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ある兄妹の日常風景
作:紗弥羅


とある県のとある町のとある家のとある兄妹のお話


住宅街に並ぶ家々。
そこには、ある兄妹がいました。

「あ、ティッシュ切れた。」
妹が呟いた。


「新しいのに、替えとけ。」


「いや、お前やれよ。」


「それが尊敬するお兄様への態度か?しかもお前反抗期?」


「お前は、発情期だろ?」


「動物扱いっ!?」


「てめぇが毎度毎度、夜中にティッシュ使うから、なくなったんだよ。」


「…お前、女の子なんだから、そういうことは、オブラートに包んで…」


「ティッシュに包んで、バレないようにゴミ箱に捨てんだろ?ファブリーズして。」


「お前は、あれか、ドSか?」


「いやいや、人をネッチリしつこく上から目線でいたぶるのが、好きなだけです。」


「(可愛い妹がほしいー)」


「オタクめ。」


「マニアと呼んでください。」


「そういえば、うちの下僕はどうした?
喉渇いたから、5分でコーヒー豆とロイヤルゼリー買って来いって言ったのに。」


「弟ね、弟。5分とか無理だろ。
お前、コンビニでさえ、一キロあるのに…。
しかも、コーヒー豆とロイヤルゼリーって喉潤す気、サラサラねぇだろ。固体だぞ。せめて、コーヒーにしておけよ。」


「コーヒー嫌いなんだよ。」


「なんでコーヒー豆頼んだんだよっ!?」


「なんとなく。」


「お前、本当最低だな。」



これが、ある兄妹の日常風景。














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