幼なじみ。(18/24)縦書き表示RDF


幼なじみ。
作:海風 波音



〜第十八話〜


すると、優稀が私の横に来て抱き寄せ、頭を撫でてくれた。
そして、下を向いて
「ゴメンね……。いじわるしちゃって……」と微かな声ではあるが、謝ってきた。
そんな優稀の態度ぶりを見て、何か悪いことしちゃったかな……?と思い、まだ少し怖かったが
「ううん…、大丈夫だよ……。ちょっと怖かったけど」とやっぱりまだ気持ちが落ち着いていないのか、声が震えてしまう。
そしたら、優稀が心配そうに私の顔を覗き
「震えてるけど、まだ俺のこと怖い?」と優稀の顔が少しひきつっている感じがした。
私は、だいぶ落ち着いてきたので
「もう大丈夫だよ」と小さな声で言った。
すると、優稀が一層心配そうな顔をして
「本当?本当は、まだ怖いんじゃないの?」としつこく聞いてくる。
それに対し私は、たしかに……。まだ、優稀のこと怖いって思っている自分がいるかも……。と思い
「ちょっとね」とウインクした。
すると、優稀が私の耳元に自分の口を近づけ囁いた―――
「大丈夫だよ。俺、麗華のこと襲わないから……。麗華が振り向いてくれるまで待ってるよ」と優しく囁いた優稀が、いつもと違いとてもカッコよく……。そして、輝いて見えた。
そして、私はついに本音を言ってしまったのだ。
「私…優稀とならいいよ……?優稀のこと好きだから……」と。
そしたら、優稀がいきなり私を押し倒し、唇を重ねてきた。
私が、その行動にウットリとしていると優稀が
「わかった。麗華の気持ちは……。でも、俺たちまだ早いと思うんだ……。だから、これから先はもう少し後にね!」とニッコリ微笑む。
「うん!」と私は満面の笑みを浮かべた。












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