決断 ※
糸でぐるぐる巻きにされ木の枝に吊るされた哀れなゴブリンを、俺は手にした棍棒で何度も殴っている。
気を巡らせた釣り糸の強度はかなりのもので、ゴブリンが自力で抜け出すことができない。今までのように窒息させてもいいのだが、俺はあえて棍棒で殴り殺した。
「はぁー、はぁーっ、ふぅぅぅ。嫌な感触だな」
糸で何匹もゴブリンを手にかけてきた。魔物を殺すことに抵抗感も罪悪感も薄れてきたと思ったのだが、棍棒を握りしめた柄から伝わる生々しい手応えが、俺の心を揺さぶる。
これなら、今まで通り糸で窒息させた方が良かったのだが――そういうわけにもいかない。
「あるといいんだが」
生徒手帳を取り出し、中を確認する。
やはり、ゴブリン一体ではレベルは上がらないらしく、レベルに変化はない。
レベルアップには期待していなかったが、それでも少し残念に思ってしまう。だが、今はそっちではなく、この先が本命だ。
取得スキルを上から読んでいくが、望んでいたスキルは追加されていなかった。
「そう簡単にスキルを得ることはできないか、やっぱり」
都合のいい展開が多い小説なら、敵を武器で倒せばその武器のスキルが手に入ったりするのだが、ここはそんなに甘い設定ではないようだ。
「でも、あの女教師もどきは小説や漫画、ゲームの設定を引用していることが多かった。それに、あの教室で自ら、自分で新たなスキルを覚えて。とか言っていたよな。何か条件が違うのか? それとも数をこなさないと駄目だということか」
何回か繰り返して経験値を溜めないと覚えないのかもしれないな。既に得ているスキルも使いこめばレベルが上がる。理屈としては間違っていない。
もしくは、動けない相手を殴ってもスキルとして認められないのか。棍棒でまともに戦って初めてスキルを覚える。これも考えられるか。
よくよく考えたら、殺しただけでスキルを覚えられるなら、ミスリル製の鎌に糸を付けて殺した時に『鎌』スキル覚えそうだよな。あの敵強かったから、経験値的にも問題なさそうだし。
「棍棒で直接魔物と戦うか……もう少しレベル上げてから考えるか」
アイテムボックスの中にある『傷薬』はスキルポイントを消費して手に入れた物なので、冗談みたいな回復力をしている。大怪我を負ったとしても何とかなるが、まだ正面きって戦う根性は無い。
暫くは、不意打ち専門でレベルを上げさせてもらおう。
今日だけで十八体ものゴブリンを討伐した。
この周辺のゴブリンを全滅させそうな勢いで倒し続けているのだが、表示されているゴブリンのポイントはまだまだ無数にあり、この近辺にゴブリンが住む結構大きな村や集落があるのではないかと、警戒している。
レベルの高くない俺が何故、こんなに多くのゴブリンを倒せたのか。それは、この戦闘スタイルのおかげだろう。
『捜索』でゴブリンの位置を探り、木々の上に陣取り強襲か、背後から忍び寄り糸が届く範囲から、糸で雁字搦めにして棍棒で殴打。
糸を同時に三本まで操れるので、敵は最高でも同時に三体までと決めている。自分でやっておいてなんだが、暗殺者か山賊の手口である。
このまま頑張れば、いつか『隠蔽』『忍び歩き』の技能が取れそうな気がする。そうなると、もう俺の進む道は暗殺者決定のような。
そんなことを思いながら生徒手帳を開くと、レベルが5に上がっていて――新たなスキル、ではなく称号が追加されていた。
「ゴブリンバスターって……」
予想すらしなかった称号に若干引いてしまったが、取り敢えず『ゴブリンバスター』の文字に触れてみる。
(ゴブリンを破壊する者。ゴブリンに対してのみ攻撃力、防御力が2倍加算される)
能力は予想通りだな。しかし、どういう流れでこの称号が手に入った。っと、追記がある。
(相手から一切攻撃を受けず、ゴブリンのみを連続で二十体殺すと手に入れることができる)
ほう。なるほど納得だ。昨日、幼虫もどきを倒してから二体ゴブリンを倒して、今日十八体を追加で倒したから発生したのか。
