設定資料など
1章終了時点のリョーの持ち物
カード
銅カード×24
着火×5 流水×4 送風×3 石突×2 消毒×4 応急処置×4 念動×2
銀カード×175
エアハンマー×7 治癒×5 解毒×2 鑑定×1 探知×5 遠見×2 検索×5
火属性:アロー×7 ボルト×5 ショット×8 ボール×6 シールド×5
水属性:アロー×4 ボルト×5 ショット×6 ボール×7 シールド×7
風属性:アロー×6 ボルト×3 ショット×2 ボール×5 シールド×6
土属性:アロー×8 ボルト×6 ショット×5 ボール×4 シールド×3
氷属性:アロー×4 ボルト×3 ショット×6 ボール×4 シールド×2
雷属性:アロー×8 ボルト×4 ショット×3 ボール×5 シールド×1
金カード×39
ヒール×2 透明化×1 開錠×1 千里眼×1 ボッシュート×2 麻痺×1 睡眠×1
火属性:ストーム×2 ランス×3 ソード×2
水属性:ストーム×1 ランス×0 ソード×4
風属性:ストーム×1 ランス×2 ソード×1
土属性:ストーム×0 ランス×3 ソード×2
氷属性:ストーム×2 ランス×1 ソード×0
雷属性:ストーム×1 ランス×1 ソード×4
白金カード×4
消去×1 再生×1 アイスバースト×2
装備品
武器:カース(クロスボウ) 氷の魔剣 祝福されたミスリルナイフ
防具:なし
装飾品(全て未鑑定):指輪×3 腕輪×1 イヤリング×2 ネックレス×1 アミュレット×1
※カース、アミュレットのみ白金、他は金
重要品
魔法の鞄×2
魔力の源×1 剛力の実×1 才能の実×1 知恵の実×2
未鑑定の果物らしきもの5種類全部で7つ
消耗品
ポーション
下級×2 中級×12 上級×1
マナ×1 未鑑定×3
※マナ、未鑑定は銀
用途不明
魔石×12
火×2 水×4 風×2 土×4
その他
ペンライト×2 調理道具一式 ライター×3 風邪薬 オロ○イン 正○丸×4 包帯 バンドエイド 目薬 綿棒 ポケットティッシュ×3 電池各種 ハンガー 電卓 ボールペン×3 メモ帳 カッターナイフ ハサミ 歯ブラシ×4 食器数点 ガムテープ シャーペンの芯 輪ゴム×2 ノリ 蛍光灯 パンツ×195
1章人物設定
白石亮=リョー・ホワイトロック
177cm 63kg 27歳
流されるがままに生き、特に何かに執着することもなく平凡に生きていた一般人。何事にも無関心に生きていたが、2年ほど前からソーシャルゲームにハマりだした。珍しく熱中するものに出会ったため、貯金を着実に食いつぶしていく中召喚される。自己中心的な性格をしているが、協調性の必要性は理解しており現代社会で弾かれることなく生きていた。異世界にくることで箍が外れたため、あっさりとそちらの価値観に染まる。妙な適応能力を見せ、無事に異世界デビューを成功させて欲望のままに生きることにする。ギフト「ガチャ」を手に入れたことで調子に乗り、一般人からハッタリと煽りが趣味のゲス野郎にクラスチェンジ。
ヴァンテークス・ルドル・ローレンタス・ローレンタリア
180cm 347kg 45歳
ローレンタリア十三代目の王。凡骨。先代に慣い民を搾取する政治を行う。国力の低下を止められず、反抗勢力を内部に抱え込むに至る辺りは無能と評してよい。ロレンシア王国が勇者召喚を行い、魔族領の侵攻を成功させるや否や、放っていた間諜に召喚の秘術を盗ませ実行。魔族領侵攻準備に入る。いつ死んでもおかしくないような肥満体型だが、そこは魔法の力でどうとでもなっているようだ。体臭が酷く、1ヶ月の香水代だけで庶民が1年遊んで暮らせる。金の亡者で自称美食家。
