今回の話は学園入学編で1次試験終了まです。
それでは始まります。
第4話 〜風靡く〜 1次試験
第4話 〜風靡く〜 1次試験
< 神樹の森から1週間後 >
タッタッタッ、タッタッタッ、タッタッタッ、
三人はアカデミーに向かい駆けていた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
(時間に間に合うか?と言うか、試験に遅刻は不味いだろ・・・)
なぜ、三人がこのような状態に陥っているのかと言うと・・・
アカデミーのある町に着くのが道を間違えるなどして試験日前日の深夜となり、
疲れから予想通りに寝坊をしたためであった。
そして、風月以外の二人は無言で黙々と身支度を整えつつ走っていた。
タッタッタッ、タッタッタッ、タッタッタッ、
「おまえら、凄いなこの状況で・・・」
(女の執念かね・・・)
しかし、風月の言葉は二人に無視されてしまった・・・
< それから数分後・試験会場 >
三人はかなりのハイペースで走ったためか試験開始20分前に着いてしまった。
そしてすぐに受付もすませてしまった。受付の内容は、
名前を書くことと指定されていた品を出すことだけだった・・・
その結果少しではあるが時間が空いてしまった。
そこで風月は試験内容を聞いていなかったことを思いだし、
二人に試験内容を聞いた。
「そう言えば、色々あって聞いてなかったが試験の内容って分かっているのか?」
「ええ・・・分かっているわよ
それで確か、例年通りにいけば一次試験が筆記と能力測定、
そして二次試験が・・・なんだったかしら?」
と少しミリーが思い出していると・・・
「二次試験は、実技だよミリィ」
暇だったのか一緒に聞いていたマユリが横から口を出した。
「ああそうか、そうだったわね・・・、
それで実技の内容だけいつも不明だったわね」
「そうだよ、ミリィ・・・、
それと確かそれを私に教えてくれたのはミリィで、
なんで実技の内容が不明なのかは不正をなくす為らしいわよ、
って言ってたじゃない・・・」
とマユリは少しじとめでミリィを見た。
そして、ミリィは度忘れしていたようだった・・・
それからミリィとマユリの説明が終わるとタイミング見計らったかのように
周りに人が集まりだし騒がしくなってきた。
それを見たマユリは
「そろそろ、試験の開始時間かな?
・・・それじゃ、二人とも頑張ろうね」
と言った・・・
が何かを思い出したのかミリィは手を打ち、
「そうそう、さっき思い出したんだけど・・・
最初の一次試験は筆記と能力測定って説明したけど、
筆記の方は実質受験生のタイプを調べるアンケートに近いものだからそんなに畏まらなくても平気よ・・・
だ・か・ら、本番は二次試験だから緊張しないの、マユリ」
と一言余計な気もするミリィは教えてくれた。それを聞マユリは、
「うっ、緊張しているのはミリィも一緒でしょ・・・」
「当たり前じゃない、けどマユリよりは緊張してないわよ、
それにあんなに平然としている奴見たら覚めもするわよ」
とマユリはミリィのさした方を見ると風月がいた。
その風月を見ると・・・眠っていた。
「えぇぇ〜」
「はぁ、やっぱり驚くわよね」
「Zzz...」
風月は木にもたれかかる状態で静かに眠っていた。
眠っていることが分からなければ静かに佇んでいる様に見える・・・
案の定それを知らない女の子達が周りでひそひそ話しているようだ。
そして、ミリィ達が寝ていると気が付いたのは一緒に旅をして来たからだろう。
「ねぇミリィ、私あれを見て緊張となにやらは吹き飛んだんだけど・・・
今度はなぜか少しイライラしてきた。」
「あら、奇遇ね私も何かそんな気分なのよね」
と二人は風月の方に歩き出した。
「Zzz・・・」
風月は未だに気持ち良さそうに寝ていた・・・
そこに、二人が声をかける前に身長180以上の男が待機場の広場の前に現れた。
「あぁ、これから第一次試験会場に移動をしたいと思う。
とその前に俺の自己紹介をしよう俺の名前はボルク・ファンク、
お前らの一個上の先輩になる。それじゃあ移動しようか・・・」
とボルク・ファンクと名乗る大剣を背に背負った軽装備男はそう言った。
「んん〜」
風月はちょうど良く目を覚ました・・・
そして、ちょうどボルクと目があったっが何か行動を起こそうとした時、
ガッ、ガッ、
ミリィとマユリ二人に足を踏まれてしまい、
(いってえぇぇぇ〜〜〜)
と声にならない叫びを発していた。
「二人とも何だよ俺がなにしたよ?」
(うぅ、まだ痛い)
「「ふん、知らないよ(わよ)」」
と二人の声が重なった。
そして、風月は二人を見つつボルクの方を見ると・・・
すでに誘導を開始していた。
「ほら、そんなことよりもう移動が始まっているわよ。」
「そうだよ、ほら移動しよう?」
「分かったよ」
(足を踏んだことがそんなことかよ・・・)
と三人は最後尾に並び移動し始めた。
ミ→マ→風の順番で移動していると一次試験最初の能力測定の場所らしき所に着いた。
「お、着いたみたいだな・・・
で、測定ってどうするんだ?」
(あの魔方陣の上に立つのかな?)
