今回の話は時々視点が変わったりします。
そして、この話は8割強戦闘となります。
ギャグは殆どありません。
第5話 〜風靡く〜 2次試験
第5話 〜風靡く〜 2次試験
< 二次試験会場 >
風月達受験生はあれから二次試験会場に移されたが、
あれから2時間たったがいっこうに始まる気配がなかった。
そのため、周りでは体を解すもの、
魔術書らしきものを読むもの、
知り合いと話すものと思い思いの時間を過ごしていた。
風月はと言うと・・・
「Zzz...」
案の定眠っていた、
しかし今回は前回と違い夢の中の世界にいた。
< 夢の中の世界 >
風月は夢の中で必死に体を動かしていた。
「はぁ〜、せい、ふん」
「風月、今回は実践を経験を積まないのかの?」
と黒陽と白影を色々の角度で振る風月にランリは聞いた。
「ああ、今日の夜は頼むけど今はいいや」
「ふむ、やはりお主も感じたようだな」
「ふっ、はっ、そうだな、このまま俺はすんなり行かないだろうな、
まあ今回はマユリとミリィの事があるからどんなのが来てもぶっ潰す気ではいるがな・・・
けどやっぱりまだ、黒陽と白影は使いたくないな・・・」
「ほう、これはまた義理深いなしかしなぜ二つを使いたくないのだ?」
「ほっ、でい、切り札は幾つも持っていた方がいいだろ?
実を言うとランリにも隠している切り札もあるし・・・
ただ、ブチギレたら知らないけどな、
よし終了、じゃあ行って来るまた夜にな」
「ふっ、楽しみにしておるよ・・・
それと、また夜にな」
そして風月はランリの言葉を聞くと夢の世界からでて行った。
< 再び二次試験会場 >
それから、風月は目を開けずに密かに風自法を使い風を感じていた。
そこに、最初に誘導していたボルクが現れ
「ようし、それではこれから二次試験を始める、
呼ばれたものから俺の後ろにある魔方陣に乗ってくれ」
良く見るのボルクの後ろに魔方陣ができていた。
そして、ようやく二次試験が始まったようだ。
〜 二次試験が始まり数時間後 〜
ようやく、と言うか風月の番は一番最後であった。
その時にはすでに日が落ち始めていた。
「最後に神薙風月」
「はい」
「ほう、やはりお前か・・・
それでは申し訳がないが名前の呼ばれ場かったものは失格となる。
ご苦労だった。」
と最初の方は小声だったので風月は聞き取ることができなかった。
そして、風月は魔法陣に乗るとそこは闘技場のような場所であった。
その闘技場は誰もおらず静寂に包まれていた。
それから風月が闘技場の中心に立つと何処からともなく
「さてそれでは君の二次試験を始めたいと思う。」
と言う声が聞こえてきた。
「それで、準備は大丈夫ですか?」
「ああっと、この声は学園長の声か」
(学園長直々かよ・・・)
「はい、その通りですそれでは始まります。
この二次試験は合格が決まれば私が転送します。
不合格であれば、この闘技場の効果により飛ばされます。
どこにと言う質問は受け付けません・・・
ついでに合格基準も秘密です。」
と学園長の言葉が終わると狼型のモンスターが5匹現れた。
さらに色違いのモンスターが1匹その後方に出現した。
それを確認した風月は徐に二本の木刀を構えた。
そしてタイミングを見計らったように後方にいた赤い狼が吠えた。
「ガウッ」
それが合図だったのか前方の二匹が突っ込んできた。
(体力は温存しとかないといけないから)
と考え風月から見て左側の狼の頭を
ボグッ、
返す刀で右の狼の背中を
ゴスッ、
と殴った、すると二匹の狼は霞のように消えた。
(こういう仕掛けか・・・)
風月は二匹が消えるのを確認すると
まだ戸惑っている残り4匹の狼に接近した。
そして、
「二刀流、流斬撃(Ver木刀)」
の言葉と共に狼の間を駆け抜けた。
ガスッ、バキッ、ドスッ、
しかし、今一歩の所で後方にいた赤い狼を攻撃することができなかった。
だが、他の三匹は霞のように消えた。
「ちぃ」
(1匹しとめ損ねた)
そして、両者は体制を建て直し対峙した。
が先に動き出したのは赤い狼の方であった。
赤い狼は大きく空気を吸い込む動作をした。
(まさか、ブレスか!?)