この流れだと、ゴブリンだけを連続で百体倒せば新たな称号が手に入りそうだが、幼虫もどきもいるから、難しいだろうな。それに無傷というのがネックだ。
狙いすぎて命を危険にさらしては元も子もない。基本は不意打ちでゴブリンを倒すことに集中しながら、他の魔物への注意も怠らない。それでいこう。
「っとそうだ、レベルが上がっていたな」
称号に意識が集中して忘れていたが、レベルも2上がって5になっていた。
スキルポイントが 3 から 93
ステータスポイントが 4 から 8
に増えている。スキルのレベルが上がってはいないのだが、使いこんでいるだけあり消費ポイントがかなり減っている。
『気』『糸使い』『捜索』
このスキルの内、ポイントの殆どを消費すれば、一つはレベル3から4に上げられるようだが、どれを上げるべきか。
スキルは5レベルに上げる際には膨大なスキルポイントが必要となる。その代わり性能も格段に上がるとかどうとか、春矢が言っていたな。
成長性という意味で一番期待しているのは『気』だ。今は、自分の気配を抑え、相手の気を微かに感じる程度か、気を流し物や体を少し頑丈にすることしかできない。
高レベルになれば、気を飛ばし身体能力を向上させることも可能ではないかと考えている――希望的観測だが。
『捜索』は今も役立ってくれているし便利ではあるが、優先的に上げるスキルではない。
『糸使い』も難しいところだ。レベルが2から3に上がり、精密動作がかなり可能になり、締め付ける力も増した感がある。これからレベルを上げていけば、糸で相手を切断したりもできるのだろうか?
悩みどころだな。貯まってきたステータスポイントも割り振らないといけないし、んー、そろそろ昼飯時だから、飯でも食べながら考えようかな。
「確かこっちだったよな」
異世界で初めて目覚めた場所に俺は向かっている。
海岸か湖岸なのかはわからないが、あそこは視界が開けていて危険ではあるが『捜索』でゴブリンと生徒手帳の場所を探っているので、少しの間なら問題は無いと思う。
可能性が低いとはいえ危険を冒してまで、何故そこに行くのか――それにはれっきとした理由がある。
「レーズンは飽きた! 動物性タンパク質を動物性タンパク質をっ!」
昼、晩、朝と食べたのはレーズンのみ。森の中に食べられそうな木の実もあったのだが、異世界の食べ物には毒が含まれている可能性もある。死ぬまでいかないとしても、極度の腹痛に襲われては丸一日棒に振り、体調が不完全な状態で魔物と対峙する可能性もある。
それに、果物ならレーズンがまだ余っているので、勝負を掛ける必要が無い。
「肉を、油が滴る何かを……」
森で動物を狩るのもありなのだろうが、リスや鹿っぽいのを見かけたが、あれを殺して捌くのは、まだ俺には敷居が高い。
魚であれば、釣りという手段がある。
おまけに『糸使い』という能力を利用すれば、魚を取ることなんて赤子の手をひねるより容易い筈だ。
行動に理由をこじつけて自分自身を脳内で説得している間に、気が付けば砂浜に来ていた。
「あの時は動揺しすぎていたのか、これは海の香りだ」
何とも言えない独特の香りが鼻孔をくすぐる。調べてみる必要もないとは思うが、一応、水に触れた指を舐めてみる。
「ん、しょっぱいな。海か……湖の方が有難かったけど、魚を食べるなら塩味が付いて美味いか」
飲料水としては使えないが、味付けに関しては楽でいい。水は昨日溜めておいたビニール袋があるので、当分は安心だ。
「よっし、まあ釣るか」
釣り糸を取り出し、いつものように『糸使い』で操ろうとして重大なミスに気づいてしまった。
「釣り針がない……」
何か忘れている気はしていたのだが、食欲が冷静な判断を奪っていたようだ。
糖分は頭を活性化させるとか何とか、本かテレビで見た記憶があるが、糖分だけを取り続けていても脳は働かないっぽい。
「釣り針、針か。あっ、確か!」
裁縫好きの母さんが「何があるかわからないんだから入れておきなさい」と無理やり常備させられている針入れが財布に……あった!
