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お久し振りですっ!!

・・・なんか1ヶ月近く経ってしまいましたが・・・。

どうもすみませんっ!!!

色々忙しくて・・・(言い訳)

では、お楽しみください。
第9話
「ね、ディランとどこで知り合ったの?」

 ベッドの中で、リビアはシャンヌに訊いた。二人とも風呂から上がり、すでに寝巻きに着替えている。
 シャンヌは枕に顎を乗せ、そのままで答えた。

「ロルカ王国よ。その傭兵トーナメントでディランが勝ったの。私はそこは観て無いんだけどね。それで、王様がディランに命令して、私をラミア国まで連れて行くように言ったってワケ」

「へぇ〜。傭兵って儲かるって言うしね。ディラン優勝したのか〜」

 しみじみというリビアは「他の人たち弱かったのかな?」と最後に付け加えた。シャンヌはクスクスと笑う。

「でも、ほんとにディラン、強いよ?」

「そうなんだ。昔しか知らないからな〜」

 リビアは天井を見上げた。そこには星座のポスターが貼ってある。ほのかにぼんやりと光っていた。

「ディラン、大人になってたな〜」

「・・・変わってた?」

「う〜ん・・・・」

 リビアは天井を睨んだまま、眉を寄せた。

「性格はきっと昔のままだよ。声はもちろん、変わってたけど・・・顔は面影があるというか・・・。身体はだいぶがっしりしたみたいだけどね」

「ふぅ〜ん」

 相槌を打ち、シャンヌもリビアと同じように天井を見上げる。夜の虫の声が静まり返った部屋に響いている。

「ねぇ、リビア」

 唐突に、シャンヌが口を開いた。リビアは「うん?」と顔を隣の少女に向ける。

「なぁに?」

「・・・ディランのこと好き?」

「えっ・・・・」

 リビアの頭の中は一瞬にして真っ白になった。驚く彼女をシャンヌは真っ直ぐに見つめる。

「ディランが帰ってきて嬉しかったでしょ?・・・・ディランのこと・・・好き?」

「あ・・・あのね、シャンヌ」

 同じ質問を繰り返す彼女に、リビアは上体を起き上がらせて諭した。

「ディランは・・・そりゃ幼馴染だけど・・・。好きとか・・嫌いとか・・・あんまり考えたことないよ?」

「そうなの?じゃあ、ルークは?」

「ルーク?あいつは友達って感じだし・・・。恋愛対象じゃないよ」

 苦笑いするリビアをシャンヌは「ふぅ〜ん」と頷いたかと思うと、やおらガバッと起き上がり、

「じゃあ、私がディランを好きになっても良いかな?」

「えっ・・・・」

 再び、リビアの頭の中が空っぽになった。目の前の可愛らしい少女は頬を染め、嬉しそうにリビアを見ている。女のリビアから見ても、シャンヌの愛らしさは際立っていた。

「い・・・いいんじゃないかな?あいつ、喜ぶと思うよ」

「ほんとっ?!やったーー!!」

 にっこりと笑い、シャンヌは再びコロンと横になる。

「良かった。リビアがディランのこと好きだったらどうしようかと思ってたんだ」

「そ・・・そう」

 シャンヌの言葉が耳に入らない。リビアは生返事をしながら、のろのろと横になる。リビアは何故かショックを受けていることに気付いていた。シャンヌの告白を聞いたときから鼓動が早い。
 そんなリビアの気持ちなど少女には分かるわけもなく、「お休み、リビア」とその少女は瞳を閉じた。それをリビアは黙って見つめる。

(・・・どうして・・・私に言ったの・・・)

 7年ぶりに帰ってきたディラン。昔よりもずっとはるかに逞しくなっていた。頭にしていた緑のバンダナ。あれはおそらくリビアが渡した物に違いなかった。

(シャンヌが好きになったら・・・・どうだって言うのよ・・・)

 ディランとシャンヌの二人が寄り添うように歩いている場面を想像し、リビアはギュッと瞳を閉じた。

(・・・私には関係ないじゃない)

 その光景を振り払うかのように、リビアは枕に顔を埋めた。


 
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