〜第二話〜
そういう私も、カッコいい人いるといいなぁ〜、なぁんて浮かれてるけど…。
そして、教室に入った。新しい教室…。とても新鮮に思えた。
何人かの子は、もう席についている。
私は、自分の席を探そうと思い、黒板を見た。
すると…、なんと隣の席が優稀だったのだ。
私は、一瞬クラッときた。
隣の席が優稀…。隣の席が優稀…。
初日から、最悪な日々が続きそうだ…。
そうしてたら、優稀が近よってくる。
一瞬、何?!と思った。いつもより優稀がニヤニヤしているのだ。
それで、
「えっ?何?」
と不思議そうに尋ねた。すると、抱きついてきて
「ヤッタじゃん!俺ら、席も隣同士だよ〜!毎日、楽しいね!」
と、すごく嬉しそうに言ってくる。
なので、私は
「別に嬉しくとも、なんともないよ〜。ただ、毎日最悪な日になるだけ〜。」
と、嫌みげに言ってやった。
そしたら、優稀がこっちこっちと指をさしているので見てみた。
すると、席についてた皆、私達を見ていた。
私は、急に恥ずかしくなり、優稀の手をひいて席についた。
席につくと、少し安心した。
だが、横を見ると優稀がいる…。
「あぁ〜、嫌だなぁ…。優稀は横にいるし、皆の前では恥かいちゃったし…。」
と呟くと、優稀が肩を叩いてきた。
何?と思い、横を振り向くと優稀が、またニヤニヤしている。
「もうなによ〜。」
と怒り気味で言うと、
「本当は俺のこと好きなんだろ?さっきだって、手繋いできたじゃん!」
と興奮気味に言う。
それに対して、私は
「あの時は…しょうがなかったじゃん…。」
とあいまいに言った。
そしたら、
「何が?別に、あの時手を繋がなくてもよかったじゃん?俺は、麗華から手繋いできてくれて、嬉しかったけど!」
と嬉しそうに言った。
私は、優稀と手を繋いだ時のことを思い出して、急に恥ずかしくなった。
「もうやめてよ〜。」
気がついたら、半泣き状態になっていた。
それに気づいた優稀は、
「ごめん、ごめん!もう言わないからさ。」
と必死に謝ってくる。 |