小五郎ことおったゃんがかなり浮かれてます(笑)(^∀^)。
出発
その日の夕方、毛利蘭はランラン気分で帰宅した。何か良い事があったらしい。
「蘭姉ちゃん、今日はどうしたの。凄く御機嫌だね? 学校で何か良い事があったの?」
江戸川コナンは尋ねる。
「コナン君、これ見て」蘭は一枚のチケットをコナンに見せた。「!」
蘭が手に持っているチケットは何とアメリカ旅行行きのチケットだったのだ。
聞けば下校途中に福引きで当てたと言うのだ。また、チケットには「4、5名様ご招待」と書かれていた。と言う事は全員でアメリカ旅行が出来るのだ。
「凄おい、良く当てたね。蘭姉ちゃん」
「ほんと、自分でも信じられないくらいよ」確かに福引きで一等を当てるのはかなり難しい。
当たる率なとほぼ一パーセントに等しいくらいで、それも海外旅行券を当てたのだから凄い事だ。
まさに奇跡と言うべきであろう。
「何いいいいっ! 海外旅行券を当てただとおおおおっ!」
夕食の最中娘から海外旅行券を当てた、と教えられた毛利小五郎は驚きのあまり絶叫した。
「よくでかしたぞ、蘭!」
小五郎はもはや浮かれていた。今直ぐにでも行きたいくらいなのだ。
「蘭、何時行くんだ? 明日か?」小五郎はまるで骨を目の前にした欲しがる犬の様に尋ねる。
そんな早く行けねえっつうの…。
そんな小五郎にコナンは何時もの様に苦笑した。
「明日なんて無理よ。未だ支度だって出来てないってのに」
旅行に行くに当たって手ぶらでは行けない。荷物の支度をしなくてはならない。
「何だと、早くしねえと期限が切れちまうぞ。仮にだ、行けなくなったらお前を死ぬまで呪うからなあ~」
小五郎は血の涙を流しながら言う。
「もおう、大丈夫よ。期限は未だあるから」期限は今から約二週間後までらしい。「そうか、だが、ならべく早くしろよ」
「分かってるわよ」
やがて荷物の支度を終えたコナン達は空港へ向かいアメリカ便へと乗った。
楽しい旅行になるだろう、と思うも…この旅行がとんでもない事態に発展する事を彼らは未だ知りもしなかった…。
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