〜第八話〜
そして、屋上へ行った。初めての高校の屋上は、入るのになぜか緊張してしまう。
私が、戸惑っていると優稀が
「早く行こうぜ!」と言って、私の手をひいていた。
その時の手は、すごく温かかった。ずっとこうしていたい、って思った。でも、それは無理なこと。
彼女じゃないから…。
けど、手をつないでくれたことが嬉しくて、ほんのり頬が赤くなってしまった。
それに気づいた優稀が
「あ〜!麗華、ほっぺ赤いよ〜。照れてるのかな?それとも…熱?」と笑って、私のおでこに優稀のおでこをくっつけてきた。
もっと頬が赤くなってしまった。
よく見てみると、優稀も頬が赤くなっていた。
私は、からかうように
「優稀も赤いよ〜?照れてるの〜?」と笑いながら言った。
そしたら
「だって、麗華すごく可愛いんだもん!」と普通に言った。
私は、恥ずかしくないのかなぁ、と不思議だった。
優稀は、いつもそうだ。そういう優稀が好きなのだが…。
そして、私は
「よくそんなこと言えるよね〜。」と言ってやった。
すると
「だって、ホントにマジで可愛いんだもん!」と笑顔で言う。私は、嬉しくて
「ありがとう!」と満面の笑顔で言った。
自分で言うのも、何だが私がすごく可愛かったのか、優稀の顔がみるみるうちに、赤くなっていった。
そして
「あ〜、もうやべぇ…。麗華、マジ可愛すぎ…。」と言って、抱きついてきた。
私は、どうしよう…、と戸惑いオロオロしていた。
すると
「あっ、ゴメン…。」と言って、離してくれた。 |