その場所には大きな魔方陣が描かれていた。
「はぁ、あそこにある魔方陣の上に立つだけで良いのよ」
「そうだよ、それだけで能力まで調べることができるんだよ・・・
ただ、当たり前だけど能力は本人と学園長にしか分からないようになっているんだよ」
「それで、試験後に大体のことが書かれた紙が渡されるわ」
「うぇ、能力まで知られるのか・・・」
(予測通りだけど能力が知られるのは嫌だなぁ・・・)
と会話していると三人の順番になった。
「此処からはたぶん二次終了までバラバラになる筈だから頑張りましょうね」
「うん、頑張ろうね」
「ああ、ほどほどに頑張る・・・」
(はぁ、もう少し聞きたいことがあったんだけどな・・・)
と風月が言い終わらないうちに二人は言ってしまった。
そして、風月も右端手前の魔方陣が開いているのでそこに行った。
そこに着くと係りの人が
「では、名前を言って下さい。」
と言ったので、
「神薙風月」
と簡単に答えた。それから数瞬後、
「はい確認しました、それでは魔方陣の中心に行きリラックスして立ってください。」
と促されたので風月は魔方陣の中心に移動した。
そして、風月が魔方陣の中心に立つと
ブゥゥゥン〜
と音がした。
「はい、終了です。それでは筆記の会場に移動してください。」
と係員が述べた。
「えっ、これで終わりなんですか?」
(もう調べ終わったのか・・・)
「あ、初めての方でしたか、はい今ので能力測定は終了です。
それで、筆記の場所はあちらの扉を潜った先です。」
と風月は係員が指してくれた扉へ向かった。
風月が扉を潜ると別の係員が立っていた。
「神薙風月君ですね、それでは今からこの紙に浮かび上がる問いに、
直接この特殊なペンで問いの回答を書いてください。
この紙とペンは特殊な魔法がかかっており、
回答が書き終わったり、時間が来ると浮かび上がった問いと書いた文字は転送され、
次の問いが浮かび上がるので同じ用に書いていってください。
一つ付け足しますと質問は聞けませんのでご了承ください。
それでは、あそこでお書きください。」
と早口で説明され有無を言わさずそのまま指示された場所に移動させられた。
「ふう、強引だったなあの人・・・」
(さて、試験だから静かにしないとな)
と言うわけで風月の筆記試験が始まった。
問1 貴方の名前は?
解 神薙風月
(最初は名前か・・・)
問2 貴方の流派は?
解 なし
(流派って・・・我流だよな俺は?)
問3 得意な得物は?
解 秘密
(実際、模索中だしな・・・)
・
・
・
・
・
・
問30 これが最後となります。
貴方よりも強い敵にあったらどうしますか?
解 逃げる
(に・げ・るっと、ふぅこれで終わりか・・・
にしても俺の回答端的すぎたかな?)
