第1話 関平、置かれた状況を知る
拙者の名前は関平。軍神と呼ばれた関羽の養子なんだが・・・。
「ここは? 拙者は樊城にいたはずでは・・・」
でも、周りの風景は見慣れた荒野。それに空気も慣れ親しんだもの。あの世というわけではなさそうだが・・・一体どこなんだ?
「しかし、拙者の斬馬刀はあるし・・・とにかく街を探すか」
もしかしたら、誰かがここまで逃がしてくれたのかもしれないし・・・まあ、街で情報を手に入れれば何か分かるだろう。
~青年移動中~
「なんということだ・・・ある意味あの世より性質が悪い」
拙者は今近くの町の飯屋にいる。いや、実は拙者はどうやらあの世よりたちの悪い世界にいるようだ。何故なら、この時代は黄巾党が活動している時代なのだ。
黄巾党。拙者が幼い頃に拙者の村に現れた大規模な野党の集団。その黄巾党を討伐する時に父上たちは名前を挙げたという。まあ、つまりは昔の時代に来ているのだ。いや、それだけならまだいい。妖術師の術で~とか、あの世に一度行ったけど何かの手違いで現世に戻る時に失敗したとか説明がつく。しかし―――
「何故、孫堅殿が女性なのだ・・・」
ここは呉に近い場所だったらしく、孫堅殿の名前が知れ渡っていた。いや、昔の時代に居るから分かるんだが・・・その・・・店主に話を聞くとどうも女性らしい。勿論、拙者が教えられた孫堅殿は江東の虎と呼ばれるほどの豪傑とされている。勿論男だ。さらに、話を聞いてみると黄蓋殿や孫策殿、孫権殿も女性のようなのだ。
「妖術師のせいか? それとも泰山府君の手違いか?」
しかも、拙者が知る孫堅殿や黄蓋殿とは性格などが若干違う。もう、拙者が知る武将は別人と考えたほうがいいのだろう。聞いた話では幽州のほうに天の御使いと呼ばれる男がいるらしい。しかも、その部下には美しい黒髪を持つ関羽と呼ばれる女性が居るそうだ。とにかく、拙者は別世界へ来てしまったようだ。まあ、確か書物にも桃源郷などの目撃録があるからそんな感じだろう。
「父上・・・美髯公の異名は捨てられたのですか・・・」
いや、別人とは分かっているが・・・それでも納得できないものはあるのだ。とにかく、ここで父上・・・じゃない、関羽殿を見るべきなんだろうが―――。
「自分の道を行け、か」
父上の最後の言葉が拙者の中でくすぶっている。
「少し、旅をするか。それに・・・この世界の劉備殿たちが拙者の知るような理想を持つ人であるとは限らないからな」
そうと決めると旅に出るとするか・・・路銀は足りるよな? 一応、食事は出来たからお金は通じるし・・・先に路銀を貯めようかな?
関平は無双4を基にしているので武器は斬馬刀です。
それはそうと、久しぶりに「ジャイアントロボ~地球が静止する日~」を見たんですが・・・・・・ヒィッツカラルド・・・。というか、出てくる大人が格好良すぎる。ちなみに、作者が好きなのはアルベルト。あの散り様は格好良すぎる
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。