と風月の予測とは違い、火球を吐いてきた。
「おわ、」
(くっ、火球を吐く狼か・・・)
それを余裕で避けた風月は数瞬考え・・・
「なら、コイツで二刀流、連風刃(Ver木刀)」
ブン、ブン、ブン、
その言葉と共に二刀の木刀を上下に数回振り、
連続した風の塊を発生させた、
ドゴ、ドゴ、ドゴッ、
赤いウルフは技後硬直のためか全弾命中して、
最後のヒットで赤いウルフを吹き飛ばした
そして、技後硬直の解けた風月はウルフの落下地点に移動し、
ゴシャ、
がら空きの腹を打った。
そしてそのまま壁に激突する前に赤いウルフは霞のように消えた。
そして再び闘技場が静寂に包まれた。
また何処からともなく、今度は拍手聞こえてきた
パチパチパチ、
「お見事です、それでは・・・」
「ふう、で俺の何を知りたいんだあんたは・・・」
(普通の試験ならあの赤いウルフは出てこないだろ、)
と思っていることを風月は学園長に思ったことを聞いた。
「あら、気づいていましたかでは単刀直入に言いましょう、
貴方の能力は何ですか?」
「ああ?そっちで調べたんじゃないのか?」
(やっぱり、不明だったようだな・・・)
「そうなんですがイレギュラーか何かで貴方の能力だけ不明と出たのですよ。
それで、普通の訓練で使うB・ウルフだけでなくR・ウルフを使用しました。
しかしそれでもあなたの強さでは使う必要がなかったようですね・・・」
「あー、あれくらいならな」
(まだ、風の収縮が甘いなあ木刀だと・・・)
「というわけで、次行きますね・・・」
と言う学園長の言葉が終わると今度は茶色のゴーレムが現れた。
「さて、今度は土属性のアース・ゴーレムです。
貴方はこれをどうしますか?
ただの木刀では傷一つ付けられませんし、
貴方の属性を使っても効果は今ひとつですよ。」
「はぁ、めんどくさいのを出しやがったなぁ。」
(あれをやって見るか)
と愚痴を零しつつ頭をかいた。
そして徐に、
「二ノ型」
と呻き木刀を一本の木剣に変化させた。
その後、木剣を正眼に構えた。
その直後にゴーレムは風月に近づいてきた。
ドスン、ドスン、ドスン、
ゴーレムは重量感溢れる威圧感を出していた。
(さて、あいつを料理するには・・・)
と思考に耽っているとゴーレムの射程距離に入った。
そして、ゴーレムは腕を振り上げ力任せに振り下ろした。
ドゴン、
その威力のためか土煙が大きく上がった。
「あら、案外簡単に終わりましたね・・・
結局能力は分からずじまいでしたがゴーレムにやられる程度なら
大丈夫ですね」
とレイラの言葉が終わると共に土煙が収まった。
そして、ゴーレム以外何もいなかった。
それをレイラは確認すると観客席から姿を表し、
背を向けその場から立ち去ろうとした・・・
その時、
「はぁ〜〜、落下式風打ち」
(重量60kg)
と声が聞こえ
ズドンッ、
と言う音が闘技場に響いた。
レイラはその音を聞きすぐに振り返ると・・・
そこにはゴーレムは霞み始め、
風月がその場に佇んでいた。
「な、確かに貴方は・・・」
「ああ、単にゴーレムの拳を避けて頭上に飛び上がったんだよ」
(重量を通常に移行)
「それにしてもどれだけ高く飛んだんですか?」
という質問に声で返さず天井を指差した。
レイラはその指を指された先を見ると、
天井に足跡が付いていた・・・
「なっ、あの一瞬であそこま・・・
そうですね貴方の属性なら簡単にいけますね。」
「あら、簡単にばれたね・・・
で、あんたの姿はそんな感じだったのか。」
(きれいな人だな・・・」
レイラの姿は金髪でスーツ姿・・・男装の麗人であった。
「あらありがとう、きれいだなんて・・・」
「あっ、口に出してしまった・・・
それは置いておいてこれで終わりか?」
(これで終わってほしいな・・・)
と風月は問いかけた。
「そうですね、それでは最後にしましょう・・・
それでは、ルガルでなさい」
と言う言葉と共に今までの通り召喚されるのではなく、
闘技場の一つの鉄格子が上がった、
そこから紅い二足歩行の獣が姿を表した。
「あん?俺様を呼ぶたぁどういう了見だレイラ?」
その獣人は人語を話した。
「そうですね、その人を倒してください。」
「おう、この弱そうな奴を倒せばいいのか?で報酬は?」
「そうですね女の子二人でどうですか?」
「おお、今回は気前がいいなそれじゃさっさとコイツを殺して、
その報酬を頂こうか・・・」
とルガルが戦闘態勢に移った。
しかし、それを風月は目もくれなくレイラに聞いた。
「おい、その二人と言うのは俺と一緒にいた二人か?」
(・・・・・・。)
「はい、確かミリィとマユリでしたか?」
ブチィ、
レイラの発言と共に何かが切れる音がした、
だが、ルガルとレイラにはその音は聞こえなかった。
そして無視されたルガルは、
「俺様を無視するんじゃねぇ」
と言う言葉と共に風月にぶちかましをかました。
バキッ、
そしてそれはクリーンヒットし
ドゴン、
と風月を壁にめり込ませ土煙を上げさせた。
「ふん、俺様を無視するからだ・・・
おい、レイラ終わったぞ早く褒美をよこせ。」
「ふう、やはりルガルでは強すぎたようですね・・・
それでは少し待ちなさいルガ・・・」
「てめえら、勝手に終わらすんじゃねぇ・・・」
と土煙の中から声が響いた。
「ほう、俺様のぶちかましを受けて声を上げるたぁ、
かなり頑丈のようだな・・・だが立ち上がってなにができる?