ちなみに息子16歳。痩せていたころの肖像画と嘘の英雄譚で尊敬していたが、10歳のとき、父親を目の当たりにしてからは目が死んでいる。
登場予定はないが娘は6歳で死亡。初対面で悪臭に耐え切れず嘔吐。母に不貞の疑惑がかかり一族郎党処刑されており、その生き残りが反抗勢力の一部となっている。という設定がある。
ハロルド・ドズ・ロストリア
183cm 96kg 49歳
ロストリア地方ほぼ全域を治める候爵。王国の軍事を一任されるほど王から信頼されており、その才覚は可もなく不可もなく。失敗を揉み消し、擦り付け続けることで国の守護者にまで上り詰めた。有能な者を処分し続けたおかげで王国軍の弱体化を招く。権力に固執する性格故か、他の貴族との折り合いはよくない。自尊心と傲慢を履き違え、実力に見合わぬプライドが「地位だけの男」という評価に繋がった。最近孫ができたことが判明し、名前に関して息子の嫁と揉めている。立派な髭が特徴の質実剛健な肉体を持ちハゲている。
エクアトロス・ル・フォストナ(イカトロス)
172cm 93kg 58歳
フォストナ地方の街「フォストナ」を治めるフォストナ家の伯爵。すでに息子に家を継がせており、本人は王の側近として侍る。残虐な嗜好の持ち主で人が苦しむ姿を見ることを好む。謀略に関しては優秀だったため王に接近できた模様。人を人と思わぬ謀略と献策により王に気に入られる。髪は横以外ハゲておりメタボリックな体型。殺した愛人の数は33人。家族の前では猫をかぶっている模様。なお「イカトロス」は主人公の翻訳指輪の誤訳である。魔力がないため正常に機能していなかったが、指輪を外すなりして話を聞いていなかったため、これに気づくことがなかったと思われる。
オルグ・マズタース
エクアトロス私兵の中でも特殊の任務を専門とする部隊の隊長。作中の権力者サイドの人物にしては珍しく有能で、これまでにいくつも功績を挙げていた。主人公の捕縛を任務として、とことどころ立ちふさがることになる。だが如何せん相手が悪く、結果を出せぬまま国外への逃亡を許し、その責任で処刑される。享年28歳。
テーゼ・ブルクリン(本名:イズリス・メイカフ)
174cm 58kg 21歳
金髪碧眼の好青年。白と黒の聖職者の着る服を着用し、笑みを絶やさない優男。見た目と相まって好印象を受けることが多いが、中身は生粋の詐欺師。名前から出生まで全てを偽装しており、誰が相手でも平気で嘘をつく。「この世は騙す者と騙される者がおり、自分はこの世の全てを欺ける者」という自己陶酔に浸るまごう事なき変人。無駄に詐欺師としての才能があったがため、その思考に拍車がかかる。歪んだ世界で自分なりの生き方を見出し、自らも歪みきってしまう。騙した相手を破滅に追い込むのは彼なりの美学らしい。
デバス・デガット
デガット盗賊団をまとめる巨漢。イズリスに通報されるも逃げ延びる。団員は全滅し、元凶のイズリスに刺客を差し向けるも、所詮は金で雇った流れの暗殺者。あっさりと裏切られ報告の際に始末される。
オコラス・デガット
デガット盗賊団の一員。短剣の使い方に長け、斥候を主な仕事とする。デバスの命令でイグリスの監視役となるも寝込みを襲われ死亡。享年38歳。
ガゼフ
冷酷な暗殺者にして快楽殺人者。自らに大した才能がなく、ギフトもないことがコンプレックス。それなりに腕は立つ。テーゼに言いくるめられ、詐欺師としての技を身に付けるもテーゼに毒殺される。
設定資料
ガチャについて
C60%くらい 銅
UC35%くらい 銀
R5%くらい 金
SR0.5%くらい 白金
UR0.05%くらい 黒
※目安です
一回500P必要。一日100回まで。日用品から兵器まで幅広く取り扱っているガチャ。ファンタジー成分もそこそこ。
