幼なじみ。(15/24)縦書き表示RDF


幼なじみ。
作:海風 波音



〜第十五話〜


すると、優稀が支度していた手を止めて
「やっぱ、俺泊まるわ!何か、今は麗華と一緒にいたい。」と真剣な顔で言った。
なので
「うん!何か、私も一緒にいたいなぁ!」と初めて本当のことを言えた。その言葉に、優稀は
「マジで!何か、麗華と恋人になったみたい!」とか言って喜んでいる。私は、恋人みたい…じゃなくて、本当の恋人になりたいよ…。と心の中で思った。
そして、優稀が
「じゃあ、泊まっていいか親に聞いてみるわ!」と言って、部屋から出ていった。
一人残された私は、アルバムをパラパラめくっていた。
すると、優稀が笑顔で戻ってきて
「OKだってさぁ!」と言った。
私はとても嬉しくて、思わず優稀に抱きついてしまった。
その行動に、優稀が
「麗華、喜びすぎ〜。」と笑って言った。
だから、私は
「だって、優稀がうちに泊まるのって久しぶりじゃん?だから、つい嬉しくって…。」と言い、離した。
すると
「なんで離しちゃうの?俺、このままがよかったんだけど!」となぜだか怒り気味だ。
なので、私は優稀の機嫌を直すため。私がやりたかったのもあるけど…。ギューッと優稀を抱きしめた。
そしたら、優稀が笑いながら私に
「麗華、強すぎ〜!痛いよ〜!」と私の行動に文句をつけてきた。
でも、私は、さっきのはたしかに痛かったかも…。と思い
「ゴメンゴメン!でもそんなに痛かった?」と謝りながら、背中をさすってあげた。
すると、優稀がニヤニヤしながら
「ウソウソ〜。麗華、マジになってんの!麗華の力じゃ、全然痛くないよ〜。」と、ウソをついたようだ。
私は、優稀に騙されて腹がたったこともあったし、自分が騙されたことに恥じらいを感じ
「もう、いい!」と言って、優稀一人残して部屋を出た。












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