人生で一度も使ったことが無いので存在自体を忘れていたが、今は母さんに感謝しないといけないな。
手ごろな大きさの石を拾い針に当て、3倍に強化された筋力で無理やり針を曲げる。
「形はそれっぽいが、返しが無いな。まあ、それはスキルで補うか。あとは餌、餌、レーズンでいいか」
レーズンを釣り針に引っかけると、糸を通した針を海へと飛ばした。
静かだ。この世界に自分以外誰もいないのではないかと思うぐらい、静寂に包まれている。時折吹き抜ける風が頬をくすぐり、暴れる髪をそっと撫でつける。
「釣れやしない」
釣り糸を垂らしてから、手元の時計で一時間の時が流れた。異世界での貴重な時間を消費して何をしているのだ、と自分に突っ込みを入れたくなるが、何というか釣り人として今更退けない。
「レーズンが悪いのか、それとも魚がいないのか……」
餌を確かめようと糸を手繰り寄せようとした瞬間、糸から確かな手ごたえを感じる。
「よっし、きた!」
糸を操作して全力で引っ張ることにより、返しのない釣り針でも釣り上げることに成功したのだが――水面から飛び出してきたのは全長1メートル近い巨大な魚だった。
見た目はマグロに似ているのだが胴体が少し太い。それに色が何と言うか鯛のようだ。見た感じは美味しそうに見える。
「一匹釣れたらこっちの物だな『捜索』」
釣れた魚に手を触れスキルを発動させると、海の至る所にポイントが光り輝く。
「さあ、入れ食いの始まりだ」
一時間後、同じ種類の魚を十匹以上釣り上げ、浜辺に積み上げた魚を眺めながら、我に返った。
「どうやって料理しよう」
そもそも刃物が無いが、あったとしても刺身で食べるには寄生虫が気になる。最低でも火を通せば何とかなりそうだが、火を起こす道具が無い。
「にしても、食べて大丈夫なのか。河豚のような毒があったら死亡間違いなしか」
食欲に負けそうになるが、ここは耐えないといけない。惜しみながらも、魚は全部アイテムボックスへ放り込んでおいた。
夕方から更に十体ほどゴブリンを倒した。
相手も知恵があるらしく、ゴブリンたちが単独で動くことがなくなっている。最低でも五人組を作っている。まあ、少数で動いていた仲間がみんな帰ってこなくなったら、警戒もするか。
そこで、俺は一計を案じた。
釣った魚を開けた場所に放置し、ゴブリンたちに見つけさせたのだ。
「グオッ! ググオッグ」
魚を一番先に見つけたゴブリンが指差し、仲間に話しかけている。言葉の意味はわからないが「おい、何かあるぞ」みたいなことを言っている感じだな。
五匹が魚を取り囲み、手にした棍棒や棒で魚を突いている。まあ、海から離れた森に魚がいたら警戒するよな。
ちなみに俺は定番の木の上で観察中だ。
何度か棍棒で叩き、相手が死んでいるのを確認するとゴブリンの一体が腰布に手を突っ込み、何かを取り出した。
「石……いや、魔石か」
半透明の赤い石を二つ取り出し、魚へゴブリンが近づいていく。
他のゴブリンは周辺から枯れ木や枯葉をかき集め、魚に被せている。そして、赤い石を持ったゴブリンが枯葉の傍で二つの石を打ち合わせた。
「おっ、火が出たぞ」
石から飛び散った小さな火が枯葉に引火し、もうもうと煙を上げ魚が火に包まれていく。
たぶんあれは魔石だろう。魔石の色が属性となっているということか。俺の手元にあるのはゴブリンから得た魔石と幼虫のか。
魚が焼けるまで時間があるので、待っている間に俺は『アイテムボックス』から魔石を選び出し、目の前に並べる。
