〜第三話〜
なので、私は
「ううん…。大丈夫だよ。」
とうつむきながら言った。
そしたら、優稀の顔が急に明るくなって
「ホント!?よかったぁ〜!これからも仲良くしてね!」
と、満面の笑顔で言ってきた。
その瞬間、私は少しドキッとした。
優稀と話している間に、チャイムが鳴ってしまった。
そして、教室に先生が入ってきた。
先生は、優しそうな先生で
「本城沙耶」
と言う女の先生だった。
これから、本城先生とこのクラスの皆との生活が始まる…。
なんだか、ワクワクしてきた。本城先生は
「皆と早く仲良くなれるように、今から少し時間をあげたいと思います。では、まず隣の席の人と仲良くなりましょう!」
と言いました。
私は
「もう隣の人となんて話してるよ〜。」
と思ったが、皆隣の人と話したりしているので優稀と話すことにした。
「どうしよう…。」
と思っていると、優稀が話しかけてきた。
「あのさぁ、麗華って好きな人とかいるの?」
と、真剣そうな顔をして。私は、いきなりの言葉にビックリしたけど、冷静に
「別にいないよ〜?でも、なんで?」
と答えた。
すると、優稀が急に顔を赤くして
「いや…。なんでもない…。」
と恥ずかしそうに言う。そしたら、つられて私も顔が赤くなってしまった。
そんな私の顔を見たのか、優稀が
「もしかして、麗華って俺のこと好きなの?」
と冷やかすように言ってきた。
私は、そんな優稀の態度を見てすごくムカついた。
なので、私は
「さっきは、少しドキッとしたけど。でも、今の態度で別に〜って感じになっちゃったよ〜。」
と優稀にも言ってやった。
すると、
「そっかぁ…。でも、さっきは少しドキッとしたんだよね?!そしたら、まだチャンスはあるってことだよね?俺、麗華と付き合いたいよ〜。」
と、お願いするように言ってきた。
でも、
「無理無理。私は優稀のこと恋愛的に好きとか思ったことないからさ。優稀は、幼なじみ。私には、それ以上のことは考えられないよ〜。」と困ったように言った。すると
「まあ、そう思ってくれてるだけでも嬉しいよ。友達以上の関係にはなれているってことだしさ…。」
と悲しそうな顔をして、でも笑っていた。
私は、またドキッとしてしまった。 |