同じ結論を出した。


「仕方ねえ、いくか! よし着替えたら速攻で出発するぞ」

「さすが、ロレウ。皆を引っ張ってくれているな。……あと昼食だよ。これを皆にもっていってほしい」


 俺は、そう言いながら小包を渡す。


「なんじゃこりゃ」

「だから、お昼ごはんだよ」


 俺が作った、糧食の一種だ。

 生地に干しクランベリーと酢と塩、それにラードを大量に練り込んだ大き目のソフトクッキーだ。

 保存期間が長くカロリーが凄まじい。栄養面だけを見れば一本で昼食を賄えるし、クランベリーと酢の甘味と酸味が疲れを癒してくれる。


 帝国との戦いでは長期の遠征になる、持ち運びに優れ、しっかりと栄養が取れる優秀な糧食が必要不可欠だ。これならその気になればひと月分の食料がリュックの中に搭載できる。


「こんなちっちゃいので持つのかよ。もっとちゃんとした……」

「ダメだ。それだけで、持たせるようにするのも訓練の一環だ。しばらく昼はそれだけで過ごしてもらう。その分、朝は豪勢にするから許してくれ」


 そう、いかに優秀な糧食であろうと、それを使う側がなれておく必要がある。いくら、栄養は十分あるからと言っても、ソフトクッキー一つで満腹感は中々得られない。

 それ一本の食生活に慣れておかないと、実際に遠征した際に我慢の限界が来る。


 当面は一食をソフトクッキーに慣れてもらう。そしていずれは、一日に、クッキー三枚という生活を体験させる。それが出来ずして長期の遠征なんて望めない。


「長のことだから何か考えがあるんだな。わかった。やってみせるさ」

「ありがとう」


 雪の山は、足腰、体力、忍耐力、チームワーク。それらすべてを鍛えてくれるだろう。

 全員に基礎体力と、一体感が生まれるまでは、雪の山登りをメインにする。


「残り二人は、何をするんだ?」

「俺の使っている魔術、【知覚拡張】と【身体強化】を叩き込む。一日で使えるようにしてみせるさ」

「そいつはすげえな。魔術って覚えるには、もっと時間がかかるもんだろ」

「まあ、俺だし」

「シリルって、たまにそうやって誤魔化すよね」


 ルシエが呆れと尊敬が入り混じった不思議な声をあげた。


「実際、そうだからね」


 正攻法の手段では不可能だ。

 【輪廻回帰】を使える俺だからこそできる裏技を使うので、俺だからとしか言いようがない。


「みんなの無事を祈っている。夕方になって戻って来なければ捜索に行くから安心して行ってきてくれ」

「おうさ。長、狩人の意地にかけて、誰も迷わせなねえよ」


 そうして毛皮を着こみ、携帯食を持って基礎体力強化組が出ていった。

 残したのは、ロレウの部下一人と女性一人。

 さきに、お手伝いさんを使って別室に案内させてある。


「さて、出来れば使いたくない【輪廻回帰】だけど、魂関連の魔術は、あれ以上の適性があるやつは居ないしな」


 今日呼び出すのは、大魔導士 シュジナ。

 躊躇する理由は、燃費の悪さや、格の高さによる魂への負荷ではない。むしろシュジナはそのどちらも軽いほうだ。


「俺が知らない俺か」


 危険だと言うことで、存在のかけらすらも認識できないように【俺】によって封じられた五人の俺が居る。だがシュジナは他と比べれば能力は平凡であるにも関わらず、意図的に【俺】がシュジナの頃の記憶だけを封印して思い出せないように細工してある


 【俺】は、意味のないことはしない。シュジナには何かある。そんなシュジナを呼び出すことに抵抗があった。

 だが、もう躊躇う時間はない。

 俺は覚悟を決めて、シュジナを呼び出す決意を終わらせた。

 ただ、魔術を極めるためだけに生きていたときの俺の集大成。

 人間でありながら、魔術、外科手術、心霊術、ありとあらゆる手段をもって、肉体そのものを魔術に最適化するように弄った狂気の産物。

 

「さあ、はじめようか」


 俺は気合を入れて二人のイラクサのメンバーがいる部屋に入った。


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