神々のいる高天原。そこでは日々会議が繰り返されていた。混沌して未だ収まりの付かない地の国へ、高天原の使者として降りたアメノホヒが戻らない為だ。人の世は高天原の完治すべき所。地の国では国神(くにつかみ)としてオオクニヌシが地の国を治めようとしていた。それを快く思わない高天原の神々は、高天原の権力を地の国に思い知らしめようとまずは交渉人としてアメノホヒを遣わした。が、何時までたっても戻らないアメノホヒを危惧し、次の使者としてアメノワカヒコに白羽の矢が当たる。高天原の「最終兵器」を手土産に持たせて。一方、ずっと時の下った地の国に神の子「聖(ひじり)」が誕生していた。これこそが国神の末裔あった。
|
N5651B
|
11519文字(約24分)
|
通常小説[連載中作品(全1部分)]
|
|
ファンタジー
| |
アマノワカヒコ サグメ 聖 この世の終わり
|
|
――この世の終わりは……ゆで卵と焦げたト―ストの味がした……――日和みの章:聖筆――一、アメノワカヒコチチチ……チュンチュンチュン……眩しい光、小鳥たちのさえずり……陽の光が瞼を射る。「ん………」キシ………竹の籠で編んだ枠は小さく揺れ、目の上に手をかざし朝の光を感じ取る。「ん……… |