しかも、俺様は打撃が効かない体制だからお前の木刀では話にならん・ぞ」
とルガルは土煙が収まらないうちに突っ込みラッシュを始めた。
「オラオラオラオラオラオラオラオオラ」
と凄まじいラッシュだったが一向に当たった打撃音と、
ルガルにとっては感触がまったくなかった。そして、
ザン・・・ボトッ、
と言う音共にルガルの左腕が落ちた。
「ウゴォォォォ」
ルガルはその痛みから一度後退した。
そして土煙が収まると服はボロボロではあるが、
殆ど無傷の風月がそこの俯いて佇んでいた・・・
異色な白と黒だけの二本の刀を持って、
「Guu、貴様なんだその二本の刀は、何処から出したぁぁぁ」
その言葉に反応した風月は無言のまま顔を上げた。
そして、レイラの方から死角になっていて見えないが・・・
ルガルは風月の目の色が緑色になっているのを確認した。
「な、なんだそ」
ルガルはその目を風月に聞こうと目を離した隙に、
すでに風月はその場におらず気づいたら目の前に
緑色に輝く風月の瞳があった、そして、
「二刀流奥義、抜刀・・・風迅十字閃」
その言葉がルガルの聞いた言葉であった。
後ろか見ていたレイラには殆どルガルの背しか見えず、
さらに、消えたと思ったら
何時の間にかルガルが十字に断たれていたところしか見えなかった。
音すらも聞くことができなかった。
そして、ルガルはすでに事切れており砂となってしまった。
この闘技場に残っているのはレイラと風月の二人となった・・・
「今何をしたのですか?」
とレイラが聞くと、風月は手の刀を消し少しかがんだ動作をした後、
振り返りようやく口を開いた。
「ふう、あんた確かレイラとかいったな・・・」
「え?ええそうだけど何?」
「貸し2これで今回は水に流す、
それと学園長なんだから新入生を大事にしろ、
冗談でもささげるとか言うな・・・
もう一つ、本当に俺の能力を知りたいのか?」
(さてどう出る・・・)
「ふふっ、ばれていたようですね・・・
しかし、ルガルはあれでも中級の堕精霊よ、
まあいいわ実際に貴方の能力は分からずじまいだったし・・・
教えてくれないかしら?」
「そうか、意外と正直だなまあいい一つだけ貸し2で教えるけどどうだ?」
「そうね、貸し3で二つ教えてくれないかしら?」
そうして、二人の交渉が始まった。
結果だけ言うと風月は合格し学園長のレイラに計4となり、
能力のことは発動条件などを言わずに、
風の流れを見る事ができると中途半端に教えていた。
作「どうも、作者の風人です。」
メ「メビウスレコードのメドだよ。」
作・メ「「それでは、GOWの後書きのはじまり〜(だよ)」」
メ「それで、ギャグは?」
作「う、それは・・・」
メ「ま、今回は戦闘中心の回みたいだったから僕は大目に見てあげるけど・・・読書様の方は知らないよ?」
作「うぅ、次回からはギャグを散りばめていく予定なので期待をしていて下さい・・・」
メ「ふ〜ん、まあいいか、それじゃ恒例の風月の技の発表といこうか」
作「そうですね、いろんな意味で・・・それで今回判明した技はこちらです。」
技名 二刀流連風刃(Ver木刀)
使用者 神薙風月
説明 幾つもの風の刃を放つが今回はなれていなかったため風の塊となった。
技名 落下式風打ち
使用者 神薙風月
説明 単に落下しながら使う風打ち。
技名 二刀流奥義風迅十字閃
使用者 神薙風月
説明 風月の居合いの構えから発動する技の一つ、
風自法を使い速度を増した抜刀、ただ今現在は
体が着いてこず使用回数がある。
作「とこんな感じでした。それで追加のキャラ説明は次回にもって行きます・・・どうしましたメド?」
メ「いや、レイラだっけ?結局僕みたいに交渉負けたんだなと・・・」
作「あははは、まあそこは気にしない方向で・・・
って、無理みたいですねそれではそんなメドを無視してと言うか今回はゲストはなしです。って事で、
GOWのあとがきを終わりたいと思います。SeeYouAgain」
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