〜第二十話〜
そして、だんだんと恥ずかしくなってしまい
「やっぱ無理〜!まだ、恥ずかしくて出来ないよ……」と俯き下限で呟いた。
すると、優稀が私の顔を上げ、ニコッと笑い
「じゃあ、風呂入ろ!やる前の準備ってことで!」と何だかわけのわからないことを言っている。
でも、たしかにそうだよね……。とふと思い
「うん…」ともうヤバいくらいドキドキしてたけど、承諾した。
そしたら、優稀が私の頭をクシャクシャっと撫でてきて
「麗華って、マジ可愛いのな!」と言い、キスしてくれた。
今までの優稀と一緒に過ごした中で、一番嬉しかったような気がした。
それは、たぶん自分の気持ちを伝えられたからだと思う。
そして、私達はお風呂場へ行った。
私は、困ったことがあったので聞いてみた。
「あのさぁ…優稀ぃ。自分で脱ぐの?」
そしたら、優稀はキョトンとして
「別にどっちでもいいけど、どうする?」と逆に聞かれてしまった。
その言葉に私は
「自分で脱ぐ!」と即答に答えた。
横で優稀がクスクスと笑っている。
「麗華って、そういうことには答えるの早いよな」
そんなことないんだけどな……。と思っていると
「まあ、いいけど。それより、早く脱げ!」と声を張り上げて言ってきた。
いきなりの優稀の命令口調に、体がビクッと反応してしまった。
すると、優稀が心配そうに私に近づいてきて
「どうした?怖かった?」とさっきとはまるっきり正反対で、優しい口調で言う。
でも、私は別に怖くて体が反応しちゃったわけじゃなかったので
「違うよ!ちょっと、ビックリしちゃっただけ!」と舌を出して、笑った。
「なら、いいんだけど。怖かったら言ってな?」と確認するように聞いてくる。
なので、私は強気になり
「怖かったらね!まあ、全然大丈夫だけどね〜」と満面の笑顔で言った。 |