枝の上という不安定な場所だが、目の前には枝に張り巡らせた糸で簡易の机を作りだしている。
「気にしていなかったが、稀に色が付いているな。基本は透明度の低い無色か」
三十もの魔石を並べてみたのだが、殆ど色が付いていない。だが、四つほど色のついている石があった。薄い青と薄い赤と薄い土色が二つある。
「同じ属性の石をぶつけると、色に準じた属性の効果が現れるということなのか」
ゴブリンたちは魚が焼けるのを今や遅しと待ち構えていて、こちらに気づくことは無いなと確認すると、土色の魔石を打ち合わせた。
「おっ、でたでた……うお、風向きがっ! ごほごほっ」
魔石から飛び出してきた砂が、運悪く逆風に乗り、俺の顔面を直撃する。
くそっ、タイミングが悪かったか。でも、考えは間違ってなかったか。となると、火だと思われる赤と、水の青がもう一つずつ欲しいな。
俺が魔石について実験している間に魚に火が通ったようで、炭と化した枝や灰となった枯葉を払いのけ、魚の身を手づかみでもぎ取り、口に放り込んでいる。
「う、美味そうに食べるな。あれだけ食べても何ともないということは、毒はなさそうだ」
ゴブリンの食事風景を眺め、思わず喉が鳴る。
毒耐性をゴブリンが持っているという可能性もあるが、そこまで警戒していたら、俺は異世界産の食物を一切口にできなくなってしまう。
一心不乱に食べ続けていたゴブリンたちは、身を食べつくした魚の骨をしゃぶっている。
「満足いくまで食事を楽しめたみたいだな」
俺はその場に座り、楽しそうに仲間同士で会話をしているように見えるゴブリンを見据えて――糸を操作した。
骨だけとなった魚とゴブリンが五体、網のような物に包まれ、空中へと引っ張り上げられる。
ゴブリンたちは状況が理解できずに、巾着状の網の中でもがいているが、気を通した釣り糸の頑丈さは、ゴブリンでどうにかできるレベルではない。
「ゴブリン、まとめてゲット」
俺は予め、魚を置いた地面の下に、網の目状に張り巡らせ網の様な物を作り上げていた。その網の四隅から上に糸を伸ばし――と言っても、普通に糸が地面から真上に伸びていたら不自然すぎるので、周辺の木々に沿わしていたが。
四本の糸は魚の頭上に張り出した、一際巨木の枝からぶら下がっている。糸の先にはアイテムボックスに放り込んでいた大石が括られている。
まあ、平たく言えば釣り糸で制作した単純な罠だ。
「やっぱり『糸使い』上げておいて正解だったか」
釣りをしながら何のスキルを上げるか考えていたのだが、結局『糸使い』を4にすることにした。
実質、自分がまともに戦えるのは糸のみ。棍棒を使って戦ってもゴブリン一体なら勝てる自信はある。が、俺は試合をしているのではなく、殺し合いをしている。
棍棒の技を鍛えるより、糸の操作を洗練させ、操れる糸の本数を増やした方がいいという結論に達した。
実際、この罠も糸を同時に四本使えるからできた。『糸使い』のレベルを上げたのはそう言う理由で、決して釣りで上手く釣れず、いらいらした勢いで上げたわけではない。
「毒見役をさせておいてなんだが、殺させてもらうよ」
懸命になって逃げようとしているゴブリンたちに俺は、一切の容赦なく棍棒を振り下ろした。
ゴブリンに恨みがあるわけでもない。この世界からゴブリンを根絶やしにしたい、という願望があるわけでもない。
人の腕を食っていたようだが、俺だって魚を殺して食おうとしている。冷静に考えれば、当たり前の行為だろう。