と風月は自分の回答を思い出していた。
そうしていると、最後の字も転送された・・・と思っていたら、
ボッ、
と一瞬にして紙は燃えてしまった。
そして、紙が燃えるのを見計らったように何処からともなく声が響いてきた。
「一次試験はこれで終了となります。受験生の皆さん疲れ様でした。
私はとう学園の学園長レイラ・アースフィルです。
それでは、いきなりですが二次試験の会場に移動してもらいます。
『彼の者達を彼の地へいざなえ』【ムーブメント】」
そして、風月達は二次試験会場に移動させられた・・・
〜 学園長室 〜
「学園長お疲れ様でした。」
一仕事終えた学園長の後ろに一人の人間が立っていた。
「ふぅ、毎年毎年骨が折れますねこの作業は・・・」
「仕方ありませんよ、1次試験会場から2次試験会場が遠いのですから・・・
それで、学園長私に見せたいものと言うのは?」
学園長は一枚の紙をその人物に見せた。
「これは、能力測定の結果ですね?
・・・私が見てもよろしいのですか?」
「彼のだけは例外よ・・・
理由は見れば分るは・・・」
とため息を出しつつレイラは答えた。
「そうですか、それでは拝見します・・・!?
なっ、なんですか彼は?」
と人物は声を荒げてレイラ学園長に聞いた。
「ふう、そうよね貴方も驚くわよね・・・
この時代で全ての能力が計れるあの魔方陣でその結果よ?
しかも、筆記試験の結果と言うか性格診断では〔掴み所がない〕よ
こんな子は学園史上初めてよ・・・」
「それで、私にこれを見せた理由は?」
人物は冷静さを取り戻したのか質問をし、紙を机の上にい置いた。
「簡単なことよ、この学園に彼が入ったら彼を観察してほしいの」
「監視ではなく、観察ですか・・・
それでは私もこの学園に入れと言うことですか?」
「まあ、学園に入ったらだけどね・・・」
「では、彼にだけ何か特別なことをするのですか?」
「えぇ、そのつもりよ・・・」
「そうですか・・・それは私は見れるのですか?」
「ふふふ、それはダメ今回は私だけが見ます。」
とレイラは薄く笑った・・・
と共に窓が開いていたのか一陣の風が吹き机の上の紙が
パラッ、
と落ちた。その紙に書かれていたのは、
名前 神薙風月
属性 風
気力 C(???)
魔力 C(???)
法力 E(???)
妖力 D(???)
()は予測される成長後のランク
ランク上限 G〜 SSS
特殊能力
見切り
技、術作成
技、術合成
合成
UNKNOUWM
UNKNOUWN
備考能力が追加される可能性あり
であった。
作「どうも、作者の風人です。」
メ「メビウスレコードのメドだよ。」
作・メ「「それでは、GOWの後書きのはじまり〜(だよ)」」
作「まず始めにすいませんでした。」
メ「で、どうして更新しなかったのかな?」
作「レポートとか、課題とか、テストと連荘で書く暇がありませんでした。ここで深く謝罪したいと思います。」
メ「そんなに書くと信憑性が薄くなるよ作者。」
作「そうですね、それでは前回の予告どおりゲストをお呼びしたいと思います。栄えある一人目のゲストは、主人公の風月です。」
風「Zzz...」
メ・作「「・・・」」
作「え〜、更新が遅かったために寝てしまったようです。」
メ「そのようだね」
作「それでは、起こすのも面倒なんで今回の新情報です。但し、今回は新キャラのプロフィールはありません。」
今回登場した魔法
技名 ムーブメント
使用者 レイラ・アースフィル
詠唱 彼の者達を彼の地へいざなえ
説明 大勢を移動させる魔法・・・レイラのオリジナル
作「他の追加の情報は本編をご覧ください」
メ「今回は大雑把だね、まあいいけど・・・
今回はこれで終わりかな?」
作「まあ、本編の意味深な会話を無視ですか・・・
いいですけどね。」
メ「此処で聞いたら、色々ネタばれしそうだから聞かないんだよ。」
作「あははは、優しさが痛いです・・・と切り替えてそれでは、」
作・メ「「GOW後書きを終わりたいと思いますSeeYouAgain」」
風「Zzz...またな・・・」
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