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この作品は、主人公成長ものになる予定です。
また、初作品となるので駄文になる可能性が高いです。
そして、長かったり、短かったりもします。
気軽に読んでいただければ幸いです。
これから、よろしくお願いします。
第0話 プロローグ〜始まりの風〜 前編
第0話 プロローグ 〜 始まりの風 〜 前編 

見渡す限り白と黒の入り混じった空間に一人立っていた。
そして、その人物は黒髪黒眼で格好は大学生といった感じである。
特徴としては、後ろ髪を紐でまとめおりどこか眠そうな顔であった。
「・・・?」
何かを探すようにその人物はキョロキョロと周りを見渡した。
「此処は何処だ?と言うか何だ此処は?」
ボソリと自問自答するかのように呻いた言葉はむなしくこの空間に響いた。
そして、当然返答も返ってくることはなかった。
「それにしても、なぜ俺はこうも目が痛くなる空間にいるんだ?」
ふと、その人物はその場に座り込み現状と現在に至るまでのことを考え始めた。
しかし、いまいち理解できていないようだ。
人物だと面倒なのでこの人物は神薙風月21歳である。
「え〜っと、確か俺は・・・」
それから、その人物は自分の行動を振り返り始めた。
ただ、言葉だけだと分かりづらいので脳内イメージを簡単にすると・・・

AM 10:00 起床
    ↓
PM 13:00 大学に登校
   ↓
PM 15:00 サークルへ逝く

といった感じであった。備考として誤字はありません。
「あれ、大学のサークルに逝った後の記憶が何だか曖昧だな・・・
え〜、そうだサークルに逝ってそれから誰もいないから
部室内のPCで適当に遊んで、少しした後に変な勧誘の人が来たんだった。
それで、確かアンケートをしてくださいと言われてそれに答えた後は、
急に目の前が真っ暗になったはず・・・」
風月は今の状態を確認し後これからのことを考え始めた。
「う〜ん、服以外何も持ってないな、
それと財布も腕時計も他に身に着けていたの物も無いか・・・
まあ、確認はこれくらいにして・・・
よし、まず無駄なことして疲れたから寝よう、うんそうしよう。」
何に納得したか分からないが風月は横になり眠り始めた。
「Zzz・・・」

〜 12時間と32分46秒後 〜

ようやく、風月は目が覚ました。
「んん〜、はぁ、知らない天丼だ、じゃなくって知らない線上だ、
でもなくてなんだっけ?」
と、なんとも余裕のある発言を起き抜けに呻いた。
そうして、やっと風月は情報を得るために動き始めた。
「にしても、目が慣れたがやはり見渡す限り白と黒だけだなこの空間。
はぁ、まあ歩いてれば何かあるだろう、たぶん・・・」

それから、風月は当てもなくブラブラとやる気なく歩き出した。
しかし、10分後直ぐに歩くのに飽きてしまいその場に座り込んでしまった。
「さて、どうしたものか何かこの状況を打破するに・・・」
と独り言を口にしていると目の前に何処にでもありそうな扉が突然音もなく意味深に現れた。
「なんだ?この扉は、まあどうせ扉開けると別の空間で、
俺をこの場所へ連れてきたやつがいるんだろうな。」