だが、俺は自分の為に少なくとも、この周辺のゴブリンは殲滅させておきたいと思っている。人を食うということは、転移者たちの死体が荒らされてしまうからだ。
生徒手帳を頼りに『捜索』しているが、死体を食った後に価値もわからずアイテムや武器を運ばれてしまっては、俺の回収が滞ってしまう。
それに、俺や『奪取』スキルを得た春矢なら、ゴブリン相手でもどうにかなるが、自滅しなかった転移者で戦闘系のスキルを一切持たない者もいるだろう。
そういった人たちの危険度を少しでも下げてあげたいという狙いもあった。ここのゴブリンが小説サイトでよく見る設定なら人間の女を捕まえ、子供を作る目的で襲う可能性もある。
見知らぬ人たちとはいえ、女性が凌辱される場面なんて見たくもない。あの性格の悪い女教師もどきのことだ、こういった定番行為は入れてきそうだ。
「早くレベルを上げたいが」
釣りで心を落ち着かせ平静を装っているが、あの時から俺は焦っている。
春矢と会い俺は死を間近に感じた。彼の気が変われば俺なんてあっという間に殺されてしまうだろう。彼に勝とうとは思わないが、少なくても逃げ切るだけの能力を得ていたい。
それに『捜索』に引っかかるポイントがずっと気になっていた。
捜索範囲のギリギリである東の方角に、ゴブリンのポイントと――生徒手帳のポイントが集まっているのだ。ゴブリンだけで100近くのポイントがあり、幾つものポイントが密集地点から出入りを繰り返している。
「生徒手帳の数は6か……」
ゴブリンが転移者の死体を持ち帰り、食材としている可能性が高いと判断し、俺は捜索リストから、転移者の死体を選び『捜索』を発動してしまった。
「あの場にある転移者の死体は――2か」
つまり、少なくとも四人は生きたままか、もしくは生徒手帳だけが持ち帰られたということになる。
だが、生徒手帳を持っていったとは考え難い。二番目に発見した転移者の死体をゴブリンたちは見つけたにもかかわらず、アイテムボックスも含め何も持ち帰っていなかったからだ。
「四人の生存者がいる」
わかっていた。その答えなんて、考えるまでもなくわかっていた。
少しでもゴブリンの数を減らし、心を誤魔化そうとしていた。
俺は捕まった人たちが少しでも逃げやすくなるように、努力していると思いこもうとしていただけだ。
「無理だよな、絶対に無理だ」
俺が手をこまねいていればいる程、捕まった人が危険にさらされる可能性が高くなる。むしろ、もう手遅れかもしれない。
見捨てたとしても、誰に咎められることもない。気づかなかった、知らなかった、そんな悲劇があったなんて予想すらできなかった。
そう、俺が誰かに話さない限り、誰もわからない。そもそも、他人の為に命を懸ける義務はない。
冷静になれ。生き抜くためには時に冷酷な心も必要だ。
俺は心を決め最後にもう一度だけ、ポイントの確認をする。
ゴブリンと生徒手帳の反応が集まっている地点から、離れていく生徒手帳のポイントを見つけ――俺は走り出していた。
レベル5
ステータスポイント8P
残りポイント14P
筋力 (14)42
頑強 (12)36
素早さ(10)30
器用 (13)39
柔軟 ( 9)27
体力 (15)45
知力 (11)22
精神力(12)24
運 ( 5) 5
『筋力』3『頑強』3『素早さ』3『器用』3『柔軟』3『体力』3『知力』2『精神力』2『運』1
『説明』2『消費軽減』4『気』3『糸使い』4『同調』5『捜索』3