ガチャから出たアイテムを消費してスキルの成長に使う「貢献」と金目のものならなんでもポイントに変換する「換金」がある。スキルが成長することでガチャのラインナップが追加されていくが、追加内容等は本人にはわからない。
カード
カードは非常に強力であるが、使用する際には条件を満たす必要があるものがいくつかある。例として、攻撃用カードは一部を除き、対象を指定しなければ使用できず、その対象となる条件は「敵対状態」であること、または「敵意」を持つか、持たれるかしている場合に限られる。
ギフト
スキルのようなもの。正確には「神により与えられた才能や能力」で、その力は絶大。誰しもが持っているわけではなく、人類全体の0.2%程が持っているとされる。また極めて希なケースではあるが、複数のギフトを持つものもいる。ギフトは非常に多様であり、あってもほとんど役に立たないものから、万能に近いものまである。その中でも召喚された勇者に与えられるギフトは固有なものや強力なものが多く、あらゆる国が勇者を求めて召喚を行った時代がある。ぶっちゃけると国が欲しているのは「勇者」ではなく「ギフト」である。
勇者
異世界より召喚されたものはギフトが与えられる。これが異世界から召喚されたものを「勇者」と呼び、召喚を「勇者召喚」と呼ぶようになった原因である。召喚されたものが魔王を倒したとかしたわけではない。勇者が所持するギフトは特殊なものが多く、非常に強力である。そのため勇者召喚が頻繁に行われた時代があり、召喚された勇者を特殊な魔法などで隷属させて、一人の王が大陸全土を支配し一大帝国を築く。しかしその結末は勇者が魔王を名乗り、自由を奪われていた勇者たちを解放しての報復である。帝国は大陸統一を果たすも半年にも満たない僅かな期間しか維持できず、いくつもの国に分かれることになる。この際に勇者召喚の秘術が喪失したとされていたが、近年ロレンシアが復活させ再び勇者を召喚した。
魔力
誰しもがもち行使できる力であるため、魔力が少ないものや、扱いが不得手なものはまず間違いなく淘汰される。生命に深く関わるとされ、魔力の多い生き物ほどその存在が強力であるとされる。また宗教の上でも「万物に宿る」という表現が用いられており、魔力を持たない生物、物質は存在しないと定義されている。
世界観
文明レベルは古典時代より少し進んだ程度。一部「遺産」と呼ばれるオーパーツ的な物がある。これはかつて栄えていた時代のもの。今尚、文明は緩やかに衰退していっている。
ほとんどの国は上が腐ってるため、治安は最悪。犯罪が蔓延しており、取り締まる側の犯罪が更に酷い。統治機構が完全に末期。その不満のはけ口として他国と戦争したり魔族と呼ばれる種族の領土を欲している。勇者召喚はその都合で行われているだけで、国の危機、世界の危機というのは完全に自業自得と出鱈目。
賊について
この世界はそこら中に賊がいる。山や森にはいたるところ(首都近郊などは流石に除く)に彼らの根城があり、縄張り争いなども時々起こる。賊の取締は非常に緩く、領主たちは自分に直接関与しない限りは放置する。もしくは略奪を認める代わりに上納金を要求する。そのため商人たちの被害が増大し、経済が滞っている。500年以上技術革新が行われていないのもこの辺が理由。結果として賊がどんどん量産されており、兵士崩れや傭兵崩れが加わり、正規の騎士団でもない限りまともな討伐は不可能。ハンターギルドにかけられた賞金が微々たるものであるため、誰も危険を冒してまで賊をどうこうしようとしていない。
「権力をもった賊を貴族、王族といい、権力を持たない賊を山賊、林賊という」