ガチャ、キィ〜

と何か待ちわびたかのように勝手に開いた。
「正解だよ、神なg」

ガツン、ドスン、バタン、

と風月は行きよい良く扉を閉めた。
「んん〜、正解だったみたいだな。ふぅ、さてどうしようかなぁ・・・」
と、風月は扉によりかかりながら考え始めた。

ガチャガチャッ・・・

ドンドンドン・・・

ダッ、ダッ、ダッ、ドン、

ダッ、ダッ、ダッ、ドン・・・

しかし、扉の奥でバタバタと開けようとしているのでかなりうるさくなっている。
その結果、風月は段々とイライラしてきたようでタイミングよく扉を開け放った。

ダッ、ダッ、ダッ、ガチャ、バン、

「えっ!?うわぁ〜」
必死に開けようとしていた人物はいきなり扉を開けられたので何の抵抗もなく、

ズサァーッ、

とすばらしいヘッドスライディングをかました。
先ほど確認できなかったヘッドスライディングをかました人物の姿は、
体全体をローブで覆った齢10歳未満に見える子供のようであった。
「うぅ〜痛い、って何するんだ!?君の性で鼻を擦りむいてしまったじゃないか!!」
「知るかそんなこと。」
「って、ひどっ!!」
と、どこか軽いノリで付き合いが長くなるであろう人物と風月は邂逅した。
「んで?俺に何か用か?」
「無視ですか!?くぅ、一応僕は・・・ブツブツ」
初め偉そうにしていが、その後すばらしいヘッドスライディングやってのけた人物は、
ブツブツと自分の世界に入ってしまった・・・

〜 15分後 〜

「さて風月、今回ここに来てもらったの理由を話そう。」
と、さっきのことからまったく脈絡なくと言いますか・・・
なかった事のように説明が始まった。
が、そこを風月が容赦なくジト目で突っ込んだ。
「おいガキ、唐突に説明を始めるんじゃない。
いきなり脈絡なく説明に入られると色々迷惑だろうが!!」
「知らないよそんなこと。それよりも僕はガキじゃない、
それと、名前はちゃんと在ってメビウスレコードと言う名があるんだ。
さらに言うと、この姿は本来の姿ではないんだ。」
そして、これを皮切りに言い合いが始まった。

「んな事知るか、それと名前が長いよおまえ!
だから面倒なんでメドね今から。」
「な、なんだその名は!き、君は先ほどといい今といい、
僕に対して失礼だぞ!!これでも、云万年以上歴史を記して来た観測者だぞ。」
「ふ〜ん。で、話を戻すがその観測者様が俺に何のようだ?」
と思ったら、いきなり風月が空気を変えて本題を聞いた。
「くっ、でも君の切り替えの早いところは好きだな。
うん、じゃあ気を取り直して説明を始めようか・・・」
「ど〜も。てか、一応自己紹介をしておこう。
俺は神薙風月、性別は男で21歳になる。」
と言うわけで、ようやくメビウスレコードのメドによる。
なぜ風月がこの空間にいたのかを説明し出した。

「それじゃ、説明を始めるよ。と言っても、一言で言うと手違いによるものなんだよ。
追加して言うと君がやったと言うアンケートは関係ないよ。」
しかし、意外と?と言うかすごく簡単にこの空間に来た理由が判明した。
「・・・今何と言った?手違いと言ったか?
それなら、俺は元の場所に帰れるのか?」
「ごめんよ、君を元の世界に返すことはできないんだ。
ただね、さっき手違いと言ったけれど、
これを詳しく話すと君は君の世界の最も近い
別の世界のもう一人の君に引きずられて来てしまったんだよ。」
と言う感じで、色々と意味深な内容が判明してきた。
「ほう、俺はもうそのもう一人の自分の所為で帰れないのか・・・
っと悪い、話を続けてくれ」
「そして、もう一人の君は一応予定通り用件と力を与えてもうすでに別、
というか一つの未来の世界に送ったところなんだよ。
と言うか、君が起きたのがもう一人の君を送った後なんだけどね。
で、さらに言うと君の存在に気付いたのもその時なんだ・・・
だから、君と言う存在はイレギュラーなんだよ。
それで、この後のことなんだけど・・・」
と風月は自分が寝ていた間の事とここに来てしまった詳しい内容を知った。
が、自分がなぜ引きずられイレギュラーとなってしまったのか?
と言う理由を知ることができなかった。

