縦書き表示RDF


作:さきと





本当に大切なものを人は
いつまでも忘れられないんだ


過ぎた時間が短くても
手にしたものが汚れてても
今を生きたこの一瞬は変わらない
どれだけ凍えそうでも
それだけは心に刻んでいたい

強く強く歩むべき道を見失って
それでも此処に存在する意味を探す
悔しさに泣いた夜さえ
超えて行ける程の朝を
過去に潰されない程の強さを


簡単に人が人を裏切るそんな世界でも
解ってたんだ
どんな場所にだって希望がある事
だからこそ!
気付けない夜でも伝えたいんだ
消えてしまいそうな光の中で


痛みに崩れた日もあるだろう
涙に溺れた夜もあるだろう
両手で抱え切れない程の感情
閉じ込めないで
押し殺さないで
自分という色を失わないで


暗闇の中小さく咲いた一輪の花ように
孤独に潰れてしまいそうな時でも
耳を澄ませば確かに聞こえる声
感じる事が出来るはず
その温もりを



例え間違った未来を選んだとしても
心に残せる何かがあればそれでよかった
失くしてしまう事ばかりの日々さえ
逃げ出したくなる辛い夜の中でも
その先に在るものを忘れはしない



いつか見たあの日の夢は
欠片となって胸の中で眠って
形となる時をずっと待っている

だから

幻にしないで
見失わないで
その意味を無くさないように



全て涙で流れてしまえば
どれだけ楽だろう
でも
それじゃ何も得られないから
だから

それでも追いかけていこう

例え簡単に人が人を裏切るそんな世界でも
信じたいんだ
どんな時だって人は強くなれる事
だからこそ!
色褪せていく夜でも届けたいんだ
消えてしまいそうな光の中
繋ぎ合わせていく心を
















ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




◆BACK
小説家になろう