〜第四話〜
最近、私は優稀の一つ一つのしぐさにドキッとしてしまうことが多い。
「もしかして、私優稀のこと好きなのかなぁ?」と思ってしまうことも、少なくはない。
そうしているうちに、本城先生が
「それでは隣の人と話すのをやめてくださ〜い。」と大声で言った。
皆、いっせいに静かになった。
そして
「それでは、今日はこれで終わりにしたいと思います。皆さん、帰っていいですよ〜。」と優しい口調で言った。
そしたら、皆帰る準備をして、次々教室から出て行き、帰っていった。
最後に、私と優稀二人だけが教室に残った。
私は、何だか気まずい感じになったので、教室を出ようとした。
すると、優稀が近づいてきて
「ちょっと、麗華待ってよ〜。俺をおいてくつもり?」と甘えるように聞いてくる。
なので、私は
「別に、優稀と帰らなきゃいけないきまりはないんだし!」と少し怒り気味に言った。でも、本心は一緒に帰りたかった。そしたら
「じゃあ、今から俺と麗華は一緒に登下校しなきゃいけないからな!」と笑って言った。
私は、最近のことで優稀のことが好きになっちゃったみたいなので、そのきまりはとても嬉しかった。
でも、優稀には本当のことが言えず
「そんなきまり、勝手につくられても困るし!私は、優稀となんか帰りたくないから!」と言って、教室を出ていってしまった。
帰り道…。
私は、とても寂しかった…。
「ここに、優稀がいてくれたら…楽しいのに…。なんで、さっきあんなこと言っちゃったんだろう…。」と後悔していた。でも、今頃後悔しても遅い。
そうしているうちに、家に着いた。
家に帰ってから、私はずっと優稀のことを考えていた。
「明日、どう話せばいいんだろう…。」とずっと悩んでいた…。
ずっと悩んでいて、疲れちゃったのか、いつの間にか寝てしまっていた。 |