この言葉がこの世界の荒廃っぷりをよく表している。(賊と族は言語上同一で賊は族に内包されている単語になる)
強さ
ギフト(スキル)がない場合の強さはせいぜいそこそこの強さの魔物を倒せるかどうかくらい。スキルがあればそれが一気に跳ね上がる。つまり
スキル所持>越えられない壁>スキル未所持
となっている。
技能は基本
下級、中級、上級、特級
の4段階に分けられており、各段階の強さは10倍の差があるとされる。
スキルを所持しているなら特級まで鍛えることができるが、スキルがなければ中級どまりである。
遺跡や迷宮
存在はするが、ほぼ盗掘済み。一部強い魔物が住み着いた場所や完全に崩れ去った遺跡に宝物は残されている。大抵の遺跡は魔物の巣か賊のアジトである。
ハンターギルド
賞金首や魔物退治を生業とする者たちのギルド。ちなみに冒険者ギルドは存在しない。有能なハンターやギフト持ちの情報を裏で国に売り渡している。身柄も当然売り渡す。基本初回は私兵へのスカウトだが、拒否した場合は指名依頼という名目でおびき寄せ始末される。
国家
ローレンタリア王国
大陸中央に位置する国。かつて大陸全土を支配下に置いた、今は無きロレル帝国の血筋を引くと言うが当然嘘。大陸中央という性質上、人の流れが激しく領土の割に人口が多い。上の腐敗が激しく、袖の下無しでは商売は疎か生きることも難しい。賄賂が出せない貧しい人たちのスラムが全ての街に存在する。南の帝国に狙われており、その矛先を魔族領に向けようとしているが無駄に終わっている。人口360万。
ロレンシア王国
大陸北東に位置する国。ローレンタリアと同じくロレル帝国の正統後継国というがそんな血統は勿論いない。隣国、シレンディの影響が濃く、魔族領土を欲している。魔族を滅ぼすべく、人類は団結すべきであるという思想が広まりつつある。戦争による特需が一部の裕福層を動かした結果、魔族との全面戦争に発展しかかっている。ローレンタリアとの関係も険悪。人口480万。
シレンディ神国
大陸の東側に位置する国。人間至上主義。魔族は滅びるべき、亜人は奴隷であるべきと公言する宗教国家。国家としての腐り方がもはや末期。教団に所属しないものに権利なし、と言わんばかりの横暴を続け、600年という長き統治で人口を半分にまで減らす。それでも領土を維持し続けることができるのは聖騎士と呼ばれる精鋭のおかげ。人口310万。
ディバリトエス帝国
大陸の南側に位置する国。大陸統一を目論む覇権国家。魔族には「人と魔族は棲み分けるべき」と解く一方で、ロレンシアとは魔族領の分割統治を囁く。ローレンタリア、シレンディとは大変仲が悪い。魔族と取引を行う帝国をシレンディは敵視し、領土を狙われているローレンタリアからは警戒されている。ローレンタリアを併合し、魔族をロレンシアと攻め入ることでシレンディを黙らせ、その後にどちらか一方だけを敵に回して併呑。最後を攻めるという予定になっている。国力は間違いなくトップ。人口1080万。他と比べるとかなりマシ。
名前
貴族などは
名前・役職・家名(土地名)
となる。王は家名の後に国名。土地名の貴族は力のある貴族。
役職は
王族:3文字
貴族:公・候爵が2文字、伯爵以下が1文字
となり
平民;名前・家名のみ
賎民:名前のみ、奴隷など税金を治めることができない者
となる。役職名は国によって異なる。
例:ローレンタリアの場合
王族:ルドル 公爵:ラズ 候爵:ドズ 伯爵:ル 男爵:ロ 子爵:ジ
となっている。例外として子爵の「ジ」だけは全国共通。
王>公≧候>伯>男>子
子爵は一代限りのもの。何らかの恩賞や金で買った地位にあたる。ちなみに準は存在しない。