「ふむ、それで俺はこの後自分の世界に帰れないとするとどうなるんだ?」
「うん、本題に入る前に僕のことを説明しておこうと思うんだけど良いかい?」
「ちょっと待て、なぜこの段階でおまえの説明が必要なんだ?」
「簡単に言うと必要だから、詳しく言うと僕の一存で決めることだから
僕の立場と言うのを知っておいたほうが分かりやすいからだよ。」
「わかった・・・なら、おまえの立場と言うのを出来るだけ分かりやすく簡潔に教えてくれ」
そして、メビウスレコードことメドによる、メド自身の説明が始まった。
「それじゃ説明に入るね、それで実際前の方で言ったけど
僕は観測者と言うカテゴリーに入る存在なんだ。
そして、主な仕事としてはその名の通り観測しているんだ。
ただ、観測していると言っても僕の観測対象は世界なんだけどね。
で、今のところ何か僕に対しての質問はある?」
「ああ、気になったのは世界と言っても幅広くあるんだろうけど
メドが管轄しているのはどのくらいなんだ?」
「うん、良い質問であり意味のない質問だけど、
簡潔に言うと全部で、掘り下げて言うと
過去、未来、は当然として分岐した世界や消滅した世界を観測してきて
これからも、それを続けていくつもりさ、」
「それは一人で全てをこなしていると言うことか?」
「少し訂正するならば、僕は世界と言う名の木を育て、観測していることになるのかな?
だから、僕みたいな存在も複数いるんだ・・・
けど、観測者同士で会うことはほとんど無いけどね。」
と、メドは少し悲しそうに話を締めくくった。

「すまん、少し聞きづらいことを聞いてしまったみたいだな・・・
それじゃ、説明の方を続けてくれ。」
そして、風月は湿っぽくなった空気を変えるために説明を促した。
「わかったよ、それで説明を再開するけど、
僕達には観測と言う仕事以外に介入、改変などを行う事が出来るんだ。」
「と言うことは、俺はおまえが歴史に介入しようとして、
なんらかの要因のためというか、引き摺られたためイレギュラーとなった。
そこで、俺にもその介入する人物になってほしいということか?
今までの説明から推測するに?」
「大正解、その通りだよ、それで君はどうしたい?
言い方は悪いけど『破界者』になるのか?
っと、意味は世界から破格した物だよ。
それとも、もう一つの選択肢で消滅して転生するのか?
どっちにする?」
そして、風月の予想は大正解と言う形で現実のものになってしまった・・・

〜 それから30分後 〜

風月はメドに選択肢を出されてからようやく回答を出した。
「俺は・・・、『破界者』になろうと思う・・・」
「本当にそれで良いのかい?
とても過酷な旅をすることになるんだよ。」
「いや、それは覚悟のうえだし
今まで何も自分は成し遂げていないから・・・
だから、過酷な旅でも何でもやってやる。
それと、メドが何かくれるんだろ?」
「うん、わかった、君も『破界者』になるんだね。」
「ああ、そう言ったつもりだ。」
と、風月は破界者になることをすんなりと決めてしまった。
そして、それを聞いたメドは何かに頷くとどこかに消えてしまった。  

シュン

「って、いきなり消えるなぁーーー。」
風月の悲痛な叫びがこだました。

〜 それから45分後 〜

「Zzz...」
あまりに暇だったのか、風月は寝ていた。
そして、ようやくメドが再び姿を現した。

シュン、スタッ、

「ふう、疲れた。と、ごめんねいきなり消えて、
僕考え出すと自分のことだけで精一杯になるから、
それで何も言わずここまで待たせて悪かったよ。
必要なもの探すのに時間がかかったんだ。
って寝てるし、しかも熟睡みたいだね・・・」
と、無駄に長々とした説明が終わる前にやっと風月の状態に気付いた。
「ん?何か馬鹿にされた気がするけど・・・
まず、風月を起こさないとね。
さてどうしたものか、まっ普通に起こしますか、」
そして、メドの無d、ゴホッ、ゴホッ、起こそうと行動を起こした。、
「おお〜い、風月起き・・・」
と、メドが風月に触ろうとしたが

ゴロン、スカ、

しかし、風月に触れることはできなかった。
「あれ、風月?起きてるの?
だったら、横になってないで起き上がってよ。」
と、再び風月に触ろうとした。が・・・

ゴロン、スカッ、ゴン

また、触ることができなかった上にメドは頭をぶつけてしまった。
そして、メドは怒気を孕めて、  

「フ・ウ・ゲ・ツ〜〜〜」

と、風月に再度触ろうとしたが、  

ゴロン、スカ、

けれども、再び頭をぶつける事は無かったがまた触れることができなかった・・・

さらに、このような応酬が数回続き、
メドはようやく風月が本当に寝ていると気付き、
ついでに、起こすのを諦め自然に起きるのを待った。


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