〜第六話〜
泣きそうな顔でいると
「麗華?どうしたの?」と不安そうに尋ねてきた。
なので
「ううん…。なんでもないよ…。」と小声で言った。
すると
「そっかぁ。なら、いいんだけど〜。」と心配そうに言う。
そして、教室に着いた。すると、いきなり見知らぬ子が、優稀に飛びついてきた。
「優稀くん、おはよ!」と軽々しく優稀に話しかける。
私は
「えっ?何、この子…。」と思ったが、すぐにわかった。
この子が、たぶん優稀の彼女だ…。優稀は
「おはよう!」と笑顔でかえしている。
その時、私は彼女がとても羨ましかった。
優稀の彼女ってことが…。
そう思うと、すごく辛かった…。胸が締めつけられる…。
私は、耐えきれなくなり自分の席へ向かった。
そしたら、優稀も自分の席へ向かい、始めた。
私は
「もしかして、私優先?」と思ってしまった。
でも、それは当たり前だが違う…。優稀は、鞄を置き、彼女と一緒に教室から出ていってしまった。
私は、自分の席からただただ窓から外を眺めていた。
すると、急に話しかけられた。優稀だった。
そして
「麗華ぁ?何、ボーっとしてるの?何かしようぜ!」と明るく誘ってくる。
けれども、私はそんな気分じゃなかったので「無理〜。何か、今はボーっとしたい…。」と不機嫌そうに言った。
でも、優稀は私の周りをうろついて
「え〜。遊ぼうよ〜。麗華と遊びたい〜。」とだだをこねてくる。
そんな優稀が、とても